秋分&乙女座新月&牡羊座満月の星模様(2026年9月11日~10月11日)

暦の上では、9月23日は秋分、10月8日は寒露です。本来ならば秋の気配が強く感じられる頃です。長雨や激しい気温の変化で体調を崩しやすくなっています。疲れを溜めないように気を付けましょう。

2026年9月11日~10月11日までの星模様です。

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秋分図

まずは、今年の秋分図(2026年9月23日午前9時05分、東京)を見てみます。

秋分図とは、太陽が天秤座に入った瞬間のチャートで、冬至までの約3か月間を示していると言われています。

春分を新月に例えるならば、秋分は満月。

秋分は成長の極点であり、その日を境に昼と夜の長さが逆転、夜の方が長くなります。つまり、「陽」よりも「陰」が強くなるのですね。

春分図を「種まき」とすると、秋分図は「実り・完成・刈入れ」を示しています。

今年の秋分図は、どのような「実り」を示しているでしょうか。

秋分図のポイント

次のポイントに注目しました。

  • 太陽、天王星、海王星、冥王星がカイトを形成
  • 木星(MC)と月(IC)がオポジション
    • 水星と土星のオポジションが調停
  • 金星が冥王星とスクエア、海王星・天王星とクインカンクス
  • 火星がキロンとスクエア
  • ミッド・ポイント

① 太陽、天王星、海王星、冥王星がカイトを形成

ここ数年続く四季図の「太陽と海王星のハードアスペクト」は、この秋分図にも表れています。

なので、この期間においても、引き続き、海王星が象徴する

「夢、理想、創造性、スピリチュアリズム、境界線の喪失、犠牲と救済、詐欺、お酒、薬物、海、水」*

などに関わるできごとが起こりやすいでしょう。

さらに、秋分図で際立つのは、海王星、天王星、冥王星の「小三角」に、「天秤座0度の太陽」が加わって、ダイナミックな「火と風」のカイトが形成されることです。

カイトを構成する風のグランドトラインは、外向きの推進力を示しています。

そして、カイトを引っ張るのは、太陽にオポジションの海王星です。

  • 新たな「夢や理想」に向かって(牡羊座海王星)
  • 思考や通信ツールの大改革をすすめて(双子座天王星)
  • 社会を変えるために個々人が権力に立ち向かう(水瓶座冥王星)

と言う感じでしょうか。

カイトの天体は、「火と風」のサインにあり、さらに、3-7-11-5という「コミュニケーション」と「表現」のハウスにあって、これらの動きを外に広げてぐいぐい推し進めるでしょう。

また、太陽は、議会や立法、国際的な協力などを示す11ハウスにあり、自国の利益のみでなく、他国のために何ができるかを話し合うのかもしれません。

*最近、睡眠研究で柳沢正史教授が「ラスカー賞」を受賞されましたが、海王星が象徴するものとして「睡眠」もあげられるでしょう。

余談ですが、、

昨年の秋分図でも「火と風」のカイトが形成されていました。

さらに、その前日の2025年9月22日には、乙女座29度で日食が起こっています。(こちらもカイトを形成)

今回の秋分図との相違点としては、土星が逆行して魚座を運行中でした。

「形にする」土星が、12サインの最後のサインである魚座にあって、ものごとは新たな始まりの前の「解体」の様相を呈していたと言えます。

実際には、10月4日に、高市氏が初の女性総裁に選出され、10月10日には、公明党が連合を離脱しています。終わりと始まりが混在していた感じですね。

この頃の選択が、その後、時代の波に乗れるかどうかを決めたと言えるかも。(中道改革連合は今も混沌が続いているような。。)

② 木星(MC)と月(IC)がオポジション

東京チャートでは、獅子座木星と水瓶座の月が、MC軸上でオポジションを形成、アセンダントにスクエアです。

月は水瓶座にあり、国民や世論の現状への反抗を示しています。また、月はIC(3ハウス側)にあり、人々は、農業や国土、自然災害、交通などに関心があるでしょう。

また、月は、MCの獅子座木星とオポジションで、政府や与党による国家予算や法律の扱い方に対して、強く抵抗しているかもしれません。膨張して君臨する王様(獅子座)と怒れる市民(水瓶座)の対立です。

月と木星のオポジションは、さらに、国民や世論を示すアセンダントにスクエアで、対立の強い緊張感が示されています。

水星と土星のオポジションが調停

月と木星のオポジションを、水星と土星のオポジションが調停し、ミスティック・レクタングルが形成されています。

これも、「火と風」サインで構成されていて、外に向かうコミュニケーションの強調と言えるでしょう。

牡羊座の土星が独断でゴリ押しするところを、天秤座の水星が各所の橋渡しをして、スムーズにことをすすめようとします。

人々の話をききながら、より現実的で偏りのない方法を模索して、王様と市民の間を取り持つ感じでしょうか。

ミスティックレクタングルは、オポジションの対立のエネルギーを、トラインやセクスタイルが和らげてポジティブに活用します。

なので、問題にぶつかっても、工夫して新しいものを生み出す力があると言われています。

③ 金星が冥王星とスクエア、海王星・天王星とクインカンクス

太陽(天秤座0度)のディスポジターは蠍座の金星です。

10天体のうち、8天体がHOT(火・風)で優勢ですが、蠍座の金星と蟹座の火星は水サインで、一見、目立たないかもしれません。(地サインは無し。)

ですが、金星は、秋分の太陽のディスポジターであり、小三角の天体(天・海・冥)とスクエアやクインカンクスを形成してつながっていて、重要な役割があるのかもしれません。

金星は、蠍座、12ハウスにあり、天秤座の外向けの対人関係ではなく、秘密裏のやりとりを示しているとも言えます。

もしかしたら、裏側で相当な圧力や調整があるのかも?!

④ 火星がキロンとスクエア

逆行して牡牛座から牡羊座に戻ったキロンに対して、蟹座の火星がスクエアを形成。(満月の頃正確にスクエア)

蟹座火星は「防衛」のために戦うモチベーションを示し、さらに、火星がルーラーである牡羊座(キロン)に対してスクエアで、緊張感が高まっています。

また、火星は、MCの木星に関連する9ハウスにあり、法律、宗教、教育などに関わる「防衛」に意欲があるのかもしれません。

あるいは、火星は、6ハウスのキロンとスクエアで、国民の健康を守るための法律に関わる論争が起こることも。

参考までに、火星とキロンが合を形成した頃を振り返ってみると、

5月17日頃、火星とキロンは牡羊座で合を形成しました。

その頃、WHOは、コンゴ民主共和国とウガンダでのエボラ出血熱の流行について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」と宣言しています。

その後、火星が蟹座に進んで、牡羊座29度のキロンとスクエアを形成します。

キロンは6ハウスにあり、公衆衛生に関して何らかの「守りの対策」を迫られるのかもしれません。

➄ ミッド・ポイント

次のミッドポイントに注目しました。

太陽=AC/MC(=海王星)

  • リーダーが国民と政府の間をとりもつ?

秋分図の太陽が位置するミッドポイントです。アセンダント軸やMC軸そのものと共に、「AC/MCのミッドポイント」もパワーポイントと言われています。

「個々の欲求」と「社会全体の規律」を統合させることに力を注ぐと言う感じでしょうか。

秋分図のまとめ

秋分~冬至までの3ヶ月間は、引き続き、夢や理想を実現するための変革のエネルギーが外に向かって発揮されるでしょう。そのためには、テクノロジーの発展を活用すると共に、一人ひとりが目覚める(体制に流されない)ことが必要です。

古くなった価値観や常識にしばられていないか、自分の限界を自分で決めていないか、無意識に見て見ぬふりをしていることはないか、、など、疑問を持つことをおそれない、面倒がらないことが大切でしょう。

そして、この期間はとくに、人と人、人と組織の「橋渡し」が重要になります。イニシアティブと協調性の両立、「一人は皆のために、皆は一人のために」の精神の発揮、「上」と「下」の分断を調停してつなぐなど、対立と調和が交錯する期間になるでしょう。

また、引き続き夢を持つこと、夢の実現にむけて情熱と労力を注ぐこと、新しいことにチャレンジするのを怖れないことも大切です!

・・・

次に、少し時間を戻して、新月について見てみます。

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乙女座の新月

2026年9月11日午後0時27分、乙女座19度(数え)での新月です。(東京で作成)

全体的な傾向

獅子座で各々がスポットライトを浴びる喜びを堪能したら、乙女座では自己分析をして改善点を実行します

乙女座(柔軟宮・土サイン)が象徴するのは・・・
有用無用/真偽の選別と排他、優先順位付け、批判、分析、観察力、(有用な)情報、完璧、厳格、几帳面、実用性、生産性、仕事能力、品質管理、奉仕、謙虚さ、心配性、工芸、技術の研鑽、改善への継続的努力、細部への集中、全体の流れを見失う、自己批判と過小評価、小腸、脾臓、など

新月からのメッセージ

乙女座の新月が伝えているのは、「丁寧に見直し、選び取り、整えていく力」です。

今月は、手つかずの課題や整理が追いついていない情報、そうした細部に目を向け、何が本当に必要で、何を手放すべきかを冷静に見極めてみましょう。完璧を求めすぎず、できるところから一つひとつ改善していく――そんな地道な積み重ねが、思った以上に大きな成果につながります。

ただし、乙女座らしい「排他的になりすぎる」傾向には注意が必要です。「役に立つ/立たない」で線を引きすぎると、そこに不公平感が生まれ、もっと開かれたやり方を、という声が上がってくるでしょう。選別は必要でも、そこに公正さと思いやりを添えることが大切です。

また、この時期はリーダーやまとめ役にあたる人が、周囲の様々な意見に耳を傾けながら発信していく姿勢が際立ちます。人と人とをつなぐパイプ役として、現場や足元から感じ取った直感的な気づきを、バランスの取れたわかりやすい言葉にして共有し、それを実際の改革の流れへと組み込んでいく――そんなダイナミックな動きが見られそう。

全体をまとめると、「緻密な計画」と「大胆なプレゼンテーション」という組合せが浮かんできます。乙女座の正確さや現実感覚が、社会の中で効果的に生かされる期間と言えそう。

個人的なレベルでは、何かへの強い愛着やこだわりが、痛みや葛藤として表面化しやすい時期でもあります。けれどそれは、深いところにある古い傷と向き合い、そこから自由になるための大切なプロセスです。手放すことで、かえって心が軽くなる経験があるかもしれません。

季節としては、少し涼しくなり夏の疲れが出るかもしれません。食事、睡眠、運動を見直し、生活のリズムを整えて気候の変化に対応しましょう。就寝の一時間前位に入浴してほどよく体を温めると、よく眠れるかもしれません。よい一月をお過ごしください!

★身体と心を整えるために取り入れている習慣は何ですか?

★秋分(9月23日)を過ぎると、太陽は、乙女座(下に向かう地サイン)から、天秤座(外に向かう風サイン)に移ります。主要なテーマは、「分析と取捨選択」から「他者とのつながり」に変わっていくでしょう。

新月チャートおよび一ヶ月間(次の新月まで)の主なポイント

次のポイントに注目しました。

  • 新月は9ハウスで起こり、火星とセクスタイル、冥王星と135度
  • 乙女座のルーラー水星がMCに合、海王星がICに合
    • 水星、天王星、海王星、冥王星がカイトを形成
  • 土星に対して木星がトライン
  • 金星、冥王星、キロンがTスクエア
  • 火星が蟹座から獅子座に入る
  • 天体の逆行
  • 天体の食度数の通過
  • ミッド・ポイント
  • 新月のサビアン「水泳競争」

① 新月は9ハウスで起こり、火星とセクスタイル、冥王星と135度

乙女座の新月は、9ハウスで起こります。

乙女座が示す、物・情報の整理、環境のメンテナンス、生活習慣の見直しなど、問題点や課題をピックアップして現状を改善します。

あるいは、9ハウスが示す「法律、宗教、高等教育、海外との取引」などに関して、状況を分析・選別し、優先順位をつけて、改善のための計画を立てます。

そして、きめ細やかに、着実に、目標を実行します。

また、新月は8ハウスの蟹座火星とセクスタイルを形成。

蟹座火星が示す、「守る」「育てる」というモチベーションに後押しされて、国民のお金(8ハウス)がそれらの計画に順当に充てられるのでしょう。

ただし、蟹座の火星に対して牡羊座土星がスクエアで、そこに制限や停止が入る傾向を示しています。正確なスクエアはすでに過ぎていますが、まだ余韻が残っているでしょう。

また、土星は、8ハウスの獅子座ど真ん中の木星にトラインを形成し、膨張し過ぎた国の借金を減らす方向に調整しているかもしれません。

乙女座新月が示す仕事の遂行に関しては、お金や資源の制限や課題があると考えられます。

さらに、新月は、冥王星と135度を形成し、乙女座の排他的な政策に対して、もっと平等にという批判的な圧力もかかりそう。

② 乙女座のルーラー水星がMCに合、海王星がICに合

新月図では、乙女座のルーラー水星が際立っています。

  • MCに合
  • 天王星、海王星、冥王星(時代の小三角)とともにカイトを形成
  • 牡羊ポイントにある

水星は天秤座にあり、思考、判断、学び、コミュニケーションなどに関して、「バランス感覚」「社交性」「公正さ」を備えています。

その水星がMCに合を形成し、国のリーダーや政府が発信する際に、様々な意見をとりいれる姿勢が目立つでしょう。

「他者に向けて開かれたコミュニケーター」「時代が求める人と人とつなぐパイプ役」という感じ。

そして、それらの公正な発信・やりとりは、最近の世の中の勢いある流れを、さらに潤滑にすると考えられます。

水星、天王星、海王星、冥王星がカイトを形成

また、MCの水星、ICの海王星、2ハウスの冥王星、6ハウスの天王星がカイトを形成。カイトの軸が東京チャートのMC軸に重なっています。

つまり、この期間、日本の社会は時代の変革の波に方向を合わせていて、その大波に乗ろうとしているのでしょう。

ICの海王星は、国土、農業、環境、自然災害など基盤の状況から、私たちが感じ取れるものはなにか、今必要なことはなにか、直感や感性を働かせる必要があります。

そして、そこから吸い上げられた情報を、リーダーは客観的でバランスのとれたメッセージとして発信し、改善点を「改革の流れ」の中に組み込み、ダイナミックに動かします。

海王星は「水」や「氷」、「海」なども表し、ICにあって、引き続き水害などの可能性もあるかもしれません。。

今月は、乙女座の「細かい実務能力」と天秤座の「他者への開示とフィードバック」を融合させると良さそう。

◆今年の春分図では、IC(魚座29度)に、太陽(牡羊座0度)、海王星(牡羊座1度)、土星(牡羊座4度)が合を形成。牡羊座の金星と月も4ハウスにありました。このところの水難とリンクしているかもしれません。

③ 土星に対して木星がトライン

(先月の獅子座日食の記事より引用)

9月1日に、木星と土星はトラインを形成しました(獅子座-牡羊座13度)。

木星と土星の会合周期は約20年。

前回、木星と土星が重なったのは、2020年12月、水瓶座0度での合でした。「風の時代」とブームになりましたね。

木星と土星は、その時代が持つ倫理観や善意、あるべき姿(木星)に合わせたルール作り(土星)を示していると考えます。

時代の雰囲気が先にあって、追いかけるようにルールが制定される、という感じでしょうか。

なので、木星と土星のペアは、現実社会の在り方、枠組みを決定づけていると思われます。(木星がソフト面で土星がハード面のような?)

20年周期なので、

  • 約5年毎にスクエア(1/4)→オポジション(2/4)→スクエア(3/4)→合(4/4)
  • 約7年毎にトライン(1/3)→トライン(2/3)→合(3/3)

を形成します。

スクエアのサイクルは、緊張感のある節目であり、ダメ出しや見直しがなされるかもしれません。個人的には「起承転結」のイメージがあります。

それに対して、トラインのサイクルは、ポジティブで楽観的な感じ、例えば「ホップ・ステップ・ジャンプ」というイメージでしょうか。

今回は、合(風サイン)を形成後、最初のトライン(火サイン)なので、イケイケな感じがありますね。

次々に、どんどん、ルールを決めていく流れがあるかもしれません。

*木星は逆行して、2027年4月と7月に、再び土星とトラインを形成します。(獅子座-牡羊座17度、27度)それまで、同じテーマについて検討する可能性。

④ 金星、冥王星、キロンがTスクエア

新月の前日、金星は蠍座に入り、すぐに牡牛座のキロンとオポジション、水瓶座の冥王星とスクエアを形成。

牡牛座と蠍座は、それぞれ、物質的、感情的な執着を表しています。

そして、金星とキロンは、サインを代表する「0度」にあります。つまり、物や人に対する「欲」「執着」「愛着」、そして、そこから生じる「痛み」などが、社会のなかで表現されるのかもしれません。

スクエアを形成する水瓶座の冥王星は、執着からの離脱、自立を促すのでしょう。

あるいは、キロンは、傷を負った癒し手と言われていますが、蠍座金星が示す「深淵なる愛情」と水瓶座冥王星が示す「死と再生」により、心の奥深くの傷からの「解放」そして「変容」を体験するのかもしれません。

➄ 火星が蟹座から獅子座に入る

火星が獅子座に入ると、「守る、育てる、団結する」ための戦いから、「認められる、トップに立つ」ための戦いへと様相が変化するでしょう。

火星は、獅子座に入る前後、次々と重要な天体群とアスペクトを形成します。

9月終わり~10月上旬、緊張と調停のアスペクトが入り混じり、天秤座太陽が示す「人間関係が引き起こす課題」「平和が強く叫ばれる状況」が強調されるでしょう。

天秤座は人間関係のトラブルがあったときこそ、その真価、人と人とをつなぐ活動力を発揮すると言えるかもしれません。

火星のアスペクトについては、満月の項を参照。

⑥ 天体の逆行

  • 冥王星が逆行中(5月7日~10月16日、水瓶座5度→3度)
  • 海王星が逆行中(7月7日~12月13日、牡羊座4度→1度)
  • 土星が逆行中(7月27日~12月11日、牡羊座14度→7度)
  • 9月11日、天王星が逆行(~2027年2月8日、双子座5度→1度)
  • 10月2日、金星が逆行(~11月4日、蠍座8度→天秤座22度)

天体自体が逆行するわけではないですが、「見かけ上」の動きが人間の判断やものごとの流れに大きな影響を与えることが考えられます。プロジェクトが停滞したり、やり直しが必要になったりする可能性があります。見えないところで準備する期間とも言えるかも。

どの天体も、特に、逆行/順行に転じるタイミング(留)は要注目です。留となる度数、天体が強調され、その配置が象徴する重要なできごとが起こりやすいでしょう。ものごとの方向性の変化・進展が「表面化する」タイミングとも言えそう。

水星逆行中は、人為的ミスや通信機器の障害、電車の遅延などが起こりやすいと言われています。また、順行に戻るタイミングで、逆行中に検討されたことが「発表」されることもあります。

◆特に海王星や冥王星は動きが遅いので、出生図において、「牡羊座4~1度」「水瓶座5~3度」前後に合またはハードアスペクトを形成する天体や軸がある場合は、大きな影響を受ける可能性が高いでしょう。

⑦ 天体の食度数の通過

この期間は、木星、土星、海王星が食度数を通過します。

・木星は、9月23日~10月22日前後、食度数「獅子座20度」に合を形成。

食度数を木星が通過すると、良くも悪くもものごとを拡大する傾向があります。

・土星は、この期間を通して、食度数「牡羊座9度、天秤座10度」に合/オポジションを形成。

食度数を土星が通過すると、課題の成熟や解決の機会が訪れると言われています。

・海王星は、9月26日頃まで、食度数「天秤座5度」にオポジションを形成。

食度数を海王星が通過するときは、ものごとに霧がかかり、現実と想像の区別がつかなくなる可能性があります。嘘や裏切り、秘密の敵の存在などに要注意。

⑧ ミッド・ポイント

次のミッド・ポイントに注目しました。

水星=太陽/土星=月/土星(=AP)

  • 慎重で成熟した考察
  • 重大な決断
  • うつ状態の可能性
  • 物事を捉える新たな視点の模索

新月と、そのルーラーである水星が関わるミッドポイント。コミュニケーションにおいて慎重さと忍耐が必要になりそう。牡羊座の土星が重要な役割を果たしています。

⑨ 新月のサビアン

乙女座19度(数え)のサビアンは…「水泳競争」

水の中、無意識の領域で、夢見る力を競い合うのかもしれません。より上手に泳ぐ、つまり、より上手に夢をみるには、水と一体化して抵抗をなくすことが重要です。いかにして一体化するのか、繊細な工夫をこらして、誰かと競い合うように技術を磨きます。

オポジションの度数である魚座19度(数え)のサビアンは「弟子を指導する巨匠」。より高いところを目指してひたすら練磨した結果、おそらく精神面において人を指導できるまでに熟達します。このオポジションは、個人的な無意識面での鍛練と、全体の中での個人という対比を示しているのでしょう。

・・・

では、次に満月を見てみましょう。

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牡羊座の満月

2026年9月27日午前1時49分、牡羊座4度(数え)での満月です。

満月について

新月は「種まき」、満月は「収穫」と言われています。

新月で、月は太陽からエネルギーを受け取り、満月に向けてそれを形にし、実現させていきます。そして、満月から次の新月にかけて、月のエネルギーは空っぽになっていきます。

また、呼吸のサイクルで言うと、新月の瞬間から息を吸い込み始め、満ちた頂点である満月の瞬間に呼気に切り替えて新月に向けて吐き出しきる、とも喩えられます。

新月は「始まり」、満月は「完成と解放」。そのようなイメージで一か月を過ごしてみると、新月~満月の変化と「切り替えポイント」を体感できるでしょう。

満月チャートのポイント

今年の「中秋の名月」は9月25日で、満月(27日)は2日ずれます。*

中秋の名月とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のこと。日本では中秋の名月は農業の行事と結びつき「芋名月」などとも呼ばれるそうです。

(*月の公転軌道が楕円であることで、実際の満月の日にちがずれる年もあるそうです。参考:国立天文台のHP)

今回の満月では、牡羊座が示す新たな始まり、パイオニア、競争、迅速な決断、正直さ、スピード感などがテーマになりそう。

また、牡羊座は「火の活動サイン」。純粋な情熱やひらめきにより、「とにかくこれをやってみたい!」という思いを行動にうつします。イニシアティブの塊と言えるでしょう。

未熟さや無謀さがあるかもしれませんが、なにごとも最初の一歩が肝心。直感に従って行動を起こしてみましょう。

満月チャートについて、次のポイントに注目しました。

  • 9ハウスの満月を軸に、天王星、海王星、冥王星がカイトを形成
  • 水星、火星、冥王星、キロンがグランドクロスを形成
  • 木星がアセンダントに、金星がICに合
  • ミッド・ポイント
  • 満月のサビアンは「隔離された歩道を歩く2人の恋人」

① 9ハウスの満月を軸に、天王星、海王星、冥王星がカイトを形成

小三角の頂点である海王星の上で満月が起こり、カイトが形成されています。

時代の小三角*の焦点に、満月がピタリとダイヤルを合わせている感じでしょうか。

とてもピントの合った満月と言えるでしょう。

カイトの生産性や推進力を方向付けるのは小三角の頂点である海王星です。

なので、海王星が示す集合無意識の領域から、沢山のインスピレーションが降りてくることが考えられます。そして、多くの人が新しいことを始めたくなるでしょう。

満月は9ハウスを照らし、法律、宗教、学問、教育、海外との取引などの分野において、新しいアイデアに従い、イニシアティブをとって行動することが考えられます。

*時代の小三角について考えてみると、水瓶座の冥王星と双子座の天王星のトラインは、コミュニケーションにおけるテクノロジーの革命を示し、そのミッドポイントで、小三角の頂点にある牡羊座海王星は、「新しい意識の誕生」と言えるかもしれません。

技術革新が意識を生む、新たな意識が技術を飛躍的に進化させる、どちらも言えるのかも?!

自分も含めて一般の人々の理解を超えた、全く新しい世界がすぐそこにあるのかもしれません。。

★追記:海王星に焦点を合わせた満月に火星がトラインを形成。特に10月に入って、サイバー攻撃が激増していることを示しているかもしれません。海王星は境界線を溶かし、火星は防衛を突破します。

② 水星、火星、冥王星、キロンがグランドクロスを形成

火星は、満月が起こる牡羊座のルーラーで、さらに、月とミューチュアルレセプションで重要と考えられます。

満月当日に、火星とキロンがスクエアを形成(蟹-牡羊座29度)。サインの最後の度数で緊張感が高まります。

その後、9月28日に、火星が獅子座に入るとすぐに、

  • 10月2日、火星が水星とスクエア(獅子-蠍座2度)
  • 10月3日、水星が冥王星とスクエア(蠍-水瓶座3度)
  • 10月3日、火星が冥王星とオポジション(獅子-水瓶座3度)

を次々と形成します。

なので、9月27日~10月3日前後は、水星、火星、冥王星、キロンの割とタイトなグランドクロスが形成されます。

この期間は特に、言葉と力による攻撃の緊張が極度に高まるかもしれません。牡羊座の最後の度数にあるキロンは、争いによる傷という意味が強調されるかも?

ですが、同時に、火星と冥王星のオポジションを天王星と海王星が調停します。

  • 10月3日、火星が海王星とトライン(獅子-牡羊座2度)
  • 10月7日、火星が天王星とセクスタイル(獅子-双子座5度)

つまり、火星、天王星、海王星、冥王星がクレイドル(ゆりかご)を形成します。ピンチを切り抜けて成長するという感じでしょうか。

全体としては、時代の小三角に、獅子座の火星と蠍座の水星が参画して様々なアスペクトを形成し、思考、発言、行動力、モチベーションが大きな刺激を受けて活性化すると言えます。

満月の一週間後は、論争が争いに発展しかねない、緊張と調停が入り混じった状態が続きそう。

③ 木星がアセンダントに合、金星がICに合

東京チャートでは、獅子座の木星がアセンダントに合を形成し、国民の関心は、法律、思想、高等教育、あるいは、国のお金、にあると考えられます。

木星は、9ハウスの土星とトラインを形成し*、上記の関心事に対して「形にする」「法律を制定する」ことが望まれていると言えるでしょう。

そして、満月(太陽と月)も、3-9ハウスに「走り込んで」いて、上記の関心事と共鳴しています。

さらに、満月と木星は、45度/135度をタイトに形成し、アセンダントの木星が満月のテーマに強く関わっていることが示されています。

この満月では、特に日本において、3-9ハウスが示す、具体的、抽象的な「思考の擦り合わせ」が重複して強調されていると言えるでしょう。

例えば、時代に合った、よりよい社会のために必要なルールを、皆で議論を重ねて作成するなど、理想を言葉にして共有するという感じでしょうか。

*木星は逆行して、2027年4月と7月に、再び土星とトラインを形成します。(獅子座-牡羊座17度、27度)それまで、同じテーマについて検討する可能性。

蠍座の金星は、ICに合を形成しています。

IC(国土、環境)の金星は、冥王星とのスクエアから少し離れつつあります。

なので、この満月から2週間は、国土、農業、自然災害などは落ち着いているのかもしれません?

どちらかと言うと、水面下での人間関係の動きがありそう。

そして、金星は10月2日~11月14日まで逆行し(蠍座8度→天秤座22度)、

その間、10月中旬頃には、再び、火星、天王星、冥王星、海王星と、スクエアやクインカンクスのアスペクトを形成していきます。

さらに、その後順行に転じた金星は、12月上旬頃、再び同様のアスペクトを形成します。

金星は、主に人間関係やお金を表しています。

なので、10月中旬頃と12月上旬頃は、もしかしたら一つの流れとして、人間関係の腹の探り合いや人脈作りのための策略が繰り広げられるかもしれません。

そして、12月上旬には、それらが「決着」するのかも?

④ ミッド・ポイント

次のミッドポイントに注目しました。

金星=土星/天王星

  • 革新と伝統の間の葛藤
  • 新旧の対立

太陽のルーラー金星が位置するミッドポイントです。MC=土星/天王星も成立しています。

金星は蠍座、ICにあり、静かに、水面下で交渉が行われるのでしょう。体制を刷新するかどうかのせめぎ合いかもしれません。

➄ 満月のサビアン

牡羊座4度(数え)のサビアンは…「隔離された歩道を歩く2人の恋人」

無意識からのインスピレーションに従って、ここまで一人で突き進んできましたが、そろそろ、言葉を交わし助け合う「他者」が必要になります。直感に従って理想に向かって2人で没頭するでしょう。2人で1人、誰も邪魔をすることはできません。

オポジションの天秤座4度(数え)のサビアンは「キャンプファイヤーを囲むグループ」。牡羊座4度では、2人だけでモチベーションを高めていきますが、天秤座4度では、皆で火を囲んで輪を広げていきます。上昇か、拡散か、の対比があるでしょう。

まとめ~乙女座新月と牡羊座満月~

乙女座と牡羊座は150度で、少し調整が必要な関係です。

乙女座新月では、集めた情報をフィルターに通して分析・整理し、データとして活用します。それは大きな目標の中で切り分けられたミッションであり、実際の有益な成果として現れるでしょう。

牡羊座満月では、理屈であれこれと考えるのではなく、ピンときたことを行動にうつします。個の力、機動力、創造性、モチベーションによるリーダーシップなどに焦点があたるでしょう。自分の中の原初的な欲求に注目してみましょう。

乙女座から牡羊座への流れは、取捨選択された最重要のミッションについて、イニシアティブをとり皆を率いて実行します。計画内容については精査済みなので、あとは情熱とやる気があれば、目標は達成されるでしょう。

★スタートに向けてじっくり考えた作戦とは?

全体の動き ~月のアスペクトと主要な天体配置~

乙女座新月(9月11日)~天秤座新月(10月11日)までの全体の動きをまとめてみました。

月が緊張のアスペクトを形成するときを赤字で、サポート的なアスペクトを形成するときを青字で、混在しているときは緑字で記入しています。また、その他緊張感のある期間には赤線を引いてあります。

月が出来事や感情の引き金となることについて検証してみてはいかがでしょうか。

・・・

★土星はこの期間を通して、食度数「牡羊座9度、天秤座10度」に合/オポジションを形成

★海王星は、9月26日頃まで、食度数「天秤座5度」にオポジションを形成

◆9月11日、天王星が逆行へ(~2027年2月8日、双子座5度→1度)
◆9月11日、水星が乙女座から天秤座に入る
◆9月11日、金星が天秤座から蠍座に入る
【9月11日、新月(乙女座19度、数え)】・・・種まき
・9月11日、金星-キロン(オポジション)

・9月12日、天秤座の月・水星-天王星-海王星-冥王星(カイト)

・9月13日、水星-冥王星(トライン、天秤-水瓶3度)
・9月13日、水星-海王星(オポジション、天秤-牡羊3度
・9月13日、天秤座の月-土星(オポジション)

・9月14日、水星-天王星(トライン、天秤-双子5度)
・9月14日、蠍座の月・金星-冥王星-キロン(Tスクエア)

・9月16日、金星-冥王星(スクエア、蠍-水瓶3度)

・9月17日、射手座の月-天王星(オポジション)
・9月17日、金星-天王星-海王星(YOD)

・9月18日、水星-土星(オポジション、天秤-牡羊12度)
・9月18日、射手座の月-木星-土星(Gトライン)

【9月19日、上弦の月(射手座26度、数え)】・・・発展
・9月19日、射手座の月-リリス(合)

・9月20日、山羊座の月-水星-土星(Tスクエア)

・9月21日、山羊座の月・ジュノー-太陽(トライン)

・9月22日、水瓶座の月・冥王星-天王星-海王星-乙女座太陽(カイト)

【9月23日、太陽が天秤座へ】
・9月23日、水瓶座の月-木星(オポジション)

★木星が、9月23日~10月22日前後、食度数「獅子座20度」に合

・9月24日、水瓶座の月-ノースノード(合)

・9月25日~27日頃、天王星-海王星-冥王星-太陽(カイト)
・9月26日、太陽-海王星(オポジション、天秤-牡羊2度)
・9月26日、太陽-冥王星(トライン、天秤-水瓶3度)

【9月27日、満月(牡羊座4度、数え)】・・・収穫
・9月27日、牡羊座の月・海王星-天王星-冥王星-太陽(カイト)

◆9月28日、火星が蟹座から獅子座に入る

・9月29日、太陽-天王星(トライン、天秤-双子5度)
・9月29日、牡牛座の月-金星-火星-冥王星(Gクロス)

◆9月30日、水星が天秤座から蠍座に入る

・10月1日、双子座の月・天王星-海王星-冥王星-太陽(カイト)

・10月1日~7日頃、水星・金星-火星-冥王星(Tスクエア)

・10月2日、水星-火星(スクエア、蠍-獅子2度)
◆10月2日、金星が逆行へ(~11月14日、蠍8度→天秤22度)

・10月3日、水星-冥王星(スクエア、蠍-水瓶3度)
・10月3日、火星-海王星(トライン、獅子-牡羊2度)
・10月3日、火星-冥王星(オポジション、獅子-水瓶3度)
【10月3日、下弦の月(蟹座11度、数え)】・・・成熟・衰退

・10月4日、太陽-土星(オポジション、天秤-牡羊11度)

・10月5日、獅子座の月・火星-水星・金星-冥王星(Tスクエア)

・10月6日、獅子座の月-木星(合)

・10月7日、水星-金星(合、蠍8度)
・10月7日、火星-天王星(セクスタイル)
・10月7日、獅子座の月-サウスノード(合)

・10月9日~10日頃、天秤座の月-火星-天王星-海王星-冥王星(ホームベース)

【10月11日、新月(天秤座18度、数え)】・・・種まき

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後記:
9月9日、睡眠研究の第一人者、柳沢正史教授が、米国で最も権威のある医学賞「ラスカー賞」の受賞が発表されました。wikiの情報をもとにチャートを拝見すると、なるほど、太陽と水星が双子座、太陽は乙女座冥王星とスクエア。そして、太陽と冥王星のミッドポイントに、山羊座土星、少し離れて山羊座木星もありました。やりたいことをコツコツと研究し続け、一つの世界観、ゆるぎない結果を出すと言う感じですね~。そして、太陽は双子座3~4度、冥王星は乙女座3度、木星は山羊座1度で、現在の小三角(天・海・冥)としっかりリンクしています。で、なぜ睡眠基礎研究だったのか?出生時間の情報は不明なのでよくわかりませんが、、一つ言えるのは、金星が牡牛座26度、月が牡牛座29度(12時生まれとして)であるなら、「人々の快適な暮らしを維持したい」という欲求が根底にあるのかもしれません。睡眠障害は日々の生活の質が下がり、とても辛いものです。快適な睡眠という、最も生活に根差した分野、そして、殆ど研究されていない分野(牡羊座の火星)に情熱が向かったのかな、と想像しました。

参考記事:
2026年の星模様~占星術で読んでみる~
土星とノードの合(2025年4月)~日食・月食と土星の通過~
土星や冥王星のサイン移動が示す 人生の試練と変化

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