2023年(1月~12月)の星模様

2023年はどのような年になるのか、西洋占星術の観点から予測してみました。世の中の動きについて、少しでも参考になれば幸いです!

関連記事:2023年の星模様②~天体の会合サイクル~

2023年の天体の動き

まずは、火星以遠の天体、ノード、そしてキロンについて今年の動きをチェックしてみました。

2023年の天体配置(チャート)

参考までに、一年間の天体の動きをチャート上にまとめてみました。

活動サイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)は、不動サイン(牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座)は、柔軟サイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)はで色分けしてあります。

黄色のぼかし部分は、今年、日食・月食が起こる範囲です。

一年間の大まかなポイント

今年の注目ポイントをあげてみました。

① 土星が魚座へ、冥王星が一旦水瓶座へ

3月~6月上旬頃は、木星や土星、冥王星のサイン移動があり、さらにノースノードが木星と合を形成するなど、社会的な変動が多くの人々を巻き込んで拡大していくことが考えられます。

特に3月は、土星が水瓶座を抜けて魚座に入ったあと、冥王星が水瓶座に入り、解放と緊張が入り混じったような複雑な状況になりそう。

冥王星のサイン移動の際には、社会が根底から覆されるような変化の可能性があります。例えば、15年前、射手座から山羊座への移動のときには、リーマンショックがありました。

冥王星が完全に水瓶座に入るのは2024年11月下旬になるので、今年の3月下旬~6月上旬は、水瓶座の冥王星時代(約20年間)の前ぶれと言えるでしょう。

② サインの29度と0度

各サインの29度(数え30度)はサインを総まとめして吐き出す度数であり、0度(数え1度)はサインそのものの特質を強烈に打ち出す度数とのこと(by松村先生)。

ということは、今年は冥王星の移動により、「山羊座の総決算」「これぞ水瓶座」的なイベントを私たちは体験するのかもしれません。

とくに、水瓶座の0度は、2019年1月に皆既月食、2020年12月には木星と土星のグレート・コンジャンクションがあって、とても際立っていす。

例えば、

  • 問題を抱えた構築物や大組織が崩壊する
  • 新しい価値観やアイデアによる未来の地平線がちらりと見えてくる(実現はもっと先?)
  • 誰もが情報にアクセスし発信できる「情報の民主化」
  • イノベーション/リノベーションが、水面下でじわじわと、ときに爆発的に起こる

という感じでしょうか。

ターニング・ポイントであることが容易に予測できますね。

ですが、冥王星が具体的に何をもたらすかは「想像を超える」としか言えないのでしょう。。

③ 土と水サインのソフトアスペクト

・3月上旬には、土星は、海王星が運行中の魚座に入る
・5月中旬には、木星は、天王星が運行中の牡牛座に入る

水と土のセクスタイルを形成して、夢を実現するための(魚座)土台・器が建築される(牡牛座)でしょう。

楽観的でポジティブ(木星と天王星)な反面、人を信じすぎて、騙されて全てが泡になる(土星と海王星)、という可能性も。

・6月中旬には、冥王星が山羊座に戻り、土と水の小三角(セクスタイルとトライン)となります。

比較的落ち着いた状況とも考えられますが、山羊座の終わりを運行する冥王星は、穏やかとは言えないかもしれません。。

木星以遠の天体の動き

以下、木星から順番に天体の動きを見ていきます。(火星については後述します。)

木星

木星は、公転周期が約12年で、その年の雰囲気やトレンドを表し、よくも悪くもものごとを拡張させます。チャンスや前進、寛容さも表します。

木星は、5月17日に牡羊座から牡牛座へ移ります(2024年5月24日まで牡牛座を運行)

牡羊座は、スタート、チャレンジ、リーダーシップ、行動力などを示し、お店でいうと、グランド/リニューアル・オープンのエネルギーです。「認めて欲しい」という承認欲求が強くなるかもしれません。

・そして、牡牛座は、「維持」であり、スタートしたことを継続し、軌道に乗せて収入を増やすことに関心が向かうでしょう。

注目ポイントは、木星が牡牛座に入ると同時に、水瓶座の冥王星とスクエアを形成することです。

牡牛座の木星は物質的な豊かさの象徴ですが、それを、精神性を表す水瓶座冥王星がひっくり返す感じでしょうか。

価値観の抜本的な変化、あるいは「お金 vs ビジョン」、「所有 vs 手放す」などの選択を迫られるのかもしれません。

「ゴミの中に価値を見出す」「今あるものの価値をアイデアによって何倍にも増やす」など、豊かさの常識が覆されるのかもしれません。

いずれにしても、牡牛座には天王星も入っており、何らかの「思いがけない変化」がありそう。

また、5月以降は、牡牛座が示す「五感」「からだ」「自然とのつながり」「美・アート」などの分野の可能性が大きく広がるでしょう。

土星

土星は、公転周期が約29年で、権威、制限、障害、コントロール、そしてものごとの実現や成熟を表します。また、欠点や不足をチェックする定期点検の天体でもあります。

土星は、3月7日に水瓶座から魚座に入ります。

(その後、2025年5月~9月に一旦牡羊座に入り、2026年2月まで魚座を運行します。)

土星が水瓶座にある3月7日頃までは、水瓶座が示す「自由、平等、独立」など人権への「制限」に対して、激しい抵抗が続くかもしれません。

あるいは、水瓶座が示す「未来的な社会」を実現するための問題点が、怒涛のごとく噴き出すのかもしれません。

そして、3月7日、土星が魚座に入ると、「理想の実現」を目指す動きが高まり、制限への抵抗は少し穏やかな感じになりそう。

慈悲、夢、犠牲心、救済、受容性、感受性、芸術性などが、苦難の中でより成熟した形で表現されるでしょう。

それは精神的な鍛練であり、大きな感動を呼ぶのでしょう。

ちなみに、前回土星が魚座にあった1994年には、ネルソンマンデラが南アフリカ初の全人種参加選挙で、黒人初の大統領となり、理想の実現のためには死をも恐れませんでした。

また、その前の土星魚座期である1964年には、キング牧師がノーベル平和賞を受賞しました。(1963年に行われた、”I have a dream”として知られるスピーチは世の中に大きな影響を与えました。)

ただし、アルコール、薬、お酒、妄想、詐欺、依存症など、魚座に関連する問題点が浮き彫りになるかもしれません。

個人的には、魚座の土星の象徴として、「せっせと作りあげた美しい砂のお城が、思いがけず打ち寄せた大波により崩される・・ひと時の夢」とか、「霧の中にぼんやりと見えていた王子さまは、霧が晴れるとお隣の次郎くんだった・・夢と現実の統合?」とかのイメージもあります。

天王星

天王星は、公転周期が約84年で、自由、独立、解放、突然の変化、発明などを表します。

天王星は、昨年に引き続き牡牛座にあります。

(その後、2025年7月~11月に一旦双子座へ、2026年4月まで牡牛座を運行します。)

お金や収入、食べ物、からだ、ものの価値、所有することの「平等性」などに関する改革や発明、それらを具体的な形にすること、を示しています。

天王星のお家サインは水瓶座ですが、3月24日~6月11日に、冥王星が一旦水瓶座に入ることで、改革のエネルギーが増大・スピードアップすると考えられます。

さらに、(上にも書きましたが、)5月17日には木星が牡牛座に入ってくると同時に冥王星とスクエアを形成し、「ものの価値」に関する変化が爆発的に加速・拡大しそう。

海王星

海王星は、公転周期が約165年で、夢、ビジョン、幻想、創造性、救済、困惑、喪失などを表します。

海王星は、お家サインである魚座にあります。

(その後、2025年3月~10月に一旦牡羊座に入り、2026年1月まで魚座を運行します。)

海王星は、約3年間、土星と一緒に魚座と牡羊座を行き来し、2025年7月頃にニアミス2026年2月に牡羊座0度でコンジャンクションを形成します。

(ちなみに、2025年7月に天王星が(一旦)双子座に移動し、その後牡牛座に戻って、2026年4月に完全に双子座に入ります。土星・海王星の動きと同調しているように見えるのが興味深いです。)

魚座の海王星は、「スピリチュアリズム」「夢」「幻想」「信仰」「音楽やダンスなどのアート」や、「自他の境界線を越えた他者への共感」などを示しています。

そこに、土星の「制限」や「具現化」が加わり、夢の実現創造的な活動弱者への犠牲的で献身的な救済・サポートなどが、多くのシーンで見られるでしょう。

あるいは、それらの活動が特に必要とされるということでしょう。

「形を作る土星」と「形を溶かす海王星」が、全てを飲み込む混沌の魚座から、新しい始まりである牡羊座へと一緒に運行していく3年間は、要注目!と言えるでしょう。

冥王星

冥王星は、公転周期が約248年で、変容、力、死と再生、価値の根本的改革などを表します。一番遠くにあり公転周期も長いため、その分影響も深く強くなります。

冥王星は、3月24日~6月11日に一旦水瓶座に入ります。

(その後山羊座に戻り、2024年1月21日~9月2日に再び水瓶座へ、11月20日に完全に水瓶座に入り、約20年間滞在します。)

2023年、冥王星は山羊座と水瓶座を行き来し、社会制度や組織の「破壊と再生」がさらにすすむでしょう。

とくに、3月下旬~6月上旬のできごとは、冥王星が完全に水瓶座入りする2024年11月以降の予告?と言えそう。(冥王星は水瓶座に約20年間滞在。)

山羊座と水瓶座はともに「社会」を表すサインですが、山羊座は「権威の構築」、水瓶座は「権威(山羊座)に対する市民の反抗」を示していて、権威の力が強ければ強いほど、自由・解放を求めて抵抗します。

また、水瓶座は「宇宙」「科学」など未来的なもの、冥王星は「外宇宙からの影響」を表し、現在の私たちの想像を超える何かを世の中にもたらすと考えられます。

(ちなみに、前回の冥王星の水瓶座入りの頃はアメリカの独立戦争があり、その後フランス革命が起こりました。)

冥王星は生まれ変わりを示し、今後20年の間に、水瓶座が象徴するものごとである「人権」「自由」「平等」はじめ、「人間の在り方」について、全く違う「考え方(思想)」が主流になっていくのでしょう。

世界の様子が「一皮むける」という感じでしょうか。

★冥王星は蠍座のルーラーであり、蠍座と水瓶座はスクエア、そして、天王星は水瓶座のルーラーであり、水瓶座と牡牛座(現在天王星が運行中)もスクエアです。

なので、天王星と冥王星はともに、自分のお家とスクエア(緊張)の位置となり、様々な問題点や困難、矛盾を解決していく必要が生じるのでしょう。

その他・・・ノード、キロンの動き

ノードとキロンについてもチェックしてみました。

ノード

ノードは人やものごとの縁の結び目であり、ノードがあるサインは多くの人々が巻き込まれるできごとを示していると考えられます。

・7月中旬までは、ノードは牡牛座-蠍座にあります。

お金への欲望や支配的な人間関係は、極限に達したあとに何らかの報いや悟りをもたらすのかもしれません。

・7月中旬以降は、ノードは牡羊座-天秤座に移ります。

争い、パートナーシップ、平和などについて、新しい方向性が生まれるかもしれません。

キロン

キロンは、土星と天王星の間を楕円の軌道を描いて、約50年で元の位置に戻ります。

キロンは、牡羊座を運行中です。

2018年5月に牡羊座へ、その後魚座に戻り、2019年2月に完全に牡羊座に入りました。)

キロンは、

  • 土星(具現化、保存)と天王星(変化、旧構造の破壊)という、ある意味真反対の働きをする天体の橋渡し
  • 障害や身体的弱点、心理的な傷、死を意識すること、大きな災害

などに関わると言われています。

キロンは、私たちが見たくないものを見、自身の傷を理解することで「変化」していくためのサポートをしてくれるのかもしれません。

言い換えると、今の自分を超えるには、自己を守る「枠(土星)」を破らねばならず、キロンはその修復をしてくれるのかもしれません。

牡羊座のキロンは、死との向き合い方、障害や心の傷、あるいは脳(頭部)の治療に関わる新しい方法が世の中に出てくるとも考えられます。

2023年2月~4月には、キロンは木星と合を形成し、「癒し」「治療」の動きが急速に拡大していくかも。

・・・

2023年は、社会の「スクラップ&ビルド」の兆しが見られるでしょう。

私たちは、想像を超える変化を柔軟に受け入れて、人間の持つ可能性(感性、知性、体力)を開発し、何よりも、あらゆる存在たち(AIも含む)とのネットワークの中で、お互いを生かし合う必要があるのでしょう。

日食・月食からの考察

日食・月食は、「偏り」や「不均衡」の場所を浮き彫りにし、しばしばそのサインが示す物事の方向性の大きな変化を示すと言われています。

今年は【牡羊座-天秤座】での日食と【牡牛座-蠍座】での月食が起こります。

2023年の日食・月食は以下の通り。

  • 4月20日、金環皆既日食(牡羊座29度)…冥王星とスクエア
  • 5月6日、半影月食(蠍座14度)
  • 10月15日、金環日食(天秤座21度)
  • 10月29日、部分月食(牡牛座5度)

・牡羊座-天秤座での日食(新月)は、「争いと平和」「イニシアティブと対人関係」などにかかわる新しい始まりを示しています。

新たなリーダーシップによる新たな関係性。「エゴを満たす」ことと「他者と助け合う」ことのバランス、そして「結婚」などがテーマになるかも。

・また、牡牛座-蠍座での月食(満月)は、「お金」「ものの価値」「資源」「税金」「組織内部の圧力」などにかかわる解放/開放、具現化を示しています。

「価値を転換させて豊かさを生む」「ものの価値の解放?」「組織の崩壊と再生」といったことがテーマになるかも。

蠍座のルーラーである冥王星には「核」という意味もあるのが気になるところです。

【食】度数へのトランジット

日食・月食の度数を、トランジット天体が合/オポジションで通過すると、何らかの影響をもたらします。

とくに火星と土星の通過が最もイベントが起こりやすいと言われています。

2023年1月の時点で活性中の食度数は(おおよそ)以下の通り。(Celeste Teal氏の説に基づく)

牡牛・蠍座 210162527
双子・射手座 58、15、23
蟹・山羊座 0、4、13、15、2024
獅子・水瓶座 04、11度

太字の度数は、活性化の度合いが大きいことを示しています。

2023年は、ここに以下の度数が加わります。

牡羊・天秤座 2129
牡牛・蠍座 514

全体として、とくに不動宮のサインが、活火山のように緊張状態にあると言えそうです。

食に関連して注目する時期

食度数への影響からみて、特に気になった期間をあげてみました。

  • トランジット火星が、双子座23度~獅子座4度まで運行する3月中旬~5月末
  • トランジット火星が、天秤座29度~射手座23度まで運行する10月中旬~12月末
  • トランジット天王星が、牡牛座16度前後(オーブ1度以内)にある1月上旬、2月上旬~4月上旬

とくに、3月15日頃は、トランジット天王星が強力な食度数である「牡牛座16度00分」を通過して、突然の変化をもたらす可能性大と考えられます。(この頃、火星と海王星がスクエアを形成。)

また、10月12日~28日、11月3日~8日、12月後半頃は、直近(4月・5月)の食度数も刺激されて、「対立が起こりものごとが開始」あるいは「拡大」するかもしれません。

火星のトランジットで一年間の流れを見る

火星は、活力、行動力、決断力、怒りなどを表し、そのトランジットはものごとの引き金となることが多いです。火星の動きを追って今年の流れを見てみましょう。

再びチャートを掲載します。

火星のトランジット

火星のサイン移動にしたがって、主なポイントをまとめてみました。(赤い下線の時期は緊張が高まることが予想されるため要注意。

火星が双子座(~3月25日)…風の柔軟サイン

膨大な情報、機知、活発なコミュニケーションによる機敏な行動

・1月23日頃、金星コンジャンクト土星(水瓶座24度)
人道的活動、人間関係のメンテナンス

・2月5日頃、金星スクエア火星(魚-双子座11度)
コミュニケーション・アートに関わる対人関係、情熱

・2月15日頃、金星コンジャンクト海王星(魚座24度)
慈善活動、美的・創造的表現

3月15日頃、火星スクエア海王星・太陽(双子-魚座25度)
強さの幻想、暴力による犠牲、解放、理想の実行

火星が蟹座(3月25日~5月21日)…水の活動サイン

家族、伝統、遺産を守る(取り戻す)ために戦う、保護や過干渉への抵抗

3月31日頃、金星コンジャンクト天王星(牡牛座16度)
お金、食べ物、資源などに関わる突然の変化

・4月12日頃、太陽コンジャンクト木星(牡羊座21度)
幸運、寛容さ。報酬は、自分が与えてきたものに応じて与えられるかも

・4月15日頃、金星スクエア土星(双子-魚座4度)
対人関係のストレスには誠意をもって、年長者との関係

・5月5日頃、金星スクエア海王星(双子-魚座26度)
コミュニケーションからひらめきを得る

5月18日頃、木星スクエア冥王星(牡牛ー水瓶座0度)
所有することと手放すこと、「もの」と「思考」、何に価値をおくのか大きな転換点となるかも

火星が獅子座(5月21日~7月10日)…火の固定サイン

名誉やプライドあるいは国のために戦う、勇敢さ、怒りへの固執

5月21日頃、火星オポジション冥王星(獅子-水瓶座0度)
不屈の精神による行動、リーダーシップ、怒りの激化、事故などに注意

・5月23日頃、火星スクエア木星(獅子-牡牛座1度)
行動力、活力、成功の幸運、自信過剰によるリスク、事故などに注意

・6月6日頃、金星オポジション冥王星(獅子-水瓶座0度)
華やかな外交関係、スポットライトを浴びる

6月26日頃、火星スクエア天王星(獅子-牡牛座21度)
自由を求めての戦い、突発的な暴力

・7月2日頃、金星スクエア天王星(獅子-牡牛座21度)
人間関係における突然の変化、魅力の表現

火星が乙女座(7月10日~8月27日)…土の柔軟サイン

細部を極め、柔軟にものごとを改善し完成させる仕事能力、行き過ぎた潔癖さや批判

7月21日頃、火星オポジション土星(乙女-魚座6度)
神経質ないら立ち、潔癖さ、自己鍛錬

・7月22日頃、太陽オポジション冥王星(蟹-山羊座29度)
共同体の中で共に困難に向き合う、家族の方向転換

・8月9日頃、金星スクエア天王星(獅子座-牡牛座22度)
人間関係における突然の変化、魅力の表現

・8月13日頃、太陽コンジャンクト金星(獅子座20度)
「好き」との出会い

8月23日頃、火星オポジション海王星(乙女-魚座26度)
強さの幻想、困惑、解放、理想の実行

火星が天秤座(8月27日~10月12日)…風の活動サイン

平和、調停、公正さを求め、他者のために争う、人間関係における競争

・9月17日頃、金星スクエア木星(獅子-牡牛座15度)
華やかな自己表現、贅沢、浪費に注意

・9月30日頃、金星スクエア天王星(獅子-牡牛座22度)
人間関係における突然の変化、魅力の表現

10月9日頃、火星スクエア冥王星(天秤-山羊座27度)
力の行使、不満の爆発、事故やケガ

・10月10日頃、金星オポジション土星(乙女-魚座1度)
孤独感を感じたら、細かい手作業に没頭してみるとよさそう

火星が蠍座(10月12日~11月24日)…水の固定サイン

忍耐と力のコントロール、徹底的な探求と深い感情、心理的戦略が際立つ

10月29日頃、水星・火星オポジション木星
スタミナ、成功の幸運、自信過剰によるリスク、事故などに注意。

・11月4日頃、金星オポジション海王星(乙女-魚座25度)
繊細で美しい絵画や音楽などにふれてみては

11月12日頃、火星オポジション天王星(蠍-牡牛座21度)
自由を求めての戦い、突然の暴力

11月18日頃、太陽コンジャンクト火星(蠍座25度)
爆発的な潜在的パワー、リスクをとる

火星が射手座(11月24日~2024年1月4日)…火の柔軟サイン

信仰への情熱、信念のために、あるいは他の信念に対抗して戦う、主張、冒険、規律の欠如

11月26日頃、火星スクエア土星(射手-魚座0度)
ストレス、怒りの爆発、抗議運動

・12月3日頃、金星スクエア冥王星(天秤-山羊座28度)
戦略的な外交関係、人間関係の調停

・12月21日頃、金星オポジション天王星(蠍-牡牛座19度)
執着からの解放、突然の情熱的出会い

12月29日頃、火星スクエア海王星(射手-魚座25度)
暴力による犠牲、主張の迷走・暴走、理想や夢を実行にうつす

水星の逆行

参考までに水星の逆行もチェックしてみました。

水星の逆行は、およそ一年に三回起こります。今年の逆行期間は以下の通り。

  • 2022年12月29日~2023年1月18日
  • 4月21日~5月15日
  • 8月24日~9月16日
  • 12月13日~2024年1月2日

水星逆行の期間は、通信や交通障害や手続きミスなどが起きやすい傾向があります。ダブルチェックをこころがけ、万が一の事態に備えておくと安心でしょう。

逆に言うと、見直しや練り直しには適した時期です。過去の文書やメールを再チェックしたり、気になっていたことを書き出してみたりしてはいかがでしょうか。

★水星が逆行や順行に転じる「留」の期間は要注目。例えば、水星が順行に転じると同時に「何か重要なことが発表される」というケースはよく見かけます。

・・・

以上、ざっと気になるところを書きだしてみました。これから年末にかけて実際のできごとと突き合わせて検証していきたいと思います。また、今後、思いついたことがあったら加筆もしていきます(多分)。よろしければ、またのぞいてみてください。

参考記事:
2023年の星模様②~天体の会合サイクル~
土星とノードの合(2025年4月)~日食・月食と土星の通過~

後記:

植物や虫たちは、コミュニケーションをとり伝達物質をやり取りして、ネットワークの中で協力し合いながら生きているのだそうです。

つまり、私たちが知らない、目に見えないところに膨大な真実があるのですね。

水瓶座は「嗅覚」を示すそうですが、、

私たちは、見えないものをキャッチしてつながり、競争ではなく協力することを、植物や小さな虫たちから学ぶ必要があるのだなと思います。(そうしないと生き残れないということかもしれません。。)

そのような感性を磨きたいものです~

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