2023年12月現在、日大アメフト部の薬物事件への対応をめぐり、大学上層部の在り方にまで問題が発展しています。
日大アメフト部、通称『PHOENIX(フェニックス)』は、11月末に廃部の方針が発表され、巷でも、廃部か存続か意見が分かれているようです。
創部は1940年で、83年の歴史があるとのこと。1940年と言えば、第二次世界大戦が始まりつつあったときですかね。あらためて当時の天体配置をチェックしてみました。
天体のサイクル
創部を、仮に1940年4月1日として、木星以遠の天体配置を見てみました。
- 木星 牡羊座19度
- 土星 牡牛座1度
- 天王星 牡牛座19度
- 海王星 乙女座23度
- 冥王星 獅子座0度
- ノースノード 天秤座20度
そして、現在(2023年12月)の配置は、
- 木星 牡牛座6度
- 土星 魚座1度
- 天王星 牡牛座20度
- 海王星 魚座24度
- 冥王星 山羊座28度
- ノースノード 牡羊座22度
なので、比較してみると・・・
- 木星…ほぼ回帰
- 土星…セクスタイル
- 天王星…回帰
- 海王星…オポジション
- 冥王星…オポジション
- ノースノード…オポジション
となります。
同じ天体同士、かなり正確にハードアスペクトが形成されていますね。
人の出生図でいうと、遠い天体が揃ってハードアスペクトを形成する「中年の危機」ならぬ、「老年の危機?」の時期とも言えるでしょう。
そして、ノードのオポジションは、人の入れ替わりや環境の変化を示しているかもしれません。
つまり、おそらく日大アメフト部は、とても大きな節目のとき、生まれ変わりのとき、様々な困難を乗り越えるとき、にあるのだと考えられます。
林真理子氏のホロスコープとトランジット
ここで、参考までに林真理子理事長のホロスコープとトランジットを拝見してみます。
林氏のホロスコープとトランジットなど
1954年4月1日、午前9:30(仮)生まれ
出生時間はネットにあった情報なので(仮)としました。
出生図へのトランジットとソーラーアーク
現在の出生図へのトランジットをざっと見てみると、
- tr土星 合 MC・(月)
- tr天王星 スクエア 冥王星
- tr海王星 スクエア 火星・(AC)
そして、
- ソーラーアーク火星 合 MC
責任、戦い、混乱、などのキーワードが浮かんできます。
特に、出生時間が正しければ、トランジット土星のMC通過はとても重要だと思われます。
ロバート・ハンド氏は『Planets in Transit』で、この時期について、
”重要な人生の頂点を示し、同時に非常に重要な義務や責任も伴い、望むと望まざるとにかかわらず、人々からリーダーシップを求められる”
”今の課題は、過去と現在に責任を持ち、どんなに困難に見えても、自分の仕事に粘り強く取り組み、前進し続けることである”
と述べています。まさに、ぴったりですね。
ですが、”もしも準備をずさんにしたり、近道をしたり、責任を避けようとすると、すべてを失う危険がある”、とも。
次に、未来のソーラーアークに注目すると、
- 2年後・・・太陽=木星、火星=月、天王星・ノード=APへ
- 5年後・・・太陽=AC、木星=MC、土星=ノード
があり、出生時間にもよりますが、改革、目標達成、拡大など、とてもポジティブな表示が見られます。
ただし、太陽や木星の時期表示が必ずしも「成功」を表すとは限らないでしょう。
今後について
来年、2024年10月には、林氏の太陽とオポジションの位置、天秤座10度で金環日食があります。
食が出生図の重要な天体の上で起こると、よくも悪くも、その(前)後で個人に関わる大きなイベントがある可能性があります。
林氏の牡羊座の太陽はノーアスペクトです。はたして、パイオニアとしての道を、しがらみにとらわれず突き進んでいくのか、それとも暴走し空回りするのか。
出生時間が正しいならば、土星がMCを通過中です。
土星は「継続か停止か」はっきりさせるイメージがあります。その分かれ目は、今取り組んでいることへの覚悟と忍耐と利他の思い(魚座の土星)によるのかもしれません。
まとめ
純粋に、占星術的に考えてみると、今の日大アメフト部は「老年の危機?」にあり、旧い価値観、構造、人脈など、根底から変革させるべきときと言えます。
もしも、これまでの歴史、伝統、栄誉、権利、人脈など、旧来のものを守り、固持しようとすれば、その痛みはさらに大きくなるのでしょう。
反対に、自分も組織も、時代に合わせて変化するタイミングと考え、断行するならば、大きく進化するチャンスのときなのでしょう。
なので、ある意味今の流れは星の動きに沿っているのかもしれません。
老いも若きも、ときおり自分をアップデートすることは大切なのだなと思います(自分も含めて・・)
『フェニックス(不死鳥)』は、一度死んでも再び甦る鳥と言われています。
たとえ環境が変わったとしても、希望をもって前進して欲しいなと思います。
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