双子座の新月(2022年5月30日)からの星模様

世の中は少しずつ活気を取り戻しつつありますね。

近所の小学校では体育大会が学年を分けて行われ、久しぶりに元気な声が聞こえてきて、思わず見学に行きそうになりました。

2022年5月30日~6月29日までの星模様です。

新月のホロスコープ

2022年5月30日20時30分、双子座10度(数え)での新月です。(東京で作成)

全体的な傾向

牡牛座で定着させたら、双子座であらゆるものをつなげます。

双子座が象徴するのは・・・
つながり、コミュニケーション、言語、知識、情報収集&配布、ネットワーク(を作り操る)、機敏、好奇心、柔軟性、多様性、多才、器用、オープン、自由、変化、多忙、脱線、気まぐれ、ゴシップ、二面性、神経質、心配性、兄弟姉妹、肺などの呼吸器系、腕、手、四肢とのつながり、など

  • 新月は東京チャートで6ハウス
  • 新月は魚座の海王星とクインタイル
  • 牡羊座の火星・木星の合が新月をサポート
  • 双子座のルーラーである水星は、土星・海王星・冥王星とアスペクト
  • 2020年11月30日の月食上(数え度数で双子座9度)で起こる
  • 新月のサビアンは「落下する飛行機」

★好奇心に満ち、人、時間、場所、アイデアなどあらゆる要素をつなぐ自由自在なネットワーク作り。

★新規にものごとを始める行動力と、創造的で才知とセンスに富んだプレゼンテーション力で周りを驚かせる。

★今まで積み上げてきた知識やスキルが活かされる。

このところ停滞・安定していたものごとが動き出して、風通しがよくなったように感じるでしょう。

双子座は、常にオープンな姿勢で情報を集めて広めます。内容に対する評価や排除をしない柔軟性があり、アカデミックな内容からゴシップまで幅広く扱います。

この新月では新たな活動に向けた目標や計画をしっかり立てることを意識し、夢の実現への第一歩として外に向けて発信してみましょう。

この新月では、①情報を選り好みしないで受け取ってみる、②いつもとは違う場所へ、あるいは違う時間帯に動いてみる、③いつもは手にしない本を読んだり新たな学びを始めてみる、④新しい人と話してみる、そして、➄集めた新しい情報やアイデアを人に伝えてみる!

などをこころがけてはいかがでしょうか。

新月チャートの主なポイント

主なポイントをピックアップしてみました。

① 新月は東京チャートの6ハウスで起こる

6ハウスは、職場、健康、訓練、ルーティンなどを示し、内面で感じている自分と、他者から要求されている自分とのズレを調整するハウスです。

なので、この新月では、職場での新しい情報やネットワーク、健康のためのルーティンに関する情報など、ちょっとした好奇心が、自己表現や体調改善へのきっかけになりそう。

② 新月にかかわるアスペクト

新月に対して海王星がクインタイル、新月のルーラーである水星に土星・海王星・冥王星がアスペクトを形成しています。

双子座の新月に、夢やイマジネーションとともに、目的、忍耐、継続、熟考する力が与えられています。

夢の実現に向けた、着実で自由なコミュニケーション。ただし、海王星はあいまいさも表すので、方向性の脱線には要注意かもしれません。

③ 火星と木星の合が新月をサポート

火星は個人の欲望や活力、木星は寛容さや社会の中での発展を表します。

木星は5月11日に牡羊座に入ったところ。闘争心や開拓者精神、進取の気性に富みチャンスをつかむ傾向や、宗教、政治、ビジネスの分野などでのリーダーシップを表します。

また、火星も5月25日に牡羊座に入ったところ。牡羊座は火星のホームサインであり、火星の行動力が強化されます。勇気、情熱、力強さ、独立心、決断力が湧いてきて、新たな試みを始めるのによい時期。

新月の前日に、火星と木星が牡羊座で合になり、双子座の新月をセクスタイルで強力にサポートします。

牡羊座はスタートのサインであり、新プロジェクトを立ち上げるチャンス。お互いのやる気を認め合い共に発展していくことで、活力の増大や幸運な行動につながるでしょう。

ただし、火星は争いも示し、不満があると不協和音が生じるので、純粋な動機をいかに理解しサポートし合えるかが重要なポイントかもしれません。

④ ミッド・ポイント

次のミッドポイントに注目してみました。

新月(太陽・月)=土星/海王星

  • 計画実現のための努力
  • イメージを形にする
  • 自制心
  • ストレス、活力の欠乏

さらに、土星と海王星はともに26度(数え)にあり、おそらく共鳴しています。

26度は完成したものを味わう度数で、この新月は、計画や夢の実現として活用できることを強調していると思われます。

ただし、計画の曖昧さや現実味の無さが露呈するかもしれません。

➄ 新月のサビアン

双子座10度(数え)のサビアンは、「落下する飛行機」

各サインの10度は、これまでに完成したものを外に対してプレゼンする度数であり、それを見た人が魅了されることを示しています。

例えば、ブルーインパルスのアクロバティックな演技に驚かされ、目が釘付けになるように、双子座10度では、知性によるプレゼンによって人々に衝撃を与えます。

それは、周囲の人々の想像や常識を超えるような形で見せつけることになるでしょう。

⑥ 2020年11月30日の月食度数に合

2020年11月30日、双子座8度で月食が起こり、12月15日には、射手座23度で皆既日食が起こりました。(その影響は2024年4月~2025年5月頃まで有効と考えられます。)

今回の双子座9度での新月に続いて、来月6月14日には射手座23度で満月が起こり、それらは2020年の食の度数を重ねて刺激することになります。

食の度数を太陽が通過するときに再び命を吹き込むと言われていますので、当時を振り返ってみました。

当時はコロナ禍真っただ中であり、アメリカではバイデン氏が大統領に当確となるも揉めて、選挙人投票で勝利が決まったころです。

今回、どのような面がクローズアップされるかはわかりませんが、風と火の柔軟サインである双子座ー射手座軸は、アクティブでスピーディ、そして挑戦的なできごとが予想されます。

*2020年12月22日には木星と土星が水瓶座0度で合を形成しました。同年1月の土星と冥王星の合とともに、それらの影響は今も続いていることをあらためて考えさせられました。

天体のサイン移動と逆行

太陽を追いかけるように、水星と金星が双子座に移動していきます。

① 水星、金星のサイン移動

水星が牡牛座を運行(~6月14日)

情報を着実に、シンプルに人に伝えます。論理的な表現。自分の考えに固執しがちで、意思決定には時間がかかるかもしれません。一歩一歩段階的に学ぶ傾向があるため、知識を身につけるのによい時でしょう。牡牛座が示すお金や芸術などについて考えることも。

水星が双子座を運行(6月14日~)

機敏な思考と新しいアイデア。知性における器用さ。場所も相手も自由に移動して、コミュニケーションをとる。偏見も少なく事実を集めて伝える。特にこの期間は好奇心のおもむくままに、情報、人、場所にふれてみるとよいでしょう。

金星が牡牛座を運行(5月29日~6月23日)

美味しい食事やアート、音楽、庭いじり、自然の中で過ごすなど、人生をゆったり味わってみるとよさそう。自分を取り巻く人間関係の絆も肌で感じられるときでしょう。

金星が双子座を運行(6月23日~)

機転の利いた会話によって相手を楽しませる。また、知的に刺激されるコミュニケーションを自分も楽しむ。好奇心旺盛で社交的、人や場所を選ばずにネットワークを広げる。

② 水星が順行へ、土星と海王星が逆行へ

水星は、6月3日夕方から順行に転じます。(牡牛座26度)

水星逆行の期間は、通信障害や手続きミスが起こりやすく、やり直しや再調整が必要になりがちなので要注意です。

ですが、過去の文章を練りなおしたり、たまっていたメールを整理したりするなど、見直し作業には適していると言われています。

また、水星が順行に転じると同時に「何か重要なことが発表される」というケースもよく見かけます。

土星(6月5日~)と海王星(6月28日~)が逆行を開始して、土星は天王星とのスクエアにふたたび近づき、緊張感が高まります(最も近づくのは9月~11月ころ)。遠い天体の逆行期間は、ものごとの動きがゆっくりになり、エネルギーを溜めているのかもしれません。

新月以降の動き

次の蟹座の新月(2022年6月29日)までの、その他の動きをピックアップしてみました。

射手座の満月

新月は種まき、満月は結果を受け取ると言われています。

呼吸のサイクルで言うと、新月の瞬間から息を吸い込み始め、頂点である満月の瞬間に呼気に切り替えて新月に向けて吐き出しきる、という喩えがあります。

そのようなイメージで一か月を過ごしてみると、新月満月の変化と「切り替えポイント」を体感できるかもしれません。

6月14日20時52分、射手座24度(数え)での満月

サビアンシンボルは「家のドアに留まっている青い鳥」

安定した生活の中にあっても、いつも心は外部に対して開かれていて、それが未来のビジョンや幸せを引き寄せる様子を表しています。柔軟な知性

満月に対して海王星がスクエアを形成し「ビジョン」を強調しています。

その他全体の動き

・5月29日頃、火星と木星が合・・・活力の増大。「幸運な行動」。新プロジェクトを立ち上げるのによいとき。ただし事故やケガにつながるので無理は禁物。

・5月30日、双子座10度(数え)での新月・・・種まき

・6月3日、水星が順行へ。

・6月12日頃、牡牛座金星と天王星が合・・・空間や自由への欲求と、親密な愛情を必要とする気持ちがせめぎ合う。型破りな人間関係。突然の出会いや別れ。あるいは、個性的な魅力が人々を引きつけるかも。

・6月14日、水星が双子座へ。コミュニケーションの強調。

・6月14日、射手座24度(数え)での満月・・・結果を受け取る

・6月16日頃、太陽と海王星がスクエア・・・思いやり、優しさ、感性、インスピレーションに恵まれるとき。困っている人々を救済したいという強い思い。ただし、理想を求めるあまり、日常の現実から目を背けることも。創造的な活動に活かすとよいでしょう。

・6月19日頃、牡牛座金星と土星がスクエア・・・人間関係への責任や忍耐が必要なとき。あるいは、人間関係の大切さを実感するとき。自分の魅力に自信が持てず、相手から距離をとることも。いずれにしても人間関係が試されるときかもしれません。金銭的な問題に対する責任。

・6月21日、太陽が蟹座へ(夏至)・・・主なテーマが、「守り」「家族」「共感」などに変わるでしょう。

(2020年6月21日には蟹座0度で金環食がありましたが、今回の夏至はこの上で起こり、当時のできごとに再び息を吹き込みます。)

・6月23日、金星が双子座へ。太陽は一足先に蟹座に移りましたが、しばらくはコミュニケーションを楽しめそう。

・6月29日、蟹座8度(数え)での新月

・・・

先日、友人からオンライン朝活ワークに誘われて、新月前日に参加してみました。その日のテーマは「モーニングルーティン」。その日参加した多くの人が「双子座」生まれで、主催者側の一人は「人と人をつなぎたい」と言っていて、なるほどな~と思いました。

当日、会の名前が発表されたのですが、まさに金星に因んだネーミングでさらに驚きました。(当日から金星が牡牛座入り。)

会の中で「六方拝」を紹介してもらい、さっそく新月当日から実行してみました。普段、感謝する思いはあっても多方向を意識することはなかったので、とても新鮮に感じています。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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