やっと秋らしく爽やかな天候になりホッとしますね。二十四節気で10月23日は霜降の候、曇りや雨の日が多くなりくよくよと悩みがちな時期と言われています。そんなときには、手作りのおいしい食べ物が、自分や家族の沈んだ気持ちを元気にしてくれそうです。
2026年10月11日~11月9日までの星模様です。

天秤座の新月
2026年10月11日午前0時50分、天秤座18度(数え)での新月です。(東京で作成)

全体的な傾向
乙女座で自己分析をして改善点を実行したら、天秤座で他者と向き合い関係を築きます
天秤座(活動宮・風サイン)が象徴するのは・・・
バランス、パートナーシップ、平等、平和、調和、秩序、調停、正義感、礼儀、優雅さ、洗練、魅力、妥協、ときに優柔不断、ものごとを量る、人間関係における戦略、外交関係、美容、腰、腎臓、副腎、など
新月からのメッセージ
今回の天秤座新月では、人と人との関わり合いが織りなす人間模様に光が当たります。人生経験から得た知恵とバランス感覚を活かしながら、周囲との交渉や情報交換も活発に進むでしょう。
前向きな情熱と押しの強さが後押しとなり、ものごとはぐいぐい進みます。ただ、勢い余って行き過ぎてしまう場面もありそうです。一方で、責任や決断が求められる場面では、ブレーキがかかったり、ダメ出しを受けたりするかもしれません。学びや仕事の分野では、切磋琢磨する楽しさと、厳しい指導の両方を経験しそうです。ポジティブに人脈を広げつつ、ときには人の話にじっと耳を傾ける。人と人をつなぐパイプ役としての動きが、充実した成果につながります。
この期間は、時代の大きな変革の流れに、「注目を浴びたい」「リーダーとして認められたい」という強いエネルギーが加わります。自己主張や威圧的な態度が表に出やすく、緊張感も高まるでしょう。ただし、ここしばらくは「見直し」が有利に働く時期でもあります。一旦立ち止まって、これまでの成果を確認し、これからの目標を整えてみることも有意義です。強い怒りが事故やケガにつながる可能性もあるため、過度な盛り上がりには十分注意しましょう。
表面上は軽やかに人間関係をこなしながら、その裏では、愛情、嫉妬、独占欲といった濃い感情が動いているかもしれません。水面下での駆け引きや、言葉による心理戦、人事の思惑なども見え隠れしそうです。10月下旬頃には、人間関係に潜んでいた力関係が何らかの形で見えてきて、12月上旬頃にはある程度の決着がつく可能性もあります。
芸術、食欲、スポーツ、紅葉の秋です。美しい、美味しい、楽しい、切ない、寂しい…そんな「喜怒哀楽」の感情をじっくり味わい、心が動く瞬間に意識を向けてみるのも良さそうですね。
★会って話をしてみたいのは誰ですか?
★10月23日、太陽は天秤座(外に向かう風サイン)から蠍座(内に向かう水サイン)に移ります。主要なテーマは「他者との出会い」から「他者との融合」に変わっていくでしょう。
新月チャートおよび一か月間(次の新月まで)の主なポイント
次のポイントに注目しました。
- 新月は3ハウスで起こり、木星とセクスタイル、土星とオポジション
- 火星が、天王星、海王星(・土星)、冥王星とクレイドルを形成
- 新月のルーラー金星が、火星、冥王星とTスクエア
- 金星は、水星と共にICに合
- 天体の逆行
- 天体の食度数の通過
- ミッド・ポイント
- 新月のサビアン「逮捕された2人の男」
① 新月は3ハウスで起こり、木星とセクスタイル、土星とオポジション
天秤座の新月は3ハウスで起こり、広くコミュニケーションにスポットが当たります。天秤座も3ハウスも「風」の象意があり、諸々の活発な交渉の中でバランス感覚を発揮します。
さらに、新月は、1ハウス獅子座木星とセクスタイルを形成。
ゆるぎない情熱とポジティブな押しの強さで、交渉をぐいぐい進めます。ときに行き過ぎの傾向もあるかもしれません。
その反面、9ハウスの土星が新月にゆるくオポジションを形成し、要所要所で頭を抑えられるでしょう。
例えば、9ハウスが示す問題(海外ビジネス、学問、法律など)について、責任感や忍耐力、決断力、そして、しっかりとした目的の有無が試されます。
木星は「拡大」、土星は「制限」を示します。
3ハウスを「学び」と考えると、楽しみながら互いに切磋琢磨する情熱と、その分野の専門家からの厳しい指導を示しているかもしれません。
ときに強気に人間関係を広げ、ときにじっと我慢して他者の意見を聴き、人と人とをつなぐパイプ役としての活動が重要になるでしょう。
木星&土星という、ものごとを実現に導くペアが関わり、コミュニケーションから充実した成果が生まれます。
② 火星が、天王星、海王星(・土星)、冥王星とクレイドルを形成
時代の小三角(天王星、海王星、冥王星)に、火星が加わり、クレイドル(ゆりかご)アスペクトを形成します。
今回は、獅子座の火星が小三角に参画して活性しています。
火星は冥王星とオポジションで、中心的人物のパワーや自己顕示欲が強烈になり、緊張感が高まるでしょう。
小三角は、そこにブレーキをかけるというより、サポート的な働きをします。
- コミュニケーションにおける革命(双子座天王星)
- 新しいビジョンの実現(牡羊座海王星・土星)
- デジタルによる「人間」の破壊と再生(水瓶座冥王星)
小三角が示す新しい時代への大きな流れに、この期間は火星が加わるという感じでしょうか。
火星は12ハウスにあり、隠れた、隠された部分(病院、刑務所、スパイ、国家機密、弱者など)での動きかもしれませんが、アセンダントにゆるく合を形成して、国民にも少なからず影響がありそう。
獅子座火星の「スポットライトを浴びて自分を表現する」「リーダーとして賞賛をうける」ことへのモチベーションや行動、あるいは、威圧的な態度が強く表れるでしょう。要注目です。
ただし、土星以遠の天体はすべて逆行中です。前に突き進むというより、ここまでの成果やここからの目標を一旦確認する、という面があるかもしれません。
★火星と冥王星のオポジションは、強い怒り、事故やケガが発生する可能性もあります。正確なオポジション(10月3日夜)は過ぎていますが、過度な盛り上がりには要注意でしょう。
新月(天秤座)のルーラー金星が、火星、冥王星とTスクエア
オポジションを形成する火星と冥王星に対して、蠍座の金星がスクエアを形成。
新月のルーラーである金星が、クレイドルアスペクト全体に対して垂直に刺さり、抵抗しているイメージです。
表向きの天秤座新月は、軽やかに人間関係をこなしつつ、その裏では、蠍座の金星が秘密裏に動き、人事をコントロールするのかもしれません。
(蠍座の金星のディスポジターは冥王星で、それらのスクエアは、横やり、サイドからの圧力という意味がありそう。)
金星、火星、冥王星の組合せは、湧き出でる情熱と共に、愛情、嫉妬、独占欲など、濃い感情、人間関係を連想します。それらが社会、歴史を大きく動かすこともあるでしょう。
新月後、金星は逆行してクレイドル(小三角と火星)の天体と次々にアスペクトを形成し、人間関係の動きを示しているかもしれません。
- 10月11日、金星と火星がスクエア
- 10月16日、金星と天王星がクインカンクス
- 10月20日、金星と冥王星がスクエア
- 10月21日、金星と海王星がクインカンクス
ちなみに、金星が、順行時に小三角とのアスペクトを形成したのは、9月16日~21日頃で、9月17日には、高市総理が第2次内閣改造を実施しています。
なので、今回、10月20日前後頃には、人間関係における陰の力関係が、何らかの形で一部明らかになるのかもしれません。
さらに、金星が順行に戻り、同様のアスペクトを形成するのは、12月7日~10日頃です。その頃には、しばらく続いていた「駆け引き」や「腹の探り合い」などについて、ある程度決着がつくのかも?
金星は、水星と共にICに合
東京チャートでは、その金星がICにあり、蠍座の水星と合を形成。
ICは、国土、自然災害、農業、野党などを示しています。
例えば、何かを遂行するために人脈を利用する、水面下で野党が動くなど、基盤に関わるような人間関係の動きがあるかもしれません。
金星に合を形成する水星も蠍座にあり、言葉による心理戦、人心掌握が裏で行われて、世の中の動きを操るのかも?
③ 天体の逆行
この期間は、多くの天体が逆行しています。
- 冥王星が逆行から順行へ(10月16日、水瓶座3度)
- 水星が逆行へ(10月24日~11月13日、蠍座20度→5度)
- 海王星が逆行中(7月7日~12月13日、牡羊座4度→1度)
- 土星が逆行中(7月27日~12月11日、牡羊座14度→7度)
- 天王星が逆行中(9月11日~2027年2月8日、双子座5度→1度)
- 金星が逆行中(10月2日~11月14日、蠍座8度→天秤座22度)
天体自体が逆行するわけではないですが、「見かけ上」の動きが人間の判断やものごとの流れに大きな影響を与えることが考えられます。プロジェクトが停滞したり、やり直しが必要になったりする可能性があります。見えないところで準備する期間とも言えるかも。
どの天体も、特に、逆行/順行に転じるタイミング(留)は要注目です。留となる度数、天体が強調され、その配置が象徴する重要なできごとが起こりやすいでしょう。ものごとの方向性の変化・進展が「表面化する」タイミングとも言えそう。
水星逆行中は、人為的ミスや通信機器の障害、電車の遅延などが起こりやすいと言われています。また、順行に戻るタイミングで、逆行中に検討されたことが「発表」されることもあります。
◆特に天王星、海王星、冥王星は動きが遅いので、長期にわたり影響を受けることになります。出生図において、「双子座5~1度」「牡羊座4~1度」「水瓶座5~3度」前後に合またはハードアスペクトを形成する天体や軸がある場合は、大きな影響を受ける可能性が高いでしょう。また、サインに関わらず、2度~5度前後に天体や軸が多い場合、重要な変化の時期と言えます。
④ 天体の食度数の通過
この期間は、火星と土星が食度数を通過します。
・火星は、11月4日~6日前後、食度数「獅子座20度」に合を形成。
食度数を火星が通過するときは、対立を浮き彫りにして物事がスタートすると言われています。争い事にも関わるので要注目。
新月から約10日間は、木星も獅子座20度近くを運行し、ものごとを拡大する傾向が強くなりそう。
・土星は、この期間を通して、食度数「牡羊座9度、天秤座10度」に合/オポジションを形成。
食度数を土星が通過すると、課題の成熟や解決の機会が訪れると言われています。
➄ ミッド・ポイント
次のミッド・ポイントに注目しました。
金星=火星=土星/天王星(=MC)
- 前衛と保守の緊張
- 新旧の対立
- 分離
金星と火星のコンタクトは人間の感情や行動が熱く絡み合う様子を示しています。人間模様がものごとを動かし緊張を生み出すでしょう。MC軸も関わり社会の様子にも影響しそう。
⑥ 新月のサビアン
天秤座18度(数え)のサビアンは…「逮捕された2人の男」
これまでの活動を一旦中止して、どこかに無理があったのではないか、何かが間違っていたのではないか、振り返り、反省し、今後のことを考えます。早急に次の一歩を踏み出したくなりますが、今はそれが許されない環境にあり、現状に向き合うことに集中します。2人の男は、相棒とのやり取りの中で、シーソーのようにバランスをとりながら、思索を深めていきます。次の新たな門出に向けて。
オポジションの度数、牡羊座18度(数え)のサビアンは「空のハンモック」。一旦活動を中止して気力を充実させることに集中します。ここでは、今は立ち止まることが大切であることを、空っぽのハンモックは気付かせてくれるのでしょう。インスピレーションを得るためには休息が必要なのです。
・・・
次に満月チャートを見てみましょう。

牡牛座の満月
2026年10月26日午後1時12分、牡牛座3度(数え)での満月です。

満月について
新月は「種まき」、満月は「収穫」と言われています。
新月で、月は太陽からエネルギーを受け取り、満月に向けてそれを形にし、実現させていきます。そして、満月から次の新月にかけて、月のエネルギーは空っぽになっていきます。
また、呼吸のサイクルで言うと、新月の瞬間から息を吸い込み始め、満ちた頂点である満月の瞬間に呼気に切り替えて新月に向けて吐き出しきる、とも喩えられます。
新月は「始まり」、満月は「完成と解放」。そのようなイメージで一か月を過ごしてみると、新月~満月の変化と「切り替えポイント」を体感できるでしょう。
満月チャートのポイント
牡牛座はお金、実り、豊かさなど、所有に関わること、ものごとの維持・安定、あるいは美的センスなどを表しています。
また、牡牛座は「不動宮の地サイン」。忍耐強く人間関係やものごとの基盤を作り、あるべき状態を保つように継続して努めます。
ただし、行動に移すまでに時間がかかったり、いったん決めたことを変えることが難しいなど、柔軟性には欠けるかもしれません。
ですが、いつもそこに変わらずある(いる)という絶対的な安心・安全感は信頼に足るでしょう。衣・食・住、稼ぐ、など、基本的な生活力の豊かさ・逞しさを示しています。
満月チャートについて、次のポイントに注目しました。
- 満月は3ハウスで起こる
- 満月は、キロンと金星のオポジションに合、冥王星とTスクエアを形成
- 逆行中の金星が天秤座に戻る
- 太陽、天王星、海王星がYODを形成
- 獅子座の火星は、DC上で木星と合、水星とスクエア
- 木星・火星はサウスノードと合
- ミッド・ポイント
- 満月のサビアンは「クローバーが咲いている芝地に足を踏み入れる」
① 満月は3ハウスで起こる
満月は、新月と同様に、3ハウスで起こり、一ヶ月を通して「コミュニケーション」が重要なテーマになります。
ただし、新月は、天秤座の太陽と月で「活動宮」の「風」サインでしたが、
満月は、蠍座の太陽と牡牛座の月で「不動宮」の「水」と「土」サインに変わります。
なので、新月では、外に向かって積極的に他者と関わり、満月では、感情的、物質的なギブ&テイクにもとづいて継続的な関係性を築く方向に変わっていくでしょう。
満月は、キロンと金星のオポジションに合、冥王星とTスクエアを形成
牡牛座の月は牡羊座キロンに合、蠍座の太陽は天秤座金星に合を形成。
つまり、キロンと金星がオポジションを形成し、そこに満月が重なります。
キロンは痛みと癒しを表し、対面の金星(天秤座29度)は対人関係の達人と言えます。
なので、人間関係の中で培われた知恵や処世術により、戦いの中で負った傷を癒すチャンスが与えられる満月と言えるかもしれません。
さらに、そこに冥王星が加わり、Tスクエアを形成。
冥王星は「死と再生」「深い変容」を表し、キロンが示す癒しを強力に後押しするでしょう。その分、痛みも大きいかもしれません。
キロンは冥王星の小型版とも言われていて、強制的な?癒しと、それを助ける知恵(天秤座金星)が示されているとも言えそう。
逆行中の金星が天秤座に戻る
満月のールーラーである金星は逆行中で、蠍座から天秤座に戻ったところです。
新月では、天秤座の太陽と蠍座の金星でしたが、満月では、蠍座の太陽と天秤座の金星の組合せになります。
新月、満月ともに、ルーラーは金星ですね。
ちなみに、金星は、蠍座でデトリメント(品位が低い)、天秤座でドミサイル(品位が高い)と言われています。
なので、金星は、満月では本業(人と人とをつなぐ)にストレートに力を発揮しますが、新月では、秘密にやりとりすることで天秤座の太陽を助ける、という感じかもしれません。
いずれにしても、新月、満月を通して、天秤座の「社交性」と蠍座の「取り引き、コントロール」を使い分け、「表と裏の人間模様」を体験することがテーマかもしれません。
② 太陽、天王星、海王星がYODを形成
太陽は、天王星、海王星とクインカンクスで、YODが形成されています。
さらに、YODの頂点である太陽のオポジションに月があり、カイトのような形になっています。(この配置はブーメランと言うらしい。)
クインカンクス(150度)は異なる要素の調整が必要であり、頂点の太陽は、YOD全体のテーマや課題の焦点となります。
つまり、天王星と海王星は、太陽との落としどころを協力して見出し、困難を乗り越えることで、太陽の意図を実現させます。そこに全集中する感じでしょうか。
さらに、一説には、「ブーメラン」が形成されると(この場合は月が加わると)、頂点の緊張を外側に放出・循環させるルートが強調される、と言われています。
なので、満月が意味することが、課題の突破口になると考えられます。
例えば、「コントロールされる」「奪われる」「裏切られる」という怖れ(蠍座)を、小三角のトランスサタニアン天体が浮き彫りにし、「安心・安全の獲得」(牡牛座)へと向かわせるのかもしれません。
特に、スクエアを形成する冥王星(水瓶座)には、掘り起こす、暴露する、という意味があり、水瓶座には「普く知らせる」という意味もあります。
なので、隠されていたものを公開して、風通しをよくするという感じでしょうか。
ここでは、「所有」に関する何らかの「闇」が明らかになるのかもしれません?
③ 獅子座の火星は、DC上で木星と合、水星とスクエア
火星は、9月28日に獅子座入りして木星に接近中、11月16日に、サウスノード上で木星と合を形成します。
さらに、11月17日の「上弦の月」では、蠍座の太陽、水瓶座の月、獅子座の火星・木星、そして、ノードがTスクエアを形成します。
獅子座の火星は、それらの盛り上がりに向かい勢いに乗って進んでいると言えるでしょう。
火星(行動、熱意)は木星(拡大、信念)とゆるく合で、獅子座が示す王様、リーダ、主役は、躊躇なく暴走する傾向があるかもしれません。
東京チャートでは、火星はディセンダントに合で強調されていて、外交面においてそのような振る舞いが見られそう。
ブレーキをかける要素としては、逆行中の蠍座水星(9ハウス)がスクエアを形成。
冷静沈着で相手の心理を考え抜いた、専門家からのアドバイスを聴く耳を持つことが重要でしょう。
木星・火星はサウスノードと合
上にも書きましたが、火星は11月10日~20日頃、木星は11月~12月初旬頃、サウスノードと合を形成します。(11月16日前後がピーク?)
ノードは人やものごとの「縁の結び目」であり、ノースノードはエネルギーの流入、サウスノードは流出を示していると言われています。
ここでは、サウスノードと合なので、何かを吐き出す、手放す必要があるかもしれません。
獅子座なので、これまでの表現の場を離れる、リーダーの立場を譲る、名誉を手放す、などでしょうか。
もし、人が自分から離れつつあると感じているならば、エゴから離れて、情熱に従って、純粋な気持ちで活動すると、新しい表現の場が得られるのでしょう。
④ ミッド・ポイント
次のミッドポイントに注目しました。
月=太陽=天王星/海王星(=冥王星)
- 想像力や創造性を通じた個性の確立
- 欺きによる目的の達成
- 覚醒 vs 眠り
満月が形成するYODを、さらにミッドポイントでも見てみました。天王星と海王星の組合せは、境界線が溶けていく中で、自分の足で立つ、と言う感じでしょうか。
ここに冥王星が鋭く関わり、「長期目標のための方針に強制的に従わされる」という意味が加わります。この満月は、小三角の中の冥王星(強制力)に焦点を当てていると言えるかも。抗えない流れがきている?
➄ 満月のサビアン
牡牛座3度(数え)のサビアンは…「クローバーが咲いている芝地に足を踏み入れる」
芝地に足を踏み入れると、クローバーと大地の感触が足の裏から全身に伝わってきます。それと共に、目に映る爽やかな緑、踏みしめたときの草の香り、時折吹く風の音も感じるでしょう。全身で大地や自然の感触を味わう楽しみの中に一歩踏み出します。幸運を示す四つ葉のクローバーもそこにあるのでしょう。
オポジションの度数である蠍座3度(数え)のサビアンは「棟上げ式」。牡牛座では自然との一体感、自分の肉体を感じることがテーマでしたが、蠍座では、人間関係における感情的、身体的一体感がテーマと言えるでしょう。ここでは、そのための閉ざされた空間を造ります。
まとめ~天秤座新月と牡牛座満月~
天秤座と牡牛座は150度で、少し調整が必要な関係です。
天秤座新月では「人間関係」や「パートナーシップ」に焦点があたり、関係性が公平であるように相互に働きかけるなど、人と人との架け橋であろうとします。ですが、ときには平和のために争うこともあるかもしれません。
牡牛座満月では「豊かさ」や「所有」に焦点があたり、お金や衣食住などより良い環境を得ることが重要になります。ですが、自分の内側が満ち足りていることが大切で、最終的には、単なる物質的な豊かさから離れて、今持てるものに満足するという精神性に移っていくでしょう。
今回の新月・満月のルーラーはどちらも金星です。天秤座はバランス、牡牛座は豊かさなど金星の異なる側面が強調されるでしょう。人と上手に付き合い、物心共に満たされるというのは、幸せを感じられる人生の基本と言えます。この期間は、生活の「質」「心地よさ」を高めることがテーマと言えるかも。
★しみじみと大切なもの、大切な人は何(誰)ですか?
全体の動き ~月のアスペクトと主要な天体配置~
天秤座新月(10月11日)~蠍座新月(11月9日)までの全体の動きをまとめてみました。
月が緊張のアスペクトを形成するときを赤字で、サポート的なアスペクトを形成するときを青字で、混在しているときは緑字で記入しています。また、その他緊張感のある期間には赤線を引いてあります。
月が出来事や感情の引き金となることについて検証してみてはいかがでしょうか。
・・・
★この期間を通して、土星は、食度数「牡羊座9度、天秤座10度」に合/オポジション
【10月11日、新月(天秤座18度、数え)】・・・種まき
・10月11日、金星-火星(スクエア、蠍-獅子7度)
・10月12日、蠍座の月・金星-火星-冥王星(Tスクエア)
・10月13日、蠍座の月・水星-木星(スクエア)
・10月14日、射手座の月-天王星(オポジション)
・10月15日、射手座の月-土星-火星(火のGトライン)
・10月15日~21日頃、蠍座金星-天王星-海王星(YOD)
・10月16日、射手座の月-天秤座太陽-獅子座木星(小三角)
・10月16日、火星-土星(火のトライン)
・10月16日、金星-天王星(クインカンクス)
◆10月16日、冥王星が順行へ(水瓶座3度→)
・10月17日、山羊座の月・リリス-海王星・土星(スクエア)
【10月19日、上弦の月(山羊座26度、数え)】・・・発展
・10月19日、水瓶座の月・冥王星・ジュノー-天王星-海王星(小三角)
・10月20日、水瓶座の月-火星(オポジション)
・10月20日、金星-冥王星(スクエア、蠍-水瓶3度)
・10月21日、水瓶座の月・ノースノード-木星(オポジション)
・10月21日、金星-海王星(クインカンクス)
・10月22日、魚座の月-金星(トライン)
・10月22日、魚座の月-天王星(スクエア)
【10月23日、太陽が蠍座へ】
・10月23日、魚座の月-水星(トライン)
・10月24日、牡羊座の月・海王星・土星-天王星-冥王星(小三角)
・10月24日、太陽-金星(合、蠍座0度)
◆10月24日、水星が逆行へ(~11月13日、蠍20度→5度)
・10月25日、牡羊座の月-火星・木星(トライン)
◆10月25日、逆行中の金星が蠍座から天秤座に戻る
【10月26日、満月(牡牛座3度、数え)】・・・収穫
・10月26日、牡牛座の月-太陽-海王星-天王星(ブーメランYOD)
・10月26日、牡牛座の月-太陽-冥王星(Tスクエア、牡牛-蠍-水瓶3度)
・10月27日、牡牛座の月-水星-火星(不動宮のTスクエア)
・10月28日、双子座の月・天王星-海王星-冥王星(小三角)
・10月28日、双子座の月・天王星-太陽-海王星(YOD)
・10月28日、金星-キロン(オポジション、天秤-牡羊)
・10月30日、蟹座の月-海王星・土星(スクエア)
・10月31日、水星-火星(スクエア、蠍-獅子17度)
・11月1日、蟹座の月-金星-冥王星-キロン(Gクロス)
【11月2日、下弦の月(獅子座10度、数え)】・・・成熟・衰退
・11月2日、獅子座の月・火星-土星(トライン)
・11月2日、獅子座の月-水星(スクエア)
・11月3日、獅子座の月-サウスノード(合)
・11月4日、乙女座の月-天王星(スクエア)
・11月4日、太陽-水星(合、蠍12度)
(11月4日~6日前後、火星が食度数「獅子座20度」に合を形成)
・11月5日、冥王星-ジュノー(合)
・11月6日、天秤座の月-天王星-海王星-冥王星・ジュノー(カイト)
・11月7日、天秤座の月-金星(合)
・11月8日、蠍座の月・水星-冥王星(スクエア)
・11月8日、蠍座の月-天王星-海王星(YOD)
【11月9日、新月(蠍座17度、数え)】・・・種まき
・・・・・
後記:
10月7日、東京理科大学名誉教授の硤合(そあい)憲三氏のノーベル化学賞受賞が発表されました。早速wikiの情報をもとにチャートを拝見すると、太陽と水星が牡牛座で、月はおそらく蠍座。どんなに有名になっても変わらず、自転車を押してスーパーに買い物に行く姿は、老成した牡牛座っぽいなと思いました。先月の記事の後記で取り上げた、ラスカー賞受賞の柳沢正史教授のチャートと比べてみると、、硤合氏は、牡牛座の太陽に対して、獅子座の冥王星がスクエア、乙女座の土星がトライン、柳沢氏は、双子座の太陽と乙女座の冥王星のスクエアに対して、山羊座の土星が135度でした(変形YOD)。たまたまですが、両者とも太陽、土星、冥王星の組合せがあり、地のサインが目立ちます。地に足のついた超人的な粘り強さは、確かに研究者に必要な要素の一つかもしれません。さらに、硤合氏の木星は魚座2度、天王星は蟹座2度で、柳沢氏と同じく、時代の小三角(天・海・冥)としっかりリンクしていますね。
参考記事:
2026年の星模様~占星術で読んでみる~
土星とノードの合(2025年4月)~日食・月食と土星の通過~
土星や冥王星のサイン移動が示す 人生の試練と変化

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