夏至&双子座の新月からの星模様(2024年6月6日~7月6日)

早いもので6月21日には夏至を迎えます。この時期は「気の充実」がキーなのだそうです。旅行や推しのコンサートに行ったり、お祭りに参加したりして気持ちをアップさせると良さそうですね。

2024年6月21日の夏至図、そして6月6日~7月6日までの星模様です。

AndrewによるPixabayからの画像

夏至図

夏至図(2024年6月21日午前5時51分、東京)のチャートです。

夏至図とは、太陽が蟹座に入った瞬間のチャートで、次の秋分(9月22日)までの約3か月間を示しています。

春分を新月とすると、夏至は上弦の月、秋分は満月、冬至は下弦の月に例えられます。

満月に向かって満ちていく夏至は、成長の勢いが最も盛んになるポイントと言えます。

つまり、夏至図は「伸び盛りの夏」から「実り・完成の秋」までの様子を表しています。

夏至図のポイント

主なポイントをあげてみました。

  • 海王星がMCに合、太陽とスクエア
  • 射手座の月と土星がスクエア
  • 木星と冥王星がトライン
  • 火星が天王星に接近

① 海王星はMCに合、太陽とスクエア

昨年の春分の頃から、四季図において太陽と海王星がハードアスペクトを形成し、海王星が象徴するものごとが社会において強調されています。

夏至図では、その海王星がMCに合でさらに際立っています。

海王星/魚座が示す、

「夢、理想、創造性、曖昧さ、境界線の喪失、犠牲と救済、詐欺、嘘、お酒、薬物、海」

などが、引き続き大きなテーマとなりそう。

そして、海王星とスクエアを形成する蟹座の太陽・水星・金星は12ハウス「隠れた領域」にあります。

母、子ども、女性、養育、安全に関わることなど、見過ごされて犠牲になったり、曖昧な状況に置かれた人々への共感が高まり、救済の光が当たるのかもしれません。

また、献身的な優しさや思いやり、隠れた善行、誰かの夢の実現などが注目されそう。

防衛的な蟹座の太陽に対して、水瓶座の冥王星が150度を形成し、俯瞰的な視点をぶつけてくるでしょう。

★魚座では土星も運行中で、今後も問題点や課題を明らかにしていきます。

それは、例えば、異質なものをどこまで受け入れるかということかもしれません。

② 月と土星がスクエア

射手座の月は唯一の火のサインで目立っています。(牡羊座のキロンを除いて)

その月に対して土星がスクエアで、射手座の主張には何らかの制限や責任が伴うでしょう

その主張とは、蟹座の太陽が示す「ケアの必要性」を代弁しているのかもしれません。

あるいは、放置されてきた問題について「ルールの必要性」を叫ぶのかも。

東京チャートでは、月が6ハウスにあることから、感染症などの健康問題や労働環境の問題がクローズアップされることも考えられます。

③ 木星と冥王星がトライン

先月双子座に移動した木星は、水瓶座の冥王星とトラインを形成。

コミュニケーション、情報、流通、交通などの分野の活動が発展・拡大していくでしょう

さらに、冥王星の強い再生力がサポートとなり、ものごとを成就へと後押ししてくれます。

起死回生もあり得るので、諦めないことが大切でしょう。

④ 牡牛座の火星が天王星に接近

火星は牡牛座にあり、7月中旬に天王星と合を形成します

牡牛座は所有、天王星は平等を表しますが、そこに火星が重なると「不平等に対する怒り」が爆発するかもしれません。

または、牡牛座は大地、天王星は変革とすると、火星が重なり「大地の突然の動き」の可能性も。

いずれにしても、爆発的なエネルギー、変化への衝動などのイメージがあります。

不動宮である牡牛座は、現状を維持し変化に抵抗する傾向があります。

もし、停滞した状況を変えたい、終わらせたい場合は、このタイミングを活用してひっくり返すことができるでしょう。

➄ ミッドポイント

次のミッドポイントに注目してみました。

AP=(太陽=)土星/ノード

  • 真剣で重要な人間関係、責任
  • 年配者との関係
  • 出会い/別離

このところ形成されているミッドポイントに、夏至の太陽が光を当てます。

対人関係での責任が強調されています。また、この3か月間は、年配者や権威者、彼らとの関係性が話題に上るのかもしれません。

今月の満月(山羊座1度)も、このミッドポイントで起こるので要注目です。

夏至図のまとめ

立夏が夏の始まりとすると、夏至は夏のピークです。

つまり、太陽の光のピーク、陽の極、伸び盛りのときと言えるでしょう。

夏至図は、

  • 弱者救済への共感と主張
  • コミュニケーションの拡大
  • 現状刷新のエネルギー

を示しています。

秋分までの3ヶ月間は、日頃見えていない世界に目を向けて、自分の感情の動きを丁寧に感じてみるのも良さそうです。

・・・

次に、少し時間を戻して、新月について見てみます。

Aristal BransonによるPixabayからの画像

双子座の新月

2024年6月6日午後9時38分、双子座17度(数え)での新月です。(東京で作成)

全体的な傾向

牡牛座で定着させたら、双子座であらゆるものをつなげます

双子座(風の柔軟サイン)が象徴するのは・・・
つながり、コミュニケーション、言語、知識、情報収集&配布、ネットワーク(を作り操る)、機敏、好奇心、柔軟性、多様性、多才、器用、オープン、自由、変化、多忙、脱線、気まぐれ、ゴシップ、二面性、神経質、心配性、兄弟姉妹、肺などの呼吸器系、腕、手、四肢とのつながり、など

新月からのメッセージ

双子座に天体が大集合しています。知性を示す水星、愛情や人間関係を示す金星、そして信念を示す木星も双子座にあり、情報分野の活動が拡大していきます。とくに、金星は新月に重なり、美的感性を通したコミュニケーションや発信に注目が集まります。

双子座はジャーナリストであり、ありのままを伝えるのが信条です。情報の選り好みは殆どしないでしょう。この期間はいつものフィルターをはずして色々な情報を楽しみます。興味があるトピック、アート、舞台、旅行、人との会話など、まずは体験してみましょう。いつもは聴かない曲にハマった、新しいジャンルの本を買ってみた、などの経験も多くなりそう。

学ぶ意欲も高まり、一つ以上の新しい学習を始めます。それは難易度の高い学びかもしれません。知的欲求を満たし心を遠くへ運んでくれます。やってみたい見てみたいというこどものような好奇心にしっかりと応えてあげましょう。

ときには、コミュニケーションが制限されたり、責任を背負わされてストレスを感じるかもしれません。あるいは、気まぐれな風が吹くように、あちこちかじった情報が散乱するかもしれません。ですが、忍耐強くコミュニケーションをとりながら取り組むと、予想以上の大きな成果が得られる可能性があります。

双子座の季節は、ふだんはシリアスに考えがちな人もライトな感覚で色々と楽しめます。太陽の光は最もパワーを増す時期であり、アクティブにいつもとは違う情報に触れてみるのが良さそうです。

★この期間の初め頃、大きなエネルギーが動き、それが不満や怒りとなって爆発する可能性があります。数日間でおさまるので、それを念頭において冷静に行動することが必要になるかも。

★新しく何を学びますか?

★6月6日の夏至を過ぎると、太陽は、外に広がる双子座(風サイン)から、内に向かう蟹座(水サイン)に移ります。主要なテーマは、「情報・好奇心・多様性」から「家、共同体、共感、安全」へと変わっていくでしょう。

新月チャートおよびこの期間の主なポイント

次のポイントに注目してみました。

  • 双子座新月に土星がスクエア、冥王星がトライン
  • 火星と冥王星がスクエア、火星は牡牛座へ
  • 水星と金星の動き
  • 天体の逆行
  • 天体の食度数通過
  • 新月のサビアンは「知力の頭に溶けていった健康の頭」

① 双子座新月に土星がスクエア、冥王星がトライン

5月26日に木星が双子座に入り、今回は双子座木星期を象徴する新月と言えそう。

新月には金星が合、さらに、水星と木星も双子座で合を形成。

双子座が示すコミュニケーション、好奇心、情報、学び、多様性、旅行、交通、そして金星が示す人間関係や美的感覚、水星が示す思考力などが拡大・発展していきます。

今回の新月には金星がタイトに合で、とくに美に関する情報や技術が注目されそう

巷では、キャッチ―な音楽やダンス、フレーズが流行るでしょう。

世の中の人々が何を求めているかを敏感にキャッチし、気軽に楽しめるように工夫された情報が発信されます。

また、この期間に新しく学びを始める人も多いでしょう。

風に吹かれ口笛を吹くように軽やかな雰囲気が漂い、冥王星のサポートにより、時代の波がコミュニケーションを後押しします。

土星のスクエア

一方で、双子座新月に対して魚座の土星がスクエアを形成し「制限」や「責任」を加えます

土星が示すルール、点検、上司などが、コミュニケーションをストップさせたり厳しい条件や責任を課したりするかもしれません。

例えば、目的や具体的な計画、成果が求められるなど、着地点を意識する必要が出てくるかも。

魚座の土星は「あいまいさ」を含んでいるため、ルールや方向性自体が混乱することも。

ポジティブな表現としては、美的なアイデアが、沢山のコミュニケーションの末に、集大成として具現化するのかもしれません

いずれにしても、忍耐強く交渉することで、より成熟した関係性や成果が得られるでしょう。

② 火星と冥王星がスクエア、火星は牡牛座へ

緊張感のあるポイントとして、

牡羊座28度の火星が冥王星とスクエアを形成し、抑圧されたエネルギーが怒りや苛立ちとして表れるかもしれません。

火星は、牡牛座に入るとすぐに水瓶座の冥王星と正確なスクエアになります。

牡牛座は維持安定、一方、水瓶座は改革を示していて、どちらも不動宮で頑固さがぶつかり合います。

お互いに譲らず怒りのエネルギーがMaxになりそうです。

そのような場合は、エネルギーの圧が高まっていることを頭において、視点を変えてみる(水瓶座)と、具体的に大きな一歩を踏み出す(牡牛座)ことができるかもしれません。

特に、火星が牡牛座に入る前後、6月9日~12日頃は要注意

★牡牛座0度の火星は、「最もその人らしい行動が見られる(by 松村先生)」とのこと。特に今回は冥王星とスクエアとなるため、表現されていないエネルギーが暴走する可能性もあるので要注目でしょう。

③ 水星と金星の動き

双子座を運行中の水星と金星は、

  • 6月17日にそれぞれ魚座29度の海王星とスクエア
  • 同日、蟹座0度で合

を形成します。

その流れで、6月21日に夏至を迎え、22日に山羊座の満月となります。

夏至の少し前から、世の中はとてもエモーショナルな共感性が高まるでしょう。多くの人が何かに感情移入するのかもしれません。

風サインの双子座から、水サインの蟹座へと一気に雰囲気が変わりそうです

④ 天体の逆行

この期間、土星と海王星が逆行に転じます。

  • 土星は、6月30日~11月15日まで逆行(魚座19度→12度)
  • 海王星は、7月2日~12月8日まで逆行(魚座29度→27度)

それぞれに、魚座のテーマである「夢、理想、創造性、無意識、救済、曖昧さ」などについて反復、内省、見直しをする期間となるでしょう。

特に、逆行や順行に転じる「留」の期間は要注目です。

今回は、魚座19度、29度前後に出生の天体やアングルがある場合は、混沌の中で枠組みを作る(土星)、あるいは、枠組みを溶かす(海王星)など影響が大きいでしょう。

➄ 天体の食度数通過

火星、木星、天王星、冥王星、そして太陽の食度数の通過をチェックしてみました。

火星は、この期間を通して、食度数「牡羊座29度、蠍座2度、牡牛座5度、牡牛座10度、蠍座14度、牡牛座16度」を合/オポジションで通過。

火星は対立を引き起こしものごとのトリガーになります。この期間は火星が次々と食度数を通過して緊張感が高まる可能性。

木星は、6月16日~21日頃、食度数「射手座5度」を、6月30日~7月5日頃、食度数「双子座8度」を合/オポジションで通過。

この期間は、木星の「拡大」という象徴が特に強調されるでしょう。豊かさ、報酬、幸運なども意味しますが、どんなものも大きく広げる点には注意が必要です。

天王星は、6月16日~7月17日頃、食度数「蠍座25度」をオポジションで通過。

天王星は、思いもよらぬ予想外のものをもたらす可能性。

冥王星は、この期間を通して、食度数「水瓶座0度」前後にあります。

冥王星は蓋をして隠されていたあらゆるものを掘り起こし、風通しをよくするでしょう。ただし、暴露には痛みが伴います。

太陽は、6月26日~27日頃、3月25日の月食「天秤座5度」に初めてスクエアを形成して、食に新しい生命を吹き込みます。

全体的に、食度数の通過が多く見られるので、世の中の動きは活発になると考えられます。

⑥ ミッド・ポイント

次のミッド・ポイントに注目してみました。

太陽・月=火星/冥王星

  • 極限の力
  • 説得力、確信
  • 無慈悲

火星と冥王星のスクエアのミッドポイントで新月が起こります。

双子座が示す「情報」の巨大な力と説得力、ときには残虐性を表しているのかもしれません。

⑦ 新月のサビアン

双子座17度(数え)のサビアンは…「知力の頭に溶けていった健康の頭」

健康の頭とは、例えば、お腹が空いたからご飯を食べたい、弟よりも沢山食べたいなど、生きるための欲求に素直に反応する思考のはたらき。小さなこどものそういった反応はとても健康的です。そして、知力の頭とは、生理的な欲求をコントロールできる理性的な思考と言えるでしょう。

成長するにつれて、知力は成熟し本能的な思考はその中に吸収されていきます。自分の食事を必要な人に分け与えるとか、寝食を忘れて研究に没頭するなど、理性・自制心・慈悲心といった本能に支配されない純粋な知性が育っていきます。

・・・

では、次に満月を見てみましょう。

Jill WellingtonによるPixabayからの画像

山羊座の満月

6月22日午前10時8分、山羊座2度(数え)での満月です。

満月について

新月は「種まき」、満月は「収穫」と言われています。

新月で、月は太陽からエネルギーを受け取り、満月に向けてそれを形にし、実現させていきます。そして、満月から次の新月にかけて、月のエネルギーは空っぽになっていきます。

また、呼吸のサイクルで言うと、新月の瞬間から息を吸い込み始め、満ちた頂点である満月の瞬間に呼気に切り替えて新月に向けて吐き出しきる、とも喩えられます。

新月は「始まり」、満月は「完成と解放」。そのようなイメージで一か月を過ごしてみると、新月~満月の変化と「切り替えポイント」を体感できるでしょう。

満月チャートのポイント

山羊座の満月では、伝統、ルール、責任、権力、父親的な厳格さなどがテーマとなります。

また、山羊座は「土の活動サイン」。社会の骨組みを作り、ルールに従い、体制を維持するために行動します

ただし、行き過ぎた山羊座は、ルールに従うことを最上の使命とし、それ以外を排除したり、ルールに依存して自分で考えることを怠ったりする場合も。

★今回は夏至の翌日の満月で、インパクトの大きい満月になりそう。

★また、7月21日には、もう一度山羊座(29度)で満月が起こります。なので、今月の満月が示すものを来月の満月で仕上げるというように、セットで考えても良さそうです。

次のポイントに注目してみました。

① 満月に対して海王星がスクエア

夏至図では太陽と海王星がスクエアでしたが、引き続き、満月と海王星がスクエアで「海王星」の影響が大きくなりそうです。

満月の山羊・蟹座のオポジションは、社会・家庭軸であり、公の組織などを示しています

そこに海王星がスクエアを形成し、夢や理想(海王星)に向かって、新しい組織づくり、あるいは新しいルール作りが強力に推し進められるでしょう。

蟹座の太陽・水星・金星で、その組織は母、子ども、女性、養育などに関わるかもしれません。

満月と海王星は、アスペクトとしては90度、サインとしてはセクスタイルのサポート関係にあり、理想を共有しつつも具体的なやり方については曖昧さや混乱があるかも。

さらに、太陽に冥王星が150度で、違った視点からの公平性についてもダメ出しが入りそう。

ちなみに、山羊座の29度で起こる次の満月は、冥王星に合、海王星とセクスタイル、火星・天王星とトラインを形成し、強力な生産性や再生力があります。

なので、今回~次の月のサイクルでものごとの具体化が進むでしょう。

今回の満月では、細かい相違点は気にせずに、まずは組織やルール作りの一歩を始めてみると良さそうです。

② 木星がMCに合、リリスがアセンダントに合

双子座に入ったばかりの木星がMCに合、そこに冥王星がトラインを形成しています。

通信、流通、交通、旅行など、コミュニケーション全般において「拡大、発展、進展」がありそうです。

「革新」「テクノロジー」などを示す水瓶座の冥王星が、その発展を下支えしています。

ちなみに、木星は、冥王星とのトラインから離れて、2024年8月~2025年6月にかけて土星とスクエアを形成します

土星と木星のハードアスペクトは、例えるなら竹の節のようなイメージ、世の中の成長・変化のタイミングと言えます。

(実際に、竹の節というのは成長ポイントなのだそうですね。)

なので、ハードアスペクト形成中は、成長の素となるできごとが起こり、次の形成までに具体化していくのかもしれません。

今現在は節と節の間であり、8月からの約一年間の節目では、成長のための新たな課題にぶつかるのかも。

★また、アセンダントにリリスがのっているのが気になりますが、世の中の闇やタブー視されている人・ものごとが主役になるのかもしれません。

③ 火星と土星からのサポート

太陽は蟹座を運行し、牡牛座の火星と魚座の土星とソフトアスペクトを形成していきます

火星からは行動力・元気を受け取ります。

そして、土星からは試練を与えられ、その後、責任を引き受けることになるかもしれません。

忙しさやプレッシャーはあるかもしれませんが、ストレスよりも充実感を感じるでしょう。

④ ミッド・ポイント

次のミッドポイントに注目してみました。

木星=太陽/火星

  • 楽観性
  • 成功、決断力
  • リーダーシップ

木星=冥王星/ノード

  • 権力の座につく
  • 人脈を通して成功を得る

MCの木星に関するミッドポイントです。活力、人脈、成功が示されています。

➄ 満月のサビアン

山羊座2度(数え)のサビアンは…「三つのステンドグラスの窓、一つは爆撃で損傷している」

1度は打ち出しで、2度はそれに対する反応です。1度のインパクトが大きければ反応も強くなります。

ここでは、山羊座1度の支配・統率に対する反応として一つの窓が攻撃を受けています。三つのステンドグラスの窓とは、「信仰」「希望」「愛」を表しているのでしょう。どの窓が爆撃を受けたにせよ、この支配に対する強気の反抗を知らしめています。

損傷は強い痛みを伴いますが、その痛みを相手の痛みとして知り、受容することによってのみ、お互いに歩み寄る一歩を踏み出せるのでしょう。

山羊座3度(数え)のサビアンは「成長と理解に対して受容的な人間の魂」。相手からの攻撃は人間の「成長と理解」のために必要なのかもしれません。

・・・

双子座と山羊座は150度で、少し調整が必要な関係です。

双子座新月では、広く情報を集め、ありのままを人々に伝えようとします。それは個人の好奇心に基づいた自由な活動と言えるでしょう。

山羊座満月では、ルールや責任をともなう組織的活動が必要になります。理想や目標を共有し、計画を立て協力し合います。制限はありますが、実質的な成果が生まれるでしょう。

双子座から山羊座への流れは、ジャーナリストが個人で世界を飛び回り様々な現実を伝える内に、何らかのミッションに目覚めます。そして、同じ目標を持った人々を集めて、組織として課題解決に向けた活動を始める、という感じでしょうか。

★具体的な課題・ミッションは何ですか?

全体の動き ~まとめ~

双子座新月(6月6日)~蟹座新月(7月6日)までの全体の動きをまとめてみました。

月が緊張のアスペクトを形成するときを赤字で、サポート的なアスペクトを形成するときを青字で記入しています。また、その他緊張感のある期間には赤線を引いてあります。

月が出来事や感情の引き金となることについて検証してみてはいかがでしょうか。

・・・

★冥王星は食度数(水瓶座0度)前後にあって、引き続き全面的なリノベーションの期間となるでしょう。

また、この一か月間は、火星が食度数を次々に通過して世の中に緊張感が漂いそう。

6月6日、双子座17度(数え)での新月・・・種まき

・6月8日、金星-土星(スクエア)

(★6月9日~11日頃、火星の食度数通過、サイン移動、冥王星とのスクエアとなり、火星の活性化に要注目

・6月9日、太陽・金星-土星(スクエア)
・6月9日、火星が牡羊座から牡牛座へ

・6月10日、獅子座の月-冥王星-火星(Tスクエア)

・6月11日、火星-冥王星(スクエア)

・6月12日、獅子座の月-天王星(スクエア)
・6月12日、水星-土星(スクエア)

6月14日、上弦の月(乙女座24度、数え)・・・発展
乙女座の月-太陽・水星-土星(Tスクエア)

・6月15日、乙女座の月-金星-海王星(Tスクエア)
・6月15日、太陽-水星(合)
・6月15日、天秤座の月-木星-冥王星(グランドトライン)

6月16日~21日頃、木星が食度数を通過

6月16日~7月7日頃、天王星が食度数を通過

・6月16日、天秤座の月-サウスノード(合)

・6月17日、天秤座の月-太陽・水星・金星(トライン)
・6月17日、太陽・水星・金星-海王星(スクエア)
・6月17日、金星が双子座から蟹座へ
・6月17日、水星が双子座から蟹座へ

・6月18日、蠍座の月-火星(オポジション)

・6月19日、蠍座の月-天王星(オポジション)-海王星(トライン)

・6月21日、太陽-海王星(スクエア)
6月21日、夏至(太陽が双子座から蟹座へ)

6月22日、満月(山羊座2度、数え)・・・収穫

・6月24日、水瓶座の月-冥王星(合)-木星(トライン)

6月26日~27日頃、太陽が食度数にスクエア

・6月27日、魚座の月-火星-太陽・金星(小三角)

・6月28日、魚座の月-土星・海王星(合)

6月29日、下弦の月(牡羊座8度、数え)・・・成熟・衰退
・6月29日、牡羊座の月-ノースノード(合)

6月30日~7月5日頃、木星が食度数を通過

・6月30日、土星が逆行へ(~11月15日)

・7月2日、牡牛座の月-火星・天王星(合)
・7月2日、水星-海王星(トライン)
・7月2日、海王星が逆行へ(~12月8日)

・7月3日、双子座の月-木星(合)
・7月3日、金星-土星(トライン)
・7月3日、水星-冥王星(オポジション)

・7月4日、双子座の月-土星(スクエア)

・7月6日、火星-土星(セクスタイル)
7月6日、蟹座15度(数え)での新月・・・種まき

・・・・・
参考記事:
2024年の星模様(1月~12月)

後記:
”ラカンパネラ”という曲をピアノで弾く漁師さんがいます。実はその方は50才を過ぎてピアノを始めたそうです⁉その太い指で難曲を弾きこなす様子は超アンビリバボーでした。。でも、以前はパチンコ三昧で、奥さんのお財布からお金をこっそり抜き取る日々だったそうです。ところが、ある日、フジコヘミングさんの”ラカンパネラ”に衝撃を受けて、自分も弾くと決意します。その理由は、フジコさんの演奏が「演歌」に聞こえて感動したから(わかる~)。その漁師さんの姿を見て触発された人は(私も含めて)沢山いると思います。その姿そのものが感動です。好きなことに寝食を忘れて取り組むならば、かなりのことが、何歳からでもできるということですね~。

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