鏡リュウジ先生のご著書『占いはなぜ当たるのですか』を読んで、昔はよく、生まれた瞬間のホロスコープでなぜその人の性質や人生のタイミングがわかるのだろう??と考えたことを思い出しました。
(若い頃は、輪廻転生する魂は、運行する天体たちと波動が合ったタイミングでこの世に生まれてくるのでは、と何となく思っていました。)
占いは当たる??
占星術について学ぶと、出生図が象徴する要素からその人物の人生についてある程度予測できるようにになります。
歴史に名を残すような人物なら特に、出生図を鮮やかに表現していることにも驚かされます。
ですから、「占星術は当たる」というのは実感として大いにあるのですが、本の中に「出生図もホラリーの一つ」という説が書かれていて、あ!なるほど~と思いました。
ホラリーというのは、「問い」を立てた瞬間のホロスコープからその答えを導きだすものです。卜占というやつですね。易占いやタロットもその仲間でしょう。
「何かを問う」その瞬間に意味があるのだと思います。
1,440分の1 の確率??アストロダイス
そんなタイミングで、一昨日、プチおもしろ体験をしました。
ある占い師の方がYouTubeで「魚座木星の時期をどのように過ごしたらよいのか、アストロダイスで占います!」というオススメ動画があがってきて、これも縁だと思って視聴してみました。
(アストロダイスとは、3つのダイスにそれぞれハウス、サイン、天体が書かれていて、出た目の〇座・〇天体・〇ハウスで占います。)
最初に番号を選んで、その番号の順番のときに出た組合せが自分へのメッセージということでした。
私が選んだのは【〇座・〇星・1ハウス】でした。あれ??これは私の出生図と同じでは・・・
このパターンが出る確率は1/12×1/10×1/12で、1,440分の1です!(計算が合っていれば。。)
このシンクロ結構すごくないですか?!
(自分のホロスコープの組合せが出るのは、天体が10個だから144分の1でしょうか??それでも稀有な確率ですよね)
人生でしたい100のことを書くノート
その組み合わせのメッセージには【未来】というキーワードがありました。
その日は、ちょうど本屋さんでふと目についた『人生でしたい100のことを書くノート』という本を買い、ノートに何を書こうかな~と思い描いていたところでした。
気持ちは無意識に「未来にしたいこと」をイメージしていたのでしょう。
その日、YouTubeに上がってきた動画を、たまたま気が向いて視聴したことで、『問い』の答えとして「1ハウスの〇星を(未来を見据えて)しっかり使うこと」というメッセージを受け取ったのだなと思います。
出生図はホラリー?
で、「出生図はホラリー」という話に戻りますが、もしかしたら自分は人間とホロスコープを一体化し過ぎていたのかも?とハッとしました。【人間=出生図】みたいな。
【人間=出生図】とまでいかなくても、【人生のテーマ=出生図】というのは、深く確信しているなと思いました。
さらに言うと、占星術があまりにも当たるという驚きや深い感情体験を重ねるたびに、ホロスコープに人間の高次な部分を投影して神聖化していたのかもしれません?!
出生図は『問い』の答え?
「出生図はホラリー」だとすると、生まれた瞬間のホロスコープで人生を占うという『問い』をたてたからこそ、その答えを出生図から得ることができるということでしょうか。
全ては『問う』ことから始まる。
そこに『縁』が生じる。
なので、出生図は【問いの答え】である。
そう考えると、自分にとってホロスコープはすごく大切だけど、「ホロスコープから自由になれる」と思いました?!
自分としては、わりとガチでホロスコープと人物を見続けてきたので(笑)、「出生図もホラリー?」というのは新しい考え方として、いい感じで自分の中に入ってきました。
「占いはなぜ当たるのか?」これは考えれば考えるほどよくわからないけれど、時々こうやって自分の考えを調整することはなかなか良いな、と思います。
・・・
鏡先生のご著書を読んで、「若い女子じゃないから~」と遠慮せずに、日々のシンクロニシティを楽しみましょう、と思いました(笑)。
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