自己表現と心理占星術~個性化への道しるべ~

先日は「新里先生来日セミナー(オンライン)復習会」の最終回でした。

セミナー2017のテーマは「自己表現を助ける占星術」。復習会では、太陽・月・アセンダント、水星と3ハウス、金星、自己表現を助けるシナストリー、適職判定など、テーマごとにじっくりと取り組みました。

毎回、こどもたちには「この時間はお母さんはいないと思ってよ。」と念を押し、ネコずをシャットアウトして緊張して臨むのですが、皆さんのお話が興味深くてすぐに緊張感を忘れるのでした。

振り返って思うことは、

実際の人生は、想像を超えて心に響く、最も優れた教科書だということ。

半球の偏り、天体のサインやアスペクト、逆行、オリエンタル、ステリアム、ペレグリン、シングルトン・・・

お話をじっくり聴いていると、「それらが時間の経過とともに意味すること」が、言葉(理解)と心情(感じる)の両面から入ってきます。それは静かな感動でさえあります。

そして、もう一つ、

内面から観ている「自分」と、外部の人が感じとっている「自分」には大きなギャップがあるということ。

もしかしたら、自分を一番「誤解」しているのは他ならぬ「自分」なのかもしれません。

他の人が見ている「自分」を引き受けてみることは、新鮮な驚きですね。

「私ってそうなんだ~」と確認することで、表現の幅が広がるのでしょう。

自己を表現していくこと、それはどんどん個性的になっていくということです。

個性的な人は魅力的ですね。それは、誰もが本当は自分の殻を脱ぎ捨てて自由になりたい、という憧れの気持ちなのだと思います。

反感を持ったとしても、それは魅かれていることの裏返しかもしれません。

試行錯誤しながら自分だけのスタイルを確立していく。ホロスコープはその力強い道標になるのだ、とあらためて思います。

酷暑もやっとやわらぐのでしょうか。虫の音は秋の訪れを告げています。。。

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