2026年はどのような年になるのか?!今年も西洋占星術の観点から予測してみました。天体配置と世の中の動きの関連性について少しでも参考になれば幸いです。相変わらず超長文です~(^^;)
2026年もどうぞよろしくお願いいたします^^

2026年の天体の主な動き
火星以遠の天体、ノード、キロンの動きについてチャート上にまとめてみました。
2026年の天体配置(一年間の動き)
活動サイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)は赤、不動サイン(牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座)は青、柔軟サイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)は黄で色分けしてあります。

- 円周上の黄太線は、今年、日食・月食が起こる範囲。
- チャートの外側には火星の月初の位置を記入。
- 今年の特徴的なアスペクトを緑の線で表示。
2026年の天体配置の注目ポイント
2026年の天体配置の中で、重要と思われるポイントをあげてみました。
- 土星と海王星が牡羊座0度で合
- 過去の土星と海王星の合
- 土星・海王星、天王星、冥王星が小三角を形成
- ミッド・ポイントの形成
- 小三角に木星が加わりクレイドルを形成
- 土星、天王星、海王星のサイン移動
2026年は、土星以遠の天体たちが、「地と水」サインから「火と風」サインへと完全に移動して、引き続き小三角アスペクトを形成します。
これまで内部でうごめいていた革新的な変化は、スピード感と熱感をもって外部へと拡散され、世の中の雰囲気はがらりと変わるでしょう。
2026年初頭には、小三角の頂点である「土星と海王星」が「牡羊座0度」で合を形成します。さらに、そのポイントは天王星と冥王星のミッドポイントであるというダイナミックでパワフルな配置です。
その後、土星は少し離れますが、天王星、海王星、冥王星は、度数を少しずつ進めながら今後数年間「火と風」サインの小三角を形成します。
2026年は、既存の構造が崩壊する可能性がありますが、同時に、新しいビジョンがかたちとなり新世界がスタートする年とも言えるでしょう。
以下、上記のポイントについて順番に見ていきます。
① 土星と海王星が牡羊座0度で合
2026年1月~2月、土星と海王星は相次いで完全に牡羊座に移動し、2月21日に牡羊座0度で合を形成します。
各サインの29度は「サインを総まとめして吐き出す度数」であり、0度は「サインの特質を強烈に打ち出す度数」と言われています。
なので、1月~2月は、土星と海王星による「魚座の総決算」および「牡羊座の打ち出し」が重なります。

この形成だけでも稀有なのですが、さらに、魚座29度は昨年9月22日の部分日食の度数とオポジションで、とても活性された度数域になっています。
食の度数域で土星と海王星が重なることは、カルマの解消のような、何かを終わらせるような、とても重要な意味があると考えられます。
土星は「現実・制限」、
海王星は「夢・喪失」、
そして魚座は「無意識の領域」、
牡羊座は「意識化への一歩」とすると、
土星&海王星的な「魚座の総決算」とは・・・
- 虚像・虚構の崩壊と終結
- 境界線が溶ける、嘘と事実の混在、善悪の分断と混乱
- 困難な現実の中で人々は無意識にビジョンを共有する
そして、土星&海王星的な「牡羊座の打ち出し」とは・・・
- 人々の集合無意識が形になる
- 新たな世界・価値観の始まり
- 有象無象含めての乱立、競い合い
という感じでしょうか。
あるいは、物質性(土星)に偏った社会をリセットして、精神性(海王星)との新たなバランスを模索し始めるとも言えます。
いずれにしても、現在はとても重要な転換点であり、見えない内面の部分が大きく変容して、目に見える世界が生まれ変わることが予想されます。
過去の土星と海王星の合とできごと
土星と海王星の会合サイクルは約36年です。
過去のサイクルを遡って、「土星と海王星の合」が形成された年の具体的なできごとについて調べてみました。(with Gemini)
長文ですが、、土星と海王星の組合せが示す、ネガティブ/ポジティブな表現が見えてきて興味深いです。
1989年(山羊座で合)
第二次世界大戦後の世界秩序が根底から覆されました。侵略からの撤退と同時に大国による新たな介入が始まりました。
- ベルリンの壁崩壊: 東西ドイツを分断していた「ベルリンの壁」が事実上消失。東欧の共産主義体制が次々と崩れ、冷戦の終結へと向かう。
- ソ連軍のアフガニスタン撤退完了:1979年から続いていた侵攻が、全軍撤退という形で幕を閉じる。ソ連という帝国の崩壊の予感。
- ベトナム軍のカンボジア撤退:1978年末にポル・ポト政権を打倒するためにカンボジアへ侵攻したベトナム軍が完全に撤退。冷戦の緩和。
- 天安門事件: 中国では民主化を求める学生と軍が衝突し多くの犠牲者が出る。
- アメリカのパナマ侵攻*:ジョージ・ブッシュ(父)大統領率いるアメリカ軍が、突如パナマに侵攻(ジャスト・コーズ作戦)。表向きの理由は「麻薬取引に関与したパナマの最高権力者ノリエガ将軍の拘束」と「パナマ運河の安全確保」。国際社会からは「国際法違反の侵略行為」として激しく非難される。冷戦終結後、アメリカが「世界の警察官」として振る舞い始める先駆けとなった事件。
- リクルート事件: 日本では、戦後最大の政財界スキャンダルにより、竹下内閣が総辞職に追い込まれるという、国民による政治的審判が下される。
- 薬剤エイズ訴訟:血液製剤によりHIVに感染させられた血友病患者等の人権侵害事件について、国と製薬会社を被告として提訴。(1996年3月に和解成立、全面解決へ)
- 「子どもの権利条約」:国連総会において採択され、子供を単なる「保護の対象」ではなく一人の「権利の主体」として認める国際的な新ルールが確立される。
*1989年の「アメリカのパナマ侵攻」は、直近のベネズエラへの侵攻とそっくりですね。
1952年~1953年*(天秤座で合)
日本がサンフランシスコ平和条約の発効により主権を回復した一方で、深刻な社会問題が浮き彫りになりました。
- サンフランシスコ平和条約の発効: 日本が独立を回復し、国際社会の一員としての主権を正式に回復した。占領下のルールから、自国のルールで歩む新時代が始まる。
- スターリンの死去: ソ連の絶対的独裁者の死により、ソ連国内の恐怖政治や国際情勢に大きな変化が訪れる。(スターリンの死による「氷解」)
- 李承晩(イスンマン)ラインの制定: 韓国が一方的に領海の外側に「境界線」を設定。現在まで続く日韓の領土・漁業問題を巡る「境界」の争いが始まる。
- 朝鮮戦争の休戦(38度線): 3年にわたる激しい争いの末休戦協定が結ばれ、現在の軍事境界線が確定。「地球上で最も緊迫した境界線」の一つとして民族を分断。
- 八海事件: 山口県で発生した殺人事件で、後の裁判で無罪が確定。長年にわたり被告が苦しむこととなった日本の「冤罪」の代名詞的な事件。
- 血のメーデー事件: 皇居前広場でデモ隊と警察が激突。主権回復直後の日本の混乱を象徴する出来事。
- 日本におけるテレビ放送開始:NHK東京テレビジョンが本放送を開始。
- DNAの二重らせん構造の発見:ワトソンとクリックがDNAの構造を解明。現代バイオテクノロジーの基礎が構築される。
*余談ですが、習近平氏とプーチン氏はこの期間に生まれています。
1917年(獅子座で合)
第一次世界大戦の最中、世界で初めての社会主義革命が起こりました。
- ロシア革命・ロマノフ朝の滅亡: 数百年続いたロマノフ朝が滅亡。皇帝を頂点とする身分制度が崩壊し労働者による新しい社会が模索される。
- 女性参政権運動の進展:革命下のロシアで女性参政権が認められ、イギリスやアメリカでも運動が激化。女性の政治参加が法的なルールとして世界各地で結実し始める。
1882年(牡牛座で合)
帝国主義が加速し、アジア・アフリカへの支配が強まった時期です。
- イギリスのエジプト占領: イギリスがエジプトを事実上の保護国とし、スエズ運河などの利権を掌握。典型的な植民地主義による搾取の構造。
- 中国人排斥法: アメリカで特定の国籍の労働者の流入を法的に禁じる。近代における差別的な法的境界の象徴。
- 三国同盟の結成: ドイツ、オーストリア、イタリアの同盟によりヨーロッパ内に「敵と味方」を分ける明確な軍事的な陣営が生まれる。第一次世界大戦へとつながる分断の溝。
- 壬午事変: 朝鮮半島で、近代化を進める勢力と保守勢力が激突。日本と清(中国)の介入を招き後の日清戦争への伏線となる。
- 日本銀行の設立:日本銀行法が制定されたことにより、日本の近代的貨幣制度と経済基盤が構築される。
- 東京専門学校の開校:大隈重信によって早稲田大学の前身が創立される。学問の独立を掲げ権力に縛られない教育を目指す。
1846年(水瓶座で合)
アメリカ合衆国が「明白な天命(マニフェスト・デスティニー)」を掲げ、領土を劇的に広げ、欧州では飢餓による社会の崩壊が始まりました。
- アメリカ・メキシコ戦争の勃発: アメリカとメキシコの間で、テキサスの境界線をどこにするかを巡って激しい争いが始まる。
- オレゴン境界紛争の決着: アメリカとイギリスとの間で、北緯49度線を境界線とするオレゴン条約が締結。現在のアメリカ北西部の国境が確定。
- アイルランド・ジャガイモ飢饉の激化: 前年から続くジャガイモの病害により、アイルランドの農業と社会構造が完全に崩壊。 100万人以上の死者と大量の移民(ディアスポラ)を生む。後にイギリスに対する独立争いの火種となる。
- イギリス穀物法の廃止:地主階級を保護していた穀物法が廃止。「自由貿易」の先駆けとなり近代資本主義の基礎となる。
- ドレッド・スコット裁判の開始: 黒人奴隷ドレッド・スコットが「自由州(奴隷制が禁止された境界線の北側)に居住したのだから、自分は自由身分である」として裁判を起こす。人権の「境界線」を巡るアメリカ史上最も有名な裁判の始まり(後に不当な判決の象徴となり、南北戦争の引き金の一つとなる)。
- エーテル麻酔の公開実験成功:ボストンの病院で、歯科医がエーテル麻酔による手術を成功させる。
- 海王星の発見*:ヨハン・ゴットフリート・ガレが海王星を発見。
*海王星の発見は、見えなかった(海王星)存在が、実際に見えるようになった(土星)とも言えます。
土星と海王星の合についてのまとめ
これらのできごとから、土星と海王星の組合せは、「境界線の変更」、「支配と崩壊」、「搾取からの解放」、「冤罪と正義」、「飢饉」などの意味が強調されると考えられます。
また、「社会主義(共産主義)体制の終わり」とも関連がありそうです。
天体の象徴として、土星は境界線や枠組み、海王星はそれを溶かすことを示しています。
人間は、枠組み(土星)の中で安心を必要とし、それが危うくなると危機感を感じます。
土星に対する外惑星のハードアスペクトは、「人生」「これまで自分が築いてきたもの」あるいは「自我の鎧」の危機を示しているのです。
ちなみに、権威(土星)を得ると、テリトリーを広げようとするのは、不動宮のグランドクロス的だなと思います。
また、海王星は宗教も示しているので、「土星と海王星」は宗教間の境界線問題も示しているかもしれません。
枠組みや境界線(土星)は、権威者にとってとてもセンシティブな問題であり、最大の「恐れ」を引き起こすものと考えられます。
歴史を振り返ると、人々はつねに、資源、富、権力を獲得するために、あるいは民族、宗教、イデオロギーの違いから、境界線上で争ってきました。
歴史学者の磯田道史氏は「歴史は韻を踏む」と言い、「人間は同じような失敗を繰り返す」のだから、歴史から学ぶ必要があると言っていました。まさにその通りだなと思います。
今回の土星と海王星の会合は、社会に大きなインパクトを与えるできごとが予想されます。
「緩んだ境界線」を刷新するチャンスでもあり、新しい境界線の在り方について、自分ごととしてよく考えることが大切でしょう。
② 土星・海王星、天王星、冥王星が小三角を形成
1月~4月にかけて、土星と海王星は魚座から牡羊座へ、天王星は牡牛座から双子座へ完全に移動します。
そして、冥王星とともに「火と風」サインの初期度数で小三角アスペクトを形成します。
その後土星はオーブから外れますが、この小三角は今後数年間形成されます。
火と風サインは、【HOT/COLD】の【HOT】に分類され、熱エネルギーの放射・拡散を示しています。
なので、「風が火を煽る」がごとく、ものごとは強力に「外へ外へ」と広がっていくでしょう。
ただし、火サインは【DRY】に分類され、他と切り分けられ形を保つ性質を示すのに対して、風サインは【MOIST】に分類され、他と結合し変化する性質を示しています。
なので、新しい考え方や価値観は、瞬く間に広がっていくけれども、社会に浸透していく面もあれば、相容れず反発を招く面もあるのでしょう。
拡散するということは、その末端の部分では熱量や情報だけが独り歩きするかもしれません。それは誤解や対立を生む可能性もあるでしょう。
ミッド・ポイントの形成
1月下旬~3月上旬頃(ピークは2月)には、
AP(牡羊ポイント)=土星=海王星=天王星/冥王星
のミッドポイントが形成されます。土星以遠の全ての天体で構成されるとても珍しい配置です。
上記の「土星と海王星の合」の意味に、「天王星/冥王星」が示す
- 破壊と革新
- 非凡な創造力、新しい視点の創出
- 努力による偉大な目標の達成
の意味が加わり世の中に打ち出されます。
天王星と冥王星の組合せは「ちゃぶ台返し」とも言われていて、我慢の限界を越えてものごとがひっくり返されるイメージもあります。
理想と現実、精神性と物質性、あるいは、水(海王星)と土(土星)という矛盾した要素を、どのように摺り合わせて新しい世界を創っていくのか。
現実を動かすのは、相当重たい感じもしますが、、、
ですが、この稀有な天体配置は、土と水を練り合わせて、火と風の力で新しいかたちの土器を創りだすエネルギーに満ちています。
何らかの「崩壊」と同時に、アーティストのように非凡な創造力を発揮できる可能性もあります。
★今後数年間、海王星のビジョンを社会に広めるための、革新、破壊と創造は続くでしょう。
小三角に木星が加わりクレイドルを形成
2026年7月~8月には、冥王星のオポジションの位置に獅子座木星が加わり、タイトな「火と風」の「クレイドル(ゆりかご型)」を形成します。
(各サインの4度前後で形成されます。)
獅子座木星の推進力と拡散力に、火星の動きも相まって【HOT】の熱感がピークとなるでしょう。ものごとの動きが加速してダイナミックになります。(季節も真夏ですし。。)
この熱感は木星が乙女座に移る2027年7月頃まで続きそう。
③ 土星、天王星、海王星のサイン移動
1月27日に海王星が牡羊座へ、2月14日に土星が牡羊座へ、4月26日に天王星が双子座へ完全に移動します。
これらの天体のサイン移動もとても重要です。
内容については、下記の各天体についてのパートをお読みください。
2026年注目ポイントのまとめ
2024年は「スクラップ・アンド・ビルド」の時代の幕開け、2025年は「トランスフォーメーション(変容)」と書いてきましたが、2026年は「リボーン(新生)」という言葉を加えます。2026年は、「体制の崩壊と新たな構築」とともに「時代の大きな切り替わり」を強力に示す天体配置が続きます。世の中の空気は「内省と停滞」から「拡散と加速」へ。新世界が胎動する音が聞こえてきそうです。
古いものが終わり、新しいものが誕生する中で、物質至上主義から精神性とのバランスが重要になるでしょう。形だけ残ったレガシーではなく、原点にかえってもう一度息を吹き込み情熱や生命力を注ぎます。そして、何よりも大切なのは「夢」や「ビジョン」を一人ひとりがしっかりと描くことでしょう。(誰かの夢ではありません。)それが「種」となり、未来の具体的な形へと育ちます。
激動の世の中で、ものごとの「からくり」を見抜けたら、振り回されることありません。AIが加速的に進化する今、私たち人間に問われているのは、目前の「見かけ」に惑わされず、全体の構造を捉える知性の進化でしょうか。そして、最大の難敵は外の世界ではなく、自分自身の感情なのだと思います。感情が生む妄想が判断を誤らせることは多いですね。感情をコントロールすることで、見える世界は劇的に変わるのでしょう。。
・・・
次に、木星以遠の天体の2026年の動きについて、冥王星から順番に見てみます。

木星以遠の天体の動き
公転周期が長く遠い天体ほど、より深く強烈な影響を示すと言われています。
一番遠い冥王星から順番に天体の動きを見ていきます。(火星については後述します。)
冥王星
冥王星は、公転周期が約248年で、変容、力、死と再生、価値の根本的改革などを表します。一番遠くにあり公転周期も長いため、より深いレベルでの強烈な体験を示すことが多いです。
その軌道は楕円を描き黄道面に対して17度傾斜していて異彩を放っています。
2026年、冥王星は水瓶座2度~5度台を運行します。
(2024年11月20日、冥王星は山羊座から水瓶座に移動。今後約20年間滞在します。)
山羊座と水瓶座のルーラーは土星で、どちらも「社会」を表すサインですが、山羊座は「権威の構築」、水瓶座は「権威に対抗する市民一人ひとりの行動」を示しています。
言い換えると、
山羊座の「ヒエラルキー(縦の重力)」vs. 水瓶座の「ネットワーク(横の広がり)」
山羊座の「構造物」vs. 水瓶座の「普く吹き渡る風」
と言う感じでしょうか。
また、山羊座は構造や仕組みに、水瓶座はその中の人間に重点があります。
支配のもとで忘れ去られてきた本来の人間らしさ、自由、独立、権利、知性や理性を取り戻すこと。「ヒューマニティ」の追求と言えるかもしれません。
山羊座と水瓶座のセットで、社会のバランスをとるのだと考えられます。
そして、水瓶座が目覚めるためには、「山羊座の暴走」が必要なのかもしれません。
★水瓶座には「科学、技術、宇宙」という意味もあります。
冥王星は、今後20年間水瓶座を運行します。「人間」と「科学・技術」を融合させ、人類の行動範囲を「宇宙」にまで広げて、世界を塗り替えていくと考えられます。
★冥王星が運行中の水瓶座は、冥王星が支配する蠍座とスクエアです。あらゆる癒着(蠍座)をはがす(水瓶座)という意味があるかもしれません。
冥王星は、執着をはがして断捨離することを自分自身に課しているとも言えます。蠍座が示す「人間関係における執着・支配」を手放す試練です。
冥王星には「掘りおこす」「暴露」という意味もあり、隠されてきた「人間関係の秘密」が明らかにされることもありそう。
冥王星に関する重要なアスペクト
冥王星に関する今年の重要なアスペクトの一つは、水瓶座のルーラー天王星とのトラインです。(今年は2回、2年間で計5回形成)
- 2026年7月18日(双子-水瓶座4度)①
- 2026年11月29日(双子-水瓶座3度)②
- 2027年6月15日(双子-水瓶座6度)③
- 2028年1月13日(双子-水瓶座6度)④
- 2028年5月10日(双子-水瓶座8度)➄
自由・独立(天王星)のための抜本的改革(冥王星)という「ちゃぶ台返し」が、比較的穏やかに?社会を根底から変えていくことが考えられます。

冥王星は楕円の軌道を描き、サインの滞在期間は牡牛座が最長、蠍座が最短です。ちなみに獅子座-水瓶座ラインで区切ると、獅子座後半~水瓶座前半は約85年、水瓶座後半~獅子座前半は約163年。後者は前者の約2倍ですね~。現在冥王星は水瓶座に入り、ゆっくりじっくり進むフェーズへの切り替えポイントと言えるかも。(wikiで冥王星の公転軌道が動画で見られます。)
冥王星が前回水瓶座を運行したときのできごと
参考までに、前回、冥王星が水瓶座を運行した1777年~1798年頃のできごとを調べてみました。(with Gemini)
この20年間は、二つの革命「政治的革命」と「第一次産業革命」が爆発し、現代社会の基礎が作られた激動の時代です。
欧米では古い王政や支配を打ち破り、市民が主役となる「自由」と「独立」の風が吹き荒れました。
- アメリカ独立戦争(1775年~1783年): 植民地が帝国(イギリス)に勝利し、人類初の近代民主主義国家が誕生。
- フランス革命(1789年〜1795年): 「自由・平等・博愛」を掲げた民衆が、絶対王政を打倒。「人権宣言」は、現代の自由主義の出発点となる。
- ハイチ革命の勃発(1791年): 黒人奴隷たちが自由を求めて蜂起。世界初の黒人による共和国誕生への道が開かれる。
- 改良型蒸気機関の実用化と普及:英、1776年~1780年代。ジェームズ・ワットが改良した蒸気機関が本格的に工場などで使われ始める。
- 綿織物の大量生産:英、1779年「ミュール紡績機」の発明、1785年「力織機(りきしょっき)」の発明。
海王星
海王星は、公転周期が約165年で、夢、ビジョン、無償の愛、幻想、創造性、慈悲、救済、詐欺、喪失、混沌、薬、海などを表します。
2026年、海王星は、魚座29度~牡羊座4度を運行します。
(2025年3月30日~10月22日に一旦牡羊座を運行。2026年1月27日に完全に牡羊座に入り、2038年~2039年まで滞在。)
海王星は、2026年1月27日に牡羊座に入ると、2月21日に牡羊座0度で土星と合を形成します。
魚座と海王星は、その象徴がよく似ています。
なので、1月下旬に海王星が魚座の終わりを運行する頃には、
「夢」「理想」「信仰」「創造性」「スピリチュアリズム」「妄想」「混乱」「犠牲と救済」「境界線が溶ける」「喪失」「終わり」
などに関連するできごとが次々と噴出して強調されるでしょう。
世の中には嘘と事実が入り混じり、公私において何らかの総まとめや反省会を体験するかもしれません。
人々は自分のイメージや正義でものごとを判断しがちなので、様々な情報や意見、感情が交錯して「カオス」状態になるでしょう。
海王星が牡羊座に移動
海王星が牡羊座に入るということは、何らかの「犠牲」や「強いられてきたこと」が終わり、「解放」されて、それに代わる「新しいシステム」が始まることが予想されます。
そして、海王星が「活動宮」の牡羊座を運行している間は、新しいものが生まれては消えて、引き続き混沌とした状態が続くでしょう。
牡羊座と海王星の組合せは、「夢実現への意欲」とともに「混乱による衝突」も示していて事故や争いなどにも要注意かもしれません。
海王星が魚座から牡羊座へと移動する現在は、人々が心の奥底で望んでいるイメージが大海に満ち、形となって陸に上がることを待ち望んでいる感じでしょうか。
「夢が実現する」とは夢のような話ですが、
そういう人生を誰もがつくれるということ、そのような世界に変えるチャンスであることを海王星は教えてくれているのかもしれません。

日本のアニメが世界中で大人気だそうですね。夢、希望、友情、勇気、感動、試練、冒険、成長等々、それらの要素がつまったアニメはとても海王星的だなと思います。日本は海王星的な国と言えるのかも。日本のアニメが世界を変える日がくるのかもしれませんね?!
海王星が前回牡羊座に移動したときのできごと
参考までに、前回、海王星が魚座から牡羊座に移動した1861年~1862年のできごとを調べてみました。(with Gemini)
この期間は、世界中で「何百年も続いた古いシステムの終焉」と「未曾有の激動を伴う新しい時代の産声」が強烈に交錯した2年間でした。
① 制度と支配の「終わり」と「始まり」
- ロシア農奴解放令:数世紀にわたる農奴制が廃止され、農民たちは都市へと流れ込む。後のロシア革命へとつながる「労働者階級」の始まり。
- アメリカ南北戦争の勃発:奴隷制を基盤とした南部伝統社会の終わりの始まり。多くの犠牲を払うことで「一つの国家」としての再定義が始まる。
- 参勤交代の緩和(文久の改革): 200年以上続いた「参勤交代」システムが事実上崩壊し、幕府の終焉(明治維新)への道が決定づけらる。
- 赤十字の胎動: アンリ・デュナンが『ソルフェリーノの思い出』を出版、赤十字創設への動きが始まる。人道的な救済システムの始まり。
② 文化、発明
- 大陸横断電信の完成(米):電信により、数週間かかった情報のやり取りが「数分」になる。
- 文久遣欧使節:幕府が欧州へ初めて大規模な使節団を派遣。福沢諭吉らが参加。「井の中の蛙」であった日本の古い世界観の終わり。
③ 文学
- 『不思議の国のアリス』(英): 1862年、ルイス・キャロルがその原型となる物語をアリス・リデルに語り聞かせた。児童文学の教訓主義からの解放。
- 『ㇾ・ミゼラブル』出版(仏): ヴィクトル・ユゴー著。貧困、犠牲、魂の救済をテーマにした大作。当時の社会矛盾に対する強烈な創造性の産物。「ひとりの徒刑囚が偉大なる“正しき人”として生涯を終えるまでの物語であり、その底を流れているのは、永遠に変わることのない真実の「愛」である。wikiより」
天王星
天王星は、公転周期が約84年で、自由、平等、独立、解放、個性化、反抗・抵抗、突然の変化、革新、発明などを表します。
天王星の自転軸は公転軌道面に対して約98度傾いていて(横倒し)、反抗的なイメージに合ってますね。
2026年、天王星は牡牛座27度~双子座5度を運行します。
(2025年7月7日~11月8日に一旦双子座を運行。2026年4月26日に完全に双子座に入り、2032年~2033年まで滞在します。)
天王星は「自由、平等、独立、科学、技術、発明」を示しています。
おそらく、科学や技術における発明や新しい思想は、人類を自由、自立、生活レベルの向上へと導きます。
ですが、それは、技術を持たない人々を支配することにつながるかもしれません。
そして、皮肉なことに戦争は技術を飛躍的に進歩させてきました。
天王星自体は、純粋に「発明」「進化」を示していますが、それを活用する人間の目的により、結果は天と地ほど違ってくるのでしょう。
4月下旬まで、「突然の予期せぬ変化」を示す天王星は「牡牛座」を運行します。
牡牛座の最終度数に近づくにつれ、牡牛座が示す「もの」の価値が、さらに高騰する/暴落する可能性があります。
牡牛座は地のサインなので、物質的にリアルな価値をもつもの、例えば「金」「宝石」、大地から採れる「農作物」や「石油」「天然ガス」「温泉」「鉱物」などの資源が急に重要度を増すことが考えられます。
牡牛座は「所有」や「価値」を示すので、それらを「持つ」こと「手放す」ことの両極端が表れやすいでしょう。
なので、個人においても、所有物の価値が突然上がったり下がったりする、あるいは、それらを見越して、何かを獲得したり手放したりするかもしれません。
牡牛座的象徴に関する「変化」の総仕上げと言えます。
天王星が双子座に移動
4月26日、天王星は双子座に移動します。
双子座が示すコミュニケーション、情報、流通、交通機関などに関する劇的な進化と、それに伴う価値観の変化が見られるでしょう。
驚くべき変化は「もの・所有」から「アイデア」へと移ります。
「考え方」や「通信ツール」、あるいは「ジャーナリズム」に革新が起こることが予想されます。
そして、建物のドアが解放されて風が吹き抜けるように、そのアイデアは外へと広がっていきます。
新しい通信手段が普及し、発明や研究結果が公開されて人々をあっと驚かせるのかもしれません。
それらの発明や成果は、人々をサポートし、生活の質を劇的に向上させる可能性があります。
ただし、双子座には「競い合い」の意味もあります。
思想の違いによる、相手を打ち負かすための、テクノロジーを利用した争いが起こる可能性もあるかもしれません。
天王星のはたらきの一つは「普遍性」、つまり、普く(広く)遍在する(どこにでもある)ことだと言えます。
なので、ライバル同士競い合ってアイデアを磨き、成果をオープンにして、そして、誰もがその恩恵を受けられるとき、天王星は最も喜ぶのでしょう。
それは、さらなる飛躍的な発明へとつながるのだと思います。
★牡牛座が「からだ・所有」とすると、双子座は「神経系・情報収集」です。
牡牛座では「常に持ち歩き」ましたが、双子座では「神経系の一部」「外付けの脳」になっていくのでしょう。既にそんな感じですね。
ただし、引き続き依存には注意が必要です。有象無象の情報からの自立、距離を置くこと(天王星)がテーマとなりそう。第一の脳(自分の脳)を磨くことも忘れずに。。

双子座は学習・教育、そしてスピードも表し、そこに天王星が入ることで、教育分野などでの急激な変化も考えられます。教材や学校の多様化、AI先生など、より自由に学ぶことが当たり前になるでしょう。こどもも大人も楽しく学べると良いですね!
天王星が以前双子座に移動したときのできごと
参考までに、以前、天王星が牡牛座から双子座に移動した①1941年~1942年、②1858年~1859年、③1774年~1775年のできごとを調べてみました。(with Gemini)
歴史の大きな転換点や、その後の世界を形作る「科学的発見」「技術革新」「新しい思想」「国家の独立・変革」が集中しています。
① 1941年~1942年:科学の軍事利用と激動の日本
この時期は第二次世界大戦の真っ只中であり、戦争が科学技術と軍事イノベーションを劇的に加速させました。
- ゼロ戦の運用が本格化:当時の世界最高水準の航続距離と運動性能を誇る。
- マンハッタン計画が始動:世界で初めて持続的な核分裂連鎖反応に成功。現代の原子力発電と核兵器の両方の起点となる。
② 1858年〜1859年:進化論の衝撃と日本の開国
近代の幕開けとも言える、科学思想と外交の大きな転換期です。
- 日米修好通商条約の締結:200年以上続いた鎖国体制が事実上終わり、日本が国際社会へと押し出される。
- 安政の大獄:江戸幕府の大老・井伊直弼が、幕府の政策に反対する勢力を弾圧。
- 福澤諭吉が蘭学塾を創設:慶應義塾の起源。西洋科学の導入が加速。
- 『種の起源』の出版:「進化論」は宗教観や科学観を根本から覆す。
- 世界初の機械掘り油井の成功(米):現代の石油産業がここから始まる。
③ 1774年〜1775年:蘭学の勃興とアメリカの独立
啓蒙思想が広がり、既存の権威に対して「科学的根拠」や「個人の自由」が声を上げ始めた時代です。
- 『解体新書』の刊行:西洋の解剖学を日本語で紹介。日本の近代医学・科学精神の金字塔となる。
- アメリカ独立戦争が勃発:「自由と独立」を掲げた新たな国家の形が模索され始める。
- 酸素の発見:ジョゼフ・プリーストリー(英)による。
- 改良型蒸気機関の実用化へ向けた企業の設立:産業革命が加速。
- 平賀源内の「エレキテル」(1776年): 日本初の摩擦起電器「エレキテル」を平賀源内が完成させる。日本のテクノロジーの先駆け。
土星
土星は、公転周期が約29年で、権威、制限、障害、ルール、コントロール、そしてものごとの実現や成熟を表します。また、欠点や不足をチェックする定期点検の天体でもあります。
2026年、土星は、魚座26度~牡羊座14度を運行します。
(2025年5月25日~9月1日に一旦牡羊座を運行。2026年2月14日に完全に牡羊座に入り、2028年4月まで滞在。)
魚座は12サインの中で最後のサインです。
定期点検の土星が運行中ということは、約29年間(土星の周期)の総まとめ&次への準備の期間と言えるかもしれません。
例えるならば、部分的な補修で済ませるのではなく、新たな目標のもと、解体して作り直しバージョンアップする、という感じでしょうか。
魚座の土星は、損得勘定ではなく、精神性を高めるための自己鍛錬、献身的な奉仕の精神にスポットを当てます。修行僧のようなイメージですね。
また、魚座が示す夢や希望に対して土星は厳しい制限を示し、相反する要素を含んでいると言えます。
ですが、もし、困難から逃げずに自分の内面と向き合うとき、その制限こそが夢を実現させるのに必要だと悟るのかもしれません。
★魚座を運行する土星の「点検」により、曖昧にしてきたこと、嘘をついてきたこと、犠牲にしてきたことなどが浮き彫りになり、ルール(土星)が新たに設けられるでしょう。
何となくごまかしてきたことについては、土星が厳しくダメ出しをします。腹を決めて向き合うことが大切でしょう。
土星が牡羊座に移動
2月14日、土星は魚座から牡羊座に移動します。
牡羊座は何かをスタートしたい衝動・アクセルとすると、土星は制限・ブレーキです。
なので、土星が牡羊座に入ると、新たな計画が始まるけれどスロースタートであったり、出る杭が打たれたり、ダメ出しによる出直しがあるのかもしれません。
また、土星は管理・コントロールを示しているので、起業・独立など自らがイニシアティブをとる形でスタートするのが良さそうです。
牡羊座は、ピンときたら即行動の傾向がありますが、土星が入ると自分にとても厳しくなります。リーダーシップと責任が重要になるでしょう。
ただし、アクセルを踏み過ぎるとブレーキが壊れて暴走する危険性もありそう。
もしも、忍耐を学ぶならば衝動性はよくコントロールされて、計画は順調に実行されるでしょう。

青山学院大学陸上部の原監督のチャートでは、土星が牡羊座0度にあります。○○大作戦と銘打って結果を出し続けている様子は、なるほどと頷けますよね。さらに、現在はソーラーアーク火星が山羊座1度で、出生の土星とスクエアです!
土星が以前牡羊座に移動したときのできごと
参考までに、以前、土星が魚座から牡羊座に移動した①1996年、②1967年、③1937年~1938年、④1908年のできごとを調べてみました。(with Gemini)
「体制の構築」や「法的統制の強化」、あるいは「グローバルなルールの再編」が際立ちます。
良くも悪くも、混乱の中から明確な方向性が見えてくる感じでしょうか。公害、薬害などについても何か明らかになるのかもしれません。
① 1996年:既存システムの解体と再構築、グローバル化
バブル崩壊後の停滞を打破するための「構造改革」や、技術や倫理に伴う「新しいルール」が具体化しました。
- 橋本行革と「金融ビッグバン」の表明:「フリー・フェア・グローバル」を掲げ、戦後の護送船団方式を解体し、市場原理に基づく金融システムの再構築が始まる。
- 包括的核実験禁止条約(CTBT)の採択:核兵器の開発に強力な「制限」をかける国際的な法的枠組みが具体化する。
- らい予防法の廃止:長年、人権を制限してきた法的枠組みがようやく撤廃され、国家の過ちに対する法的な清算が行われる。
- 薬害エイズ訴訟(1989年~)の和解:被告が責任を全面的に認め和解が成立、その後捜査当局のメスが入る。
- クローン羊「ドリー」の誕生:「クローン」についての倫理的なルール作りが世界中で急務となる。
② 1967年:国際秩序の拡張と新領域のルール
高度経済成長の歪みに対する「国内ルール」の整備と、人類の活動領域拡大に伴う「宇宙の法律」が誕生しました。
- 公害対策基本法の制定:経済優先から国民の健康保護へと舵を切り、企業の活動に厳しい環境規制をかける法的基盤が作られる。
- 宇宙条約の発効:「宇宙は全人類のもの」とし、国家による領有を禁止する国際的なルールが具体化。
- ASEAN(東南アジア諸国連合)の設立:冷戦下、地域的な結束による新たな政治的・経済的構築がなされる。
③ 1937年~1938年:戦時統制、法による自由の完全な制限
日中戦争の勃発に伴い、個人の自由が法律によって著しく制限され、国家権威がすべてを飲み込んでいきます。
- 「国体の本義」の発行:天皇中心の国家観を国民に徹底させるための思想的権威が言語化・具体化される。
- 企画院の設置:戦時経済を統制するための司令塔が内閣に構築される。
- 国家総動員法の公布・施行:議会の承認なしに、政府が人や物資を自由に動かせるという、戦時下の究極的な法律。
- ミュンヘン会談:英仏がドイツの要求を認めることで平和を維持しようとしたが、結果的に国際的なルールによる抑止が崩壊。
④ 1908年:近代的な国家規律の定着
明治維新から40年余り、日本が近代的な権威と社会秩序を内外に示しました。
- 戊申詔書(ぼしんしょうしょ)の発布:日露戦争後の社会の弛緩を引き締めるため、天皇の名で国民の道徳や勤勉さを説く「精神的なルール」が示される。
- 監獄法の制定:曖昧だった行刑制度を法的に整備し、近代国家としての「管理・制限」の仕組みを構築。
- FBI(アメリカ連邦捜査局)の前身が設立:連邦レベルでの法執行機関という、新たな「国家の権威」を象徴する組織が構築される。
木星
木星は、公転周期が約12年で、その年の雰囲気やトレンドを表し、よくも悪くもものごとを拡張させます。チャンスや前進、寛容さも表します。
木星は地球の約11倍の直径と318倍の質量を持つ太陽系最大のガス惑星ですが、自転速度は太陽系で最も速く、約10時間で1回転するそうです。wikiより
その性質は、木星が示す拡散する勢いと同時に、実は大きく見えているのはガス(雰囲気、虚像)という側面も示しているかも。
2026年、木星は蟹座15度~獅子座27度の間を運行します。
(6月30日に蟹座から獅子座に移動し、2027年7月までの約一年間獅子座を運行します。)
蟹座の木星のテーマは「家、家族、国、こども、守る、育てる、共感する」ことに関連します。
木星と蟹座は、ともに受容性やサポート的な面で馴染みやすいと言えます。大家族的なグループをお世話し保持する、料理をふるまう、そのようなキャパの大きさがあります。
蟹座は、受容されている、ここにいていい、という安心感のある場を示し、家庭、地域、団体、国など、スケールの大小は問わないでしょう。
社会全体としては「守り」の態勢に入り、身内第一の傾向が強くなりそう。
ただし、身内を守りたい気持ちが高じると、他者を排したり攻撃したりする可能性もあります。
木星が蟹座の最終度数を通過する6月下旬頃、これらの傾向が顕著になるでしょう。
木星が獅子座に移動
6月30日、木星は蟹座から獅子座に移ります。
テーマは「尊厳、自己表現の喜び、創造性、ドラマチック、注目を浴びる」などに変わっていくでしょう。
獅子座は「王」を示し、木星との組合せは、権力を持つ人が力を誇示する、勢力を拡大する、あるいは、創造的なパフォーマンスによって人々を鼓舞する、求心力を発揮する、などが考えられます。
また、水瓶座が舞台の出演者全体とすると、獅子座は主役です。
自分が中心として輝く、他の出演者と協力して舞台全体を盛り上げる、主役としてはどちらも必要な要素ですが、この期間は前者が強く表現されるでしょう。
リーダーによるドラマチックな言動にスポットライトが当たる期間となります。
特に、土星以遠の天体による「火と風サインの小三角」に木星が絡むと爆発的な拡散力が発揮されるでしょう。
できごととしては、火山の噴火などにも要注意。
木星に関する注目のアスペクト
木星に関する重要なアスペクトとして、小三角との連携や土星とのトラインが挙げられます。
◇7月中旬~下旬、獅子座の初期度数の木星は、冥王星とオポジションなど、小三角と組み合わさってクレイドル(ゆりかご)を形成。
ものごとが大きく外に向かって動き、拡大し、進んでいくことが考えられます。要注目。
◇9月1日前後、獅子座木星は牡羊座土星とトラインを形成。同日、土星は蟹座火星とスクエアを形成。
リーダーとして勝つという野心と自信の拡大と、何かを守るための戦いに備える緊張感が極度に高まりそう。
★全体として、獅子座木星の一年間は、生きる喜びを感じられることに没頭する時間をつくると良さそうです。
「ランナーズハイ」という言葉がありますが、何でもよいので、疲れが吹き飛んで心の底から楽しいと感じられるものを探してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、パワフルなハイトーン・ボイスが特徴的な男性歌手のチャートでは、金星が獅子座にあるケースをよく見かけます。熱情的な高音で魅了するというのは獅子座的なのかも?
ノード、キロン
ノードとキロンについてもチェックしてみました。
ノード
ノードとは、黄道(太陽の通り道)と白道(月の通り道)が交わるポイントで、サウスノードとノースノードがあります。
ノードは人やものごとの縁の結び目であり、日食や月食にエネルギーを与えます。*
また、ノードがあるサインは、世の中に与える影響や多くの人々が巻き込まれるできごとの傾向を示しています。
*下記の「日食・月食からの考察」も参照してください。
乙女座/魚座のノード
2026年7月~8月まで、ノースノードは魚座、サウスノードは乙女座にあります。
乙女座/魚座のオポジションは、「奉仕」と「犠牲」、「搾取」と「救済」がテーマ。
・魚座のノースノードは、全面的に受容し犠牲になることで新たなエネルギーが入ってきます。
・乙女座のサウスノードは、選別して奉仕することで蓄積したエネルギーを放出します。
なので、乙女座(サウスノード)/魚座(ノースノード)の期間は、
- 選別することと vs. 全体を受け入れること
- 実務能力 vs. 共感力
これらの両極について、乙女座(サウスノード)側に偏りがちかもしれません。つまり、木を見て森を見ず、のように。
近視眼的な視点からズームアウトして、全体を緩く眺める必要があるでしょう。
獅子座/水瓶座のノード
2026年7月~8月、ノースノードは水瓶座、サウスノードは獅子座に移ります。(ノードは逆行します。)
獅子座/水瓶座のオポジションは、「リーダー」と「仲間」、「情熱」と「理性」、「自己表現」と「自己表現の場」がテーマ。
・水瓶座のノースノードは、全体を俯瞰し、他者とともに皆の権利を守るために行動することで新たなエネルギーが入ってきます。
・獅子座のサウスノードは、自己表現を通して周囲からの賞賛を得て、自己の尊厳を確認することで蓄積したエネルギーを放出します。
なので、獅子座(サウスノード)/水瓶座(ノースノード)の期間は、
- 主役 vs. 舞台を構成する全員
- 王 vs. 国民(王国)
- アート vs. サイエンス
これらの両極について、獅子座(サウスノード)側に偏りがちかもしれません。つまり、王様の独擅場になる傾向が考えられます。
王様への一点集中から、国全体の活気へとエネルギーを拡散させる必要があるでしょう。主語は「我(われ)」から「我々(われわれ)」へ。
★全期間を通して、ノースノード側ではエネルギーを取り入れ、サウスノード側では放出して、偏りを調整する(バランスをとる)ことが必要でしょう。
キロン
キロンは、土星と天王星の間を楕円の軌道を描いて、約50年で元の位置に戻ります。
2026年、キロンは牡羊座22度~牡牛座0度の間を運行します。
(6月下旬~9月中旬、キロンは牡牛座0度台を運行。)
キロンは、
- 土星(構築・保持)と天王星(変化・旧構造の破壊)という、真反対の働きを示す天体の橋渡し
- 障害や身体的弱点、心理的な傷、死を意識すること
- 大きな災害
- 先端医療
- 分析力、批判
などに関わると言われています。
牡羊座のキロンは、死との向き合い方、障害や心の傷、あるいは脳(頭部)の治療に関わる新しい方法が世の中に出てくるとも考えられます。
そして、
牡牛座のキロンは、それらの方法が具体化する・定着することが考えられます。
あるいは、
からだ(牡牛座)にキロンが埋め込まれる
→先端医療による古い肉体と新しいからだの橋渡し
→人造人間?
といったイメージもあります。(個人的な想像です)
特に、牡牛座0度は「握力が強い」度数と考えられるので、キロンを具体化する象徴的なイベントが見られるかもしれません。
キロンは、私たちが見たくないものを見、自身の傷を理解することで、今の殻からの脱皮・解放へ向かうためのサポート(道筋)を示す天体と言えるでしょう。
個人のチャートにおけるキロンの配置は、土星の枠を超えるための、その人にとっての傷と癒しの両面を示していると思われます。
キロンに関する注目のアスペクト
◇火星とのハードアスペクト
- 1月14日…山羊座火星とスクエア
- 5月17日…牡羊座火星と合
- 9月27日…蟹座火星とスクエア
全てキロンが牡羊座を運行中に形成されます。
新規の計画を強気で推し進めるかもしれません。
◇木星とのアスペクト
7月2日前後、キロンは木星とスクエアを形成します。
昨年から、牡羊座キロンが蟹座木星とスクエアを形成し、守りのための攻撃が緊張を生んできました。
2026年7月頃の牡牛座キロンと獅子座木星とのスクエアは、自己承認のための攻撃が派手に拡大する、あるいは、キロンの分析力が高じて誹謗中傷が高まるかもしれません。
特に、牡牛座0度と獅子座0度でのスクエア形成で、資源の獲得に関わる威嚇があるかも。

キロンは占星術に関わるとも言われています。牡羊座運行中は、「新しい」占星術の新芽が沢山見られるのでしょう。
日食・月食からの考察
(チャート上には、日食や月食が起こる範囲を黄色の太線で示しています。)
日食・月食は、「偏り」や「不均衡」の場所を浮き彫りにし、しばしばそのサインが示す物事の方向性の大きな変化を示すと言われています。
世の中や個人における重要なできごとには、食が関わることが多いです。
2026年は【乙女座-魚座】の月食と【獅子座-水瓶座】の日食が起こります。(度数は数え度数)
- 2月17日、金環日食(ノース側、水瓶座29度)←天王星とスクエア
- 3月3日、皆既月食(サウス側、乙女座13度)←木星とトライン
- 8月13日、皆既日食(サウス側、獅子座21度)←土星とトライン
- 8月28日、部分月食(ノース側、魚座5度)←天王星とスクエア
乙女座-魚座での月食
乙女座-魚座での月食は、「奉仕/犠牲」「選別/受容」に関する集大成を示しています。
そして、ノースノード側(魚座)は新たなエネルギーの流入、サウスノード側(乙女座)は古いエネルギーの放出・解放を示しています。
(エネルギーの放出・解放とは、自分の持てるものを惜しみなく差し出すことで解き放たれる感じ。)
乙女座と魚座のオポジションは、選び抜かれた俳句の短い言葉(乙女座)が、その背後にあるあらゆる情報を含んでいる(魚座)様子を連想させます。
なので、これらの月食では、視野を狭めることなく、「隅々まで救済するための」、最良の選択をすることが重要でしょう。
★ズームイン(乙女座・局所的)とズームアウト(魚座・大局的)を行き来してバランスをとります。
月食(満月)なので、これまで地道に積み上げてきた実績を集大成としてかたちにします。
獅子座-水瓶座での日食
獅子座-水瓶座の日食では、「我の欲求/皆の理想」「個の権威/皆の権利」に関する新たな始まりを示しています。
そして、ノースノード側(水瓶座)は新たなエネルギーの流入、サウスノード側(獅子座)は古いエネルギーの放出・解放を示しています。
獅子座と水瓶座のオポジションは、舞台でスポットライトを浴びて注目を集める主役(獅子座)と、その他の演者、スタッフなど全ての関係者(水瓶座)との対比を連想します。
舞台の成功にはどちらも必要であり、本来は、観客を楽しませたいという情熱を共有しているのでしょう。
なので、これらの日食では、「皆のために」いかにリーダーがエゴの満足を手放すかが重要になるでしょう。
★支配者の欲求(獅子座)と社会の改革(水瓶座)を行き来してバランスをとります。
日食(新月)なので、支配者の在り方、市民の抵抗と独立、あるいは、芸術や科学・技術の飛躍的進歩などについて、新しい方向性がスタートするでしょう。
【食】度数へのトランジット
日食・月食の度数を、トランジット天体が合/オポジションで通過すると、何らかの影響をもたらします。
とくに火星と土星の通過が最もイベントが起こりやすいと言われています。
2026年1月~12月に活性中の食度数は(おおよそ)以下の通り。(2023年以降の食度数)
牡羊/天秤座 5、9、10、19、21、29度
牡牛/蠍座 5、14度
獅子座/水瓶座 20、28度
乙女/魚座 4、12、15、23、25、29度
太字の度数は2025年の食、赤太字の度数は2026年(これから)起こる食です。
不動宮の後半と柔軟宮の前半が緊張状態にあります。
食に関連して注目する時期
主要な天体が、最近の食度数を通過する時期をチェックしてみました。
- tr土星による食度数通過:1月~6月上旬、9月中旬~12月
- tr海王星による食度数通過:1月~12月
特に、食を完成させる(終わらせる)土星のトランジットはとても重要です。
偏った状態のバランスをとり、大きな変化や喪失の痛みを伴いつつ、最後には安定をもたらすと言われています。
昨年に続き土星が活性している食度数を通過していて、困難、制限、努力の結果報酬を得るチャンスの期間とも言えまます。

火星のトランジットで一年間の流れを見る
火星は、活力、行動力、決断力、怒りなどを表し、そのトランジットはものごとの引き金となることが多いです。
また、火星が運行中のサインは、何を求めて戦うのか、またどのように怒りを表現するかなど、着火ポイントや分野、エネルギーの表現方法を示しています。
火星の動きを追って今年の流れを見てみましょう。
再びチャートを掲載します。

火星のトランジット
火星のサイン移動にしたがって、緊張が高まる時期を中心にまとめてみました。(赤い下線の時期は緊張が高まることが予想されます。)
今年は、火星が一年間を通して順行し、山羊座12度→乙女座9度まで進みます。
火星が山羊座(~1月23日)…活動宮の地サイン
計画実行や権威のために、あるいは権威や慣習への反抗のために、戦略的に戦う
・1月10日、火星・金星・太陽と木星がオポジション
・1月14日、火星とキロンがスクエア
火星が水瓶座(1月23日~3月2日)…不動宮の風サイン
他と異なる存在であるために、自由のために、仲間のために戦う。周りから浮くことへの恐れ
★1月27日、海王星が牡羊座に入る
・1月28日、火星と冥王星が合(水瓶座3度)
→2月4日、天王星が順行へ(牡牛座27度)
★2月14日、土星が牡羊座に入る
★2月21日、土星と海王星が合(牡羊座0度)
・2月28日、火星と天王星がスクエア
火星が魚座(3月2日~4月10日)…柔軟宮の水サイン
弱者のために、夢や美的表現の実現のために戦う。逃げたり雲隠れすることも戦術のうち
→3月11日、木星が順行へ(蟹座15度)
火星が牡羊座(4月10日~5月19日)…活動宮の火サイン
即断、即決、一刻も早く行動を開始するために戦う。勇気、熱意、独立心に富むが継続が不得手
・4月13日、火星と海王星が合(牡羊座2度)
・4月20日、火星と土星が合(牡羊座7度)
★4月26日、天王星が双子座へ
・5月5日、火星と木星がスクエア
←5月7日、冥王星が逆行へ(水瓶座5度)
・5月17日、火星とキロンが合(牡羊座28度)
火星が牡牛座(5月19日~6月29日)…不動宮の地サイン
★火星が牡牛座0度を通過するときは、「最もその人らしい資質が表現される」(by松村先生)とのことで、要注目です。
自己の物質的な安全・保全を死守するために断固として戦う、頑固さゆえの怒り
・5月26日、火星と冥王星がスクエア
★6月20日、キロンが牡牛座に一旦入る
火星が双子座(6月29日~8月11日)…重名宮の風サイン
膨大な情報、機知、活発なコミュニケーションによる機敏な行動
★6月30日、木星が獅子座に移る
・7月2日、木星とキロンがスクエア(獅子座-牡牛座0度)
・7月4日、火星と天王星が合(双子座3度)
←7月7日、海王星が逆行へ(牡羊座4度)
・7月20日、木星と冥王星がオポジション
←7月27日、土星が逆行へ(牡羊座14度)
←8月4日、キロンが逆行へ(牡牛座0度)
火星が蟹座(8月11日~9月28日)…活動宮の水サイン
家族、伝統、遺産を守る(取り戻す)ために戦う、保護や過干渉への抵抗
・8月17日、火星と海王星がスクエア
・9月1日、火星と土星がスクエア
←9月11日、天王星が逆行へ(双子座5度)
★9月18日、キロンが牡羊座に戻る
・9月27日、火星とキロンがスクエア
火星が獅子座(9月28日~11月26日)…不動宮の火サイン
名誉やプライド、あるいは国のために戦う、勇敢さ、怒りへの固執
・10月3日、火星と冥王星がオポジション
→10月16日、冥王星が順行へ(水瓶座3度)
・11月16日、火星と木星が合(獅子座25度)
火星が乙女座(11月26日~2027年2月21日)…柔軟宮の地サイン
(火星は2027年1月10日に乙女座10度で逆行に転じ、獅子座20度まで戻る。)
細部を極め、柔軟にものごとを改善し完成させる仕事能力、行き過ぎた潔癖さや批判
・12月5日、火星と天王星がスクエア
→12月11日、土星が順行へ(牡羊座7度)
→12月13日、海王星が順行へ(牡羊座1度)
←12月13日、木星が逆行へ(獅子座27度)
水星の逆行
参考までに水星の逆行をピックアップしました。
水星の逆行は、およそ一年に三回起こります。2026年の逆行期間は以下の通り。
- 2月26日~3月21日(魚座22度→魚座8度)
- 6月29日~7月24日(蟹座26度→蟹座16度)
- 10月24日~11月13日(蠍座20度→蠍座5度)
水星逆行の期間は、通信や交通障害や手続きミスなどが起きやすい傾向があります。ダブルチェックをこころがけ、万が一の事態に備えておくと安心でしょう。
逆に言うと、見直し、練り直し、やり直しには適した時期です。過去の文書やメールを再チェックしたり、気になっていたことを書き出してみたりしてはいかがでしょうか。
★特に、水星やその他の天体が逆行や順行に転じる「留」の期間は要注目。ものごとの方向性が転換したり、停滞していたものごとが動きだしたりする可能性。例えば、水星が順行に転じると同時に「何か重要なことが発表される」というケースは時々見かけます。
・・・
以上、ざっと気になるところを書きだしてみました。昨年に続き、今年も激動の一年間になりそうですね。平和を願いつつ、実際のできごとと突き合わせて検証していきたいと思います。また、思いついたことがあったら加筆するかもしれません。よろしければ、またのぞいてみてください^^
2026年も皆さまにとりまして良い年でありますように!

コメント