2020年1月11日午前4時21分
蟹座21度(数え)での満月です。
情感を盛り上げることで人々をリードするような満月です。
太陽はじめ、水星、木星、土星、冥王星が
山羊座に集中し、月はその対面にあります。
人体でいうと、山羊座は骨格と皮膚を、
蟹座は、そこに包まれるやわらかい内容物を表します。
また、山羊座は組織、制度、ルール =(形・器)
蟹座は家庭、基盤 =(感情)
なども表します。
つまり、蟹ー山羊の軸は人体の基本であり、
家庭生活ー社会活動という
現実世界の基本の軸ともいえます。
前回の新月では、
山羊座の象徴である「形」の改革に焦点がありましたが、
この満月では、
その中でどのような感情を共有するか
が重要となります。
昔は、領地ごとにお城が立てられましたが
山羊座は敵から身を守るお城
蟹座はその中にいる生身の人々(領主と家来たち)
という感じです。
満月のサビアンシンボルは
「歌っているプリマドンナ(女性主役歌手)」
蟹座21度は「情感」の活動力のピークを表します。
女性のソロ歌手が
合唱隊を従えて情感たっっぷりに歌う姿に
人々は引き込まれます。
その感動は共感を呼び起こし、
人々の気持ちをある方向に向かわせます。
皆で積み重ねてきた努力や綿密な計画の上に
気持ちが一つになる様子を示しています。
人々を大きく巻き込み、
世の中の方向性を指し示す満月と言えるでしょう。
東京チャートでは
満月は8ハウスで起こります。
誰かのために、
皆の大きな目的のために
自分たちの才能、お金、労力を使って
見えないところで力を合わせる、
そんなイメージです。
1月13日には
土星と冥王星が山羊座で合(0度)を形成します。
これまでの2年ほどの間に
壊すべき歪みが露になり、
これから約一年をかけて
新たな形へと再建・新建していくことになりそうです。
この年末年始、
もし、少し重苦しいものを感じていたら
それは、自分の軸・基盤を作りなおしたところで
慣れなくて、少し違和感があるのかもしれません。
人体で言えば、
これからフルマラソンを走るために、
不調があったところを
凄腕の整体師に施術をしてもらう、
あるいは、新しい関節を装着するなどして、
よし、準備万端整ったし、
この新生ボディーでゴールに向かって走るぞ~!
みんな行くわよ~!
と宣言している
そんな満月でしょうか。
ゆっくり少しずつ
微調整しながら走り始めたらよいですね。
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