ラグビーWCでの日本チームの驚異の粘りは素晴らしかったですね!
ルールはいまだによくわからないのですが、例えるなら、お相撲を団体戦にしたような迫力とパスワークなどの球技の面白さをミックスしたような、そんな魅力に夢中になって応援しました。
決勝戦では、勢いに乗るイングランドが優勢という大方の予想の中、南アフリカの勝利で幕を閉じました。
南アフリカが優勝したのは、1995年、2007年、そして2019年と12年毎であることを知り、12年周期といえば木星だな。。と興味を感じて南アフリカの歴史について少し調べてみました。
1995年の南アフリカ
1994年、初の全人種参加の総選挙が実施され、アフリカ民族会議(AMC)が勝利し、マンデラ氏が初めての黒人の大統領として就任しました。
1996年12月、マンデラ政権により南アフリカ共和国憲法が公布されます。
多民族国家である南アフリカは「虹色の国」と呼ばれているそうですが、アパルトヘイト撤廃後に施行されたこの憲法は、第9条で様々な条件による差別を禁じ、世界で最も進歩的な憲法と言われていたそうです。
南アフリカがラグビーWCで初優勝した1995年は、アパルトヘイトが撤廃されて黒人であるマンデラ氏が大統領になった翌年であり、
しかも、南アフリカで開催されたW杯に始めて参加し、初優勝したという大変重要な年でした。
(それまでラグビーは裕福な白人スポーツとされていたようです。)
そのできごとが国民に与えた影響は計り知れず、人々の記憶にしっかりと刻まれたであろうと想像します。
射手座の木星
そのとき(1995年6月)、木星は射手座にありました。
そして、2度目に優勝した2007年10月も、木星は射手座にありました。
さらに、今回も木星は射手座にあります。
1995年のラグビーWC自国開催&優勝という輝かしい出来事は「射手座木星の記憶」となって、南アフリカの人々の記憶に深く刻印されたのではないかと思います。
そして、木星が同じ位置(射手座)に戻ってくる度に、その栄光の記憶が呼び起こされて現実として繰り返された、そのように感じました。
今回の南アフリカのチームは、初の黒人のキャプテンであるコリシ選手がチームを率いましたが、彼は大変な苦労を乗り越えて今があるそうですね。
コリシ選手は優勝後のインタビューで
「この優勝は希望を与える。 違ったバックグラウンド、人種、そういうものを背負いながら一つのことを達成するためにやってきた。そして、それができることを証明することができた。」
このように答えていました。
優勝カップ授与セレモニーでは、今大会のオフィシャルソングが流れましたが、その原曲は、ホルストの『ジュピター(木星)』です。
この曲の穏やかに包み込むようなメロディーが心に染みてさらに深い感動を覚えました。
曲のタイトルは『World in Union』(世界は一つ)。
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さて、人の人生においても
占星術の時期表示であるトランジットは繰返し表れます。
ぜひ、その時期を知って積極的に活用していきましょう!
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