2020年6月21日の日食に続き、明日は山羊座14度(数え)での半影月食です。
それ以外にも、天体たちはそれぞれ注目すべき動きを見せています。
新体制の地固めが本格的に行われ、最終点検が入ります。取り急ぎ作ったものごとの内容を見直して、改善・充実させていく必要がありそうです。
今年の七夕は星空が見えるといいですね。
日食や月食の意味をざっくりと考えてみましょう
半年に一回起こる日食や月食(太陽・月・地球、または、太陽・地球・月が一直線上に並ぶ)は、毎月の新月・満月をパワーアップしたもので、その際には
「宇宙からのエネルギー」が、長期(半年~3年半くらい)に渡り現実世界に取り込まれる通路が開きます。
宇宙からのエネルギーって何だろう??という問いが聞こえてきそうですが、「想定外の影響・できごと・気づき」をもたらすものと言えるでしょう。
日食は、新月と同様に、種まき、エネルギーの補給、新しい計画の基盤づくり、など新たな始まりや新規可能性の芽生えのとき。
そして月食は、満月と同様に、収穫、成熟、物事の成就、あるいは味わったことのない深い情緒的感情の体験
とも言われています。
いずれにしても、
日食や月食は、【次のレベルへの移行のチャンス】であり、新たな考え方、仕事、人間関係を獲得したり、また、【新しいものを始めるために古いものを終わらせるとき】、なのだと思います。
それらの変化が水面下で着々と進んでいる、日食・月食はその変化への「前触れ」と言えます。
個人への影響
日食や月食が、個人のチャートの軸や天体に対して特に、0度や180度(オーブ2~3度)で起こるとき、上記の変化が顕著に表れることが多いようです。
自分自身を振り返ると、結婚、出産、仕事やペットを飼い始めたことなど、必ずといっていいほど、その頃起きた日食や月食が出生図の(主に)太陽・月・軸に関わっています。
ケネディ大統領の暗殺
劇的な例として、ケネディ大統領が暗殺されたときの日食・月食を見てみましょう。
1963年7月6日、山羊座14度での月食。同年7月20日、蟹座27度での日食。
それぞれ、ケネディ大統領の山羊座12度のノースノード、蟹座27度の土星(MCに合)の上で起こっています。
ケネディ大統領は、1963年11月22日お昼過ぎに暗殺されますが、
そのとき、
トランジットのノースノードは蟹座の13度、ケネディ大統領の出生のノードにオポジションでした。
(厳密に言うと、真位置では11度でピッタリ180度)
つまり、月食が起こった出生のノード軸に、トランジットのノード軸が重なったときに暗殺された、ということです。
7月の月食日食から約4か月、余りにも衝撃的で劇的な最期でしたが、この世界での活動を終わらせて次の段階へと移行した、
とも言えるのかもしれません。
これは極端なケースですが、
『宇宙からのエネルギー』を取り入れたい人にとっては、今は、とてもチャンスの時期なのだと思います。
このところの、変化を示す天体配置が
ご自分のチャートのどこで起こっているのか?
自分にとってどんな変化の可能性があるか?
確認して活用されたい方は、ぜひご相談くださいね!
コメント