蠍座新月&双子座満月の星模様(2025年11月20日~12月20日)

暦の上では11月22日に小霜、12月7日に大霜、そして12月22日には冬至を迎えます。一気に寒くなりインフルエンザも流行り始めましたね。冷えや体調不良には足湯がかなり効果があるようです。我が家でも足湯器を長年愛用しています~。

2025年11月20日~12月20日までの星模様です。

KanenoriによるPixabayからの画像

蠍座の新月

2025年11月20日午後3時47分、蠍座29度(数え)での新月です。(東京で作成)

全体的な傾向

天秤座でパートナーシップを結んだら、蠍座ではお互いの境界線を越えて一体化しようとします

蠍座(不動宮・水のサイン)が象徴するのは・・・
肉体的・心理的強靭さ、全てを知り把握したい、洞察力、独占欲、頑固、情熱、執着、極端で濃密な感情体験、サバイバル、死と変容、破壊と再生、心理学、考古学、研究、探偵、生殖器、直腸、膀胱など

蠍座新月からのメッセージ

今回の新月もダイナミックなアスペクトを形成しています。特に、天王星とリリスの影響が強く現れるでしょう。新月が起こる蠍座は他者と感情的に深くつながり一体化するサインですが、そこにリリスという抑圧された欲求や怒りなど闇の部分とその解放を示す感受点が重なります。

蠍座は「全か無か」の傾向がありますが、リリスによって闇に向き合い、怒りの炎で自分を焼き尽くし、不死鳥となって甦る(浄化される)のかもしれません。天王星は不要になったものを壊し、刷新して、自立を促す働きがあり、「不動の」蠍座に変化のためのサプライズをもたらすでしょう。簡単に言うと、感情的なしがらみから解放されて自由になるプロセスが強調されています。

社会的な動きとして考えると、人間関係における癒着でがんじがらめの状況からの解放を画策し、突然の大胆な行動をとるのかもしれません。これは、痛みを伴うかなり思い切った”ボンド剥がし”と言えるでしょう。蠍座という接着剤を剥がすのは水瓶座(天王星)以外にないのです。

また、社会全体では、水面下である方向に向かって着々と大きな動きがありそうです。今は、未来ビジョンについて最後の調整をしているところでしょうか。水瓶座冥王星が示す「個々の目覚め」と水面下での動きはもしかしたら相容れないかもしれません。個の視点と全体の視点の違い、それは来年2月以降に明確になる可能性があります。

★もう必要ないのに手放せないものは何ですか?

11月22日、太陽は蠍座(内に向かう水サイン)から、射手座(上に向かう火サイン)に移ります。主要なテーマは、「他者との融合」から「冒険、チャレンジ精神」に変わっていくでしょう。

新月チャートおよび一か月間(次の新月まで)の主なポイント

次のポイントに注目しました。

  • 新月は水星と合、木星、土星・海王星、天王星とカイトを形成
    • 冥王星が加わり、ホームベースを形成
    • 新月にリリスが合
  • 冥王星がMCに、木星がICに、金星がDCに合
  • 火星が射手座から山羊座に入る
  • 天体の逆行/順行
  • 天体の食度数の通過
  • ミッド・ポイント
  • 新月のサビアン「酋長に自分の子どもたちの命乞いをするインディアン」

① 新月は水星と合、木星、土星・海王星、天王星とカイトを形成

新月は、天王星とオポジション、土星・海王星、木星とトラインで、カイトが形成されています。

今年の8月~来年4月前後まで、サインの27度~30度での新月が続き、土星・海王星-天王星-冥王星の小三角アスペクトと様々に連携して状況を活性化しています。

今回の新月は、7ハウス、天王星とのオポジションで起こり、頂点である天王星がカイトを引っ張ります。

主に対人関係における愛着や癒着に関して、突然の予期せぬ変化、別離、独立といった傾向が強く現れるでしょう。

それは、望む望まないにかかわらず、慣れ親しんだ依存関係を断ち切り、「個の自分」に気づくことで心理的な自由を体験することにつながります。

そして、天王星以外の天体は新月とトラインを形成し、具体的な目標やビジョン(土星・海王星)を拡大して(木星)、現状打破(天王星)の後押しをします。

土星と海王星は逆行して魚座に戻り、未来のイメージをもう一度膨らませるタイミングと言えるでしょう。既存のしがらみから離れて夢に集中します。

チャート全体では、10天体の内7天体が水サインにあり、5天体が逆行中

理性ではなく感情によって判断したり、足かせに囚われてものごとが停滞する傾向、あるいは、新しい世界に踏み出すのに後ろ髪を引かれる思いがあるかもしれません。

ですが、カイトの頂点の天王星は、革新し、切り離し、独立させて、新しい世界が切り拓かれることを強く示しています

カイトに冥王星が加わり、ホームベースを形成

冥王星は一足先に水瓶座に移っていて、今後の動きを垣間見せてくれているようです

水瓶座2度(数え)のサビアンは「予期していなかった雷雨」。

理念、思想が国を越えて全体に広がることで、あちこちに衝撃や混乱をもたらします。

山羊座が権威者の指令に従うならば、水瓶座これは変だと感じたら自分の判断で行動します。

水瓶座冥王星は、思想の拡大と個々の目覚め(それは思想への反発かもしれません)、人々の価値観の抜本的な変化を示しているのでしょう。

その冥王星がカイトに加わりホームベースを形成しています

ホームベースはグランドセクスタイルの一点欠けで、ダイナミックな推進力を示しています。

一足先に風サイン(HOT)に移動した冥王星が、水と地サイン(COLD)へと逆行中のその他の天体たちをリードしているようです。

COLDの天体たちは、静かに、でも着実にものごとが動いていることを示していますが、来年2月以降、次々とHOTのサインに移動して、それらの動きが明確に激しくなるでしょう。

★もし、出生図の乙女座28度前後に天体や軸がある場合は、グランドセクスタイルが完成します。動かなかった歯車がグンと回り始めるチャンスと言えます。

新月にリリスが合

新月にリリスが合(=月の遠地点で新月が起こる)であることも要注目です

リリスは、月の領域の隠れた部分であり、恐怖、抑圧された欲望や怒りと解放、などを示すと言われています。

天王星とのオポジションもあり、無意識の中に抑圧されてきた感情など闇の部分が、思いがけず爆発するのかもしれません。

あるいは、不平等や差別を強いられてきた存在に焦点が当たるとも言えます。

言えなかったことが言える、そんなチャンスかもしれません。

② 冥王星がMCに、木星がICに、金星がDCに合

東京チャートでは、木星と冥王星のゆるいオポジションがMC軸にかかっています

これは、何かを守り育てることを目的とした家族的グループ(蟹座木星)が、社会での影響力を深める(冥王星)ことを示しているかもしれません。

MCの冥王星は、リーダーが絶対的な力をふるいグループを支配していること、ICの木星は基盤の拡大とも言えます。

あるいは、社会と地域の連携や、与党と野党の協力が重要であることを示しているのかもしれません。

このオポジションは、新月と天王星(不動サインの終わりの度数)で調停され、なんとかギリギリ現状を保っている感じです。

そして、ノーアスペクトの蠍座金星がディセンダントに合

人の心理を深く読み取ることで対人関係のバランスをとる人物(女性?)が、外交を担うのかもしれません。

金星(蠍座17度、数え)のサビアンは「自分自身のこどもの父である女」。

母であり父であり女である、色々な立場の心理を理解して、役割をこなす必要があるのでしょう。

★MCに合の冥王星は「破壊と再生」を示していて、社会的に何らかの大きな損失があるのかもしれません。木星とのオポジションは、そこからの復活や報酬があるのかも?

木星は、引き続きキロンとスクエアを形成

家族的なグループの輪が広がる中で、傷を共有し、共に癒され、それぞれが大きく変化していく流れが生まれることも考えられます

ただし、牡羊座(キロン)と蟹座(木星)のスクエアは、偏った方向に突き進み、痛みが拡大する可能性があります。広い視野を持って異なる意見を取り入れたり、時にはいったん立ち止まることも大切でしょう。

*木星、冥王星、キロンのTスクエアは、ざっくりと来年夏ごろまで続きます。

③ 火星が射手座から山羊座に入る

火星は、12月15日に射手座から山羊座に移り、1月23日まで山羊座を運行します

火星は、山羊座に移る直前、

12月9日に土星(魚座25度)とスクエア、12月14日に海王星(魚座29度)とスクエアを形成します。

なので、12月9日~12月14日前後は、ものごとの中断、やる気の空回り、判断ミス、行動の混乱など、勢いが制限されたり誤った方向に突き進む傾向がありそう。

落ち着いて計画を見直し対応することで、12月15日以降に地に足のついた行動をとり、成果を得ることができそう。

④ 天体の逆行/順行

この期間に、いくつかの天体が逆行から順行に戻ります。

11月28日土星が順行に戻り(魚座25度、7月13日から逆行)、2026年2月14日に完全に牡羊座に入ります。

11月30日午前2時35分水星が順行に戻ります(蠍座20度、11月10日から逆行)。

水星逆行中は、人為的ミスや通信機器の障害、電車の遅延などが起こりやすいと言われています。また、順行に戻るタイミングで、逆行中に検討されたことが「発表」されることもあります。

12月10日海王星が順行に戻り(魚座29度、7月5日から逆行)、2026年1月27日に完全に牡羊座に入ります。

どの天体も、特に、逆行/順行に転じるタイミング()は、ものごとの方向性が変化したり、不安定になったりするでしょう。

天体自体が逆行するわけではないですが、「見かけ上」の動きが人間の判断や行動に少なからず影響を与えると考えられます。

➄ 天体の食度数の通過

この期間は、土星天王星海王星太陽が食度数を通過し、重要な期間と言えます。

土星は、この期間を通して、食度数「魚座25度」に合を形成

食度数を土星が通過するときは、課題の成熟や解決の機会が訪れるとても重要なタイミングと言われています。

天王星も、この期間を通して、食度数「牡牛座27度」に合を形成

食度数を天王星が通過するときは、普通ではない、予想外のものがもたらせる可能性があります。独創性や独立という要素もあるでしょう。

海王星も、この期間を通して、食度数「乙女座29度」にオポジションを形成

食度数を海王星が通過するときは、現実と想像の区別がつかなくなり、ものごとが見えなくなる傾向がありそう。創造性や弱者の救済などの理想的な面とともに、嘘、だます、詐欺などのできごとが特に目立つかもしれません。

太陽は、12月7日~8日前後、9月8日の皆既月食度数「魚座15度」に初めてスクエアを形成。

食後、太陽が初めて食度数にスクエアを形成するとき、太陽はそこにエネルギーを注ぎこみます。食によって示されたテーマや問題点が再びクローズアップされるでしょう。

⑥ ミッド・ポイント

次のミッド・ポイントに注目しました。

MC=水星/海王星

  • 理想的なビジョンを描く
  • 非現実的な目標を立てる
  • 言葉による幻惑

MC=木星/冥王星

  • 権力や財力の獲得
  • リーダーシップの発揮

どちらもMCが関わるミッドポイントで、国や与党など日本のリーダーについて表していると言えます。

⑦ 新月のサビアン

蠍座29度(数え)のサビアンは…「酋長に自分の子どもたちの命乞いをするインディアン」

水サインの蠍座(愛着)から抜け出し、火サインの射手座(自由)へと移る直前の度数。自分自身への執着は諦めたけれど、子どもたちの命への愛着が残されているのでしょう。最後の最後までそれを手放すことはできません。

酋長とは、蠍座の価値観の中での掟や守るべきルールなど、何らかの(感情的な)束縛を示しているのでしょう。その掟を破り、自由になることを阻む最後の執着、迷い、握りしめているもの、後ろ髪を引くもの…それらとのせめぎ合いを示しています。

最愛の子どもの命が関わるのですから、12サインの中で、蠍座から射手座へのステップが最も段差が大きく感じられるのかもしれません。

・・・

では、次に満月チャートを見てみましょう。

双子座の満月

2025年12月5日午前8時14分、双子座14度(数え)での満月です。(東京で作成)

満月について

新月は「種まき」、満月は「収穫」と言われています。

新月で、月は太陽からエネルギーを受け取り、満月に向けてそれを形にし、実現させていきます。そして、満月から次の新月にかけて、月のエネルギーは空っぽになっていきます。

また、呼吸のサイクルで言うと、新月の瞬間から息を吸い込み始め、満ちた頂点である満月の瞬間に呼気に切り替えて新月に向けて吐き出しきる、とも喩えられます。

新月は「始まり」、満月は「完成と解放」。そのようなイメージで一か月を過ごしてみると、新月~満月の変化と「切り替えポイント」を体感できるでしょう。

満月チャートのポイント

双子座満月では、情報の収集と発信、ネットワーク作り、好奇心、移動(旅行)などがテーマになりそう。

また、双子座は「柔軟宮の風サイン」。状況の変化に柔軟に対応し、自由に忙しく動き回ります

興味の対象が次々と変わり、気まぐれな傾向があるかもしれませんが、「ありのままの事実を知りたい、そして伝えたい!」というこどものような好奇心は、停滞したものごとを展開させ、解決へとつながるのかもしれません。

満月チャートについて、次のポイントに注目しました。

  • 満月は6ハウスで起こりノードとスクエア
  • 満月のルーラー水星は、木星、土星・海王星、天王星とカイトを形成
  • 火星は土星・海王星とスクエア
  • ミッド・ポイント
  • 満月のサビアン「テレパシーでの会話」

① 満月は6ハウスで起こりノードとスクエア

東京チャートで、満月は6ハウスで起こりノードとスクエアを形成

6ハウスは、国民の健康、感染症、働く環境、公務員、軍隊や警察を表しています。

また、太陽は12ハウスにあり、隠れた場所、病院、刑務所、秘密、妨害などを示しています。

6-12ハウス軸は、人々の暮らす環境を「改善する」ために必要な諸々の、表(仕事、健康、安全など)と裏(それらに問題があった場合の受け皿)の両面に光が当たると考えられます。

あることが当たり前だけど、無くなるととても困るという、well-being のためのハウス軸と言えるでしょう。

双子座満月なので、そういった暮らし安全に直接関わる情報が開示されたり、活発な討論がなされたりするのでしょう。炎上する可能性もありそう。

あるいは、感染症の爆発的な流行、警備問題の提議、機密事項の暴露など、これまで潜んでいたものが明るみに出るのかもしれません。

満月はノード軸とグランドクロスを形成し、多くの人を巻き込み何らかの変化を余儀なくさせる可能性があります。

② 満月のルーラー水星は、木星、土星・海王星、天王星とカイトを形成

双子座(満月)のルーラー水星は、木星、土星・海王星と共に水のグランドトラインを形成。(新月チャートにも同様のアスペクトあり。)

双子座が示す軽やかなコミュニケーションが注目されますが、背後では、引き続き感情的なつながりによる家族的なグループの基盤が、ものごとを支えてダイナミックに動かしています。

人間の心理を深く理解し、言葉によって人心をまとめ(蠍座水星)、弱者を思いやり(魚座海王星)、守り(蟹座木星)、助け合う(魚座土星)グループです。

さらに、グランドトラインは天王星を頂点とするカイトを形成しています

新月チャートと同様に、天王星が状況を牽引していて、引き続き人々を驚かせたり、突然の予期せぬ変化をもたらす可能性があります。

③ 火星は土星・海王星とスクエア

満月以降、特に以下の時期は要注意と考えられます

  • 12月9日頃、火星が土星にスクエア
  • 12月14日頃、火星が海王星にスクエア

水のグランドトラインの一角(魚座の土星と海王星)に対して、火サインの射手座火星がスクエアを形成します

射手座火星は、意見を強く主張し、考えを押し出そうとします。

ですが、土星(権威者)によって抑制、否定されたり、海王星(幻想)によって勢いがそがれ方向性が曖昧にされたりして、力を失う傾向があります。

射手座の「摩擦の火」の勢い、相手と意見を戦わせたい戦意が、一気にしぼむ感じがあるかもしれません。

土星も海王星も【食】度数域にあり活性化されているため、影響が大きくなる可能性があります。

12月15日には、火星は射手座から山羊座に移り、抑圧感や空回り感は少し抜けると考えられます。

それまでは、焦らず落ち着いて外部からの影響に振り回されないことが大切でしょう。

④ ミッド・ポイント

次のミッドポイントに注目しました。

水星/火星=木星/キロン

  • 活気のある決断が、人々の癒しを拡大する
  • 性急な判断や論争が、人々の危機感を増大する

双子座(月)のルーラー水星と射手座(太陽)のルーラー木星が関わるミッド・ポイントです。

さらに、キロンはICに合で木星とスクエア

情報合戦や様々な取引きでの緊張感が、「国土、農業生産、自然災害、野党など(IC・4ハウス)」に対して何らかの危機をもたらすかもしれません。

蟹座の木星が、緊張感を拡大するのか、緩和するのか、両面の可能性がありそう。

➄ 満月のサビアン

双子座14度(数え)のサビアンは・・・「テレパシーでの会話」

双子座は様々なレベルでのコミュニケーションを示していて、14度では、察知する能力を示しています。必ずしも実際に対面したり、メールや電話などで連絡しなくても、相手の考えや変化が直感的にわかります。人間が本来持っている能力と言えるかもしれません。

前後のサビアンを見ると、13度「ピアノを目の前にした偉大な音楽家」では優れた表現力や伝える力、14度「テレパシーでの会話」では超能力、そして、15度「会話をしている2人のオランダのこども」で現実の相手とやり取りします。幼いこどもが初めておともだちと会話するように、相手の反応を取り入れる最初の一歩です。

・・・

蠍座(新月)と双子座(満月)はクインカンクス(150度)で調整が必要な関係です。

蠍座は「感情的な所有」への欲求であり、いったん心を許すと全幅の信頼を置き、命をも委ねる覚悟があるかもしれません。そして、相手にもそれを求めるため、もしも裏切られたときは反動も大きいのですが、離れることも難しいのでしょう。狭く深く固く、というイメージです。

双子座は「情報」に興味があります。何事にも心をオープンにして、偏見なく、善悪に関わらず、具体的な情報を直接収集します。そして、ありのままを人に伝えようとします。ですが、人の感情を悪気なく無視する傾向があるかも。広く浅く柔軟に、というイメージです。

今回の新月から満月への流れは、裏の裏を読み取り取引しようとする心理戦から、良いことも悪いことも、いかに誰も知らない事実を人々に伝えるかという情報戦にうつっていくでしょう。全体を通して天王星の影響が強く、ものごとが大きく変化する可能性があります。

★情報の真偽を見極める直感をどのように磨いていますか?

全体の動き ~まとめ~

蠍座新月(11月20日)~射手座新月(12月20日)までの全体の動きをまとめてみました。

月が緊張のアスペクトを形成するときを赤字で、サポート的なアスペクトを形成するときを青字で、混在しているときは緑字で記入しています。また、その他緊張感のある期間には赤線を引いてあります。

月が出来事や感情の引き金となることについて検証してみてはいかがでしょうか。

・・・

★この期間を通して、土星、天王星、海王星は食度数域(魚座25度、牡牛座27度、乙女座29度前後)にあります。

【11月20日、新月(蠍座29度、数え)】・・・種まき
・11月20日、蠍座の月・太陽・水星・リリス-冥王星-海王星-天王星-木星(ホームベース)
・11月20日~21日、太陽・水星-天王星(不動宮のオポジション)
・11月20日~21日、太陽・水星-海王星(水のトライン)

【11月22日、太陽が射手座へ】
・11月22日、射手座の月-土星・海王星(柔軟宮のスクエア)

・11月23日、水星-土星・木星(水のトライン)

・11月25日、水星-金星(合)
・11月25日、山羊座の月-水星・金星-木星-天王星-土星・海王星(ホームベース)

・11月26日~30日、金星-木星-土星・海王星-天王星(水と地のカイト)

・11月27日、金星-木星・土星(トライン)

★11月28日、土星が順行へ(魚座25度)
・11月28日、射手座の火星-リリス(合)
【11月28日、上弦の月(魚座7度、数え)】・・・発展

・11月30日、金星-天王星(オポジション)
・11月30日、金星-海王星(トライン)
・11月30日、魚座の月・土星・海王星-金星-木星(水のGトライン)
★11月30日、水星が順行へ(蠍座20度)

★12月1日、金星が蠍座から射手座に移る

・12月4日、牡牛座の月-天王星(合)

【12月5日、満月(双子座14度、数え)】・・・収穫
・12月5日、射手座の金星-リリス(合)

・12月6日、水星-木星(トライン)
・12月6日、水星-木星-土星・海王星(水のGトライン)
・12月6日、双子座の月-火星-土星・海王星(柔軟宮のTスクエア)

12月7日~8日前後、太陽が食度数にスクエアを形成

・12月8日、水星-土星(トライン)
・12月8日、蟹座の月・木星-水星・リリス-土星・海王星(水のGトライン)

・12月9日、火星-土星(柔軟宮のスクエア)

★12月10日、海王星が順行へ(魚座29度)

・12月11日、水星-天王星(オポジション)
・12月11日、水星-海王星(トライン)
・12月11日、水星-木星-土星・海王星-天王星(水と地のカイト)
・12月11日、乙女座の月-サウスノード(合)

【12月12日、下弦の月(乙女座21度、数え)】・・・成熟・衰退
・12月12日、乙女座の月-太陽・火星-土星・海王星(柔軟宮のTスクエア)
★12月12日、水星が蠍座から射手座に移る

・12月14日、火星-海王星(スクエア)

★12月15日、火星が射手座から山羊座に移る

・12月17日、太陽-土星(スクエア)
・12月17日、蠍座の月・リリス-木星-土星・海王星-天王星(水と地のカイト)

【12月20日、新月(射手座29度、数え)】・・・種まき
・12月20日、射手座の月・太陽-土星・海王星(柔軟宮のスクエア)

・・・・・
後記:
少し前になりますが、MLBのワールドシリーズでは山本由伸選手が大活躍でしたね。ベッツ選手がダブルプレーを決めた瞬間の山本選手の雄叫びは「まさに獅子だ~」と思いました(獅子座の太陽!)。チャートを拝見すると、ソーラーアークの冥王星が山羊座1度で牡羊ポイントにあります。まさに偉業ですかね。ちなみに、大谷選手も大活躍でしたが、ソーラーアークの火星が蟹座1度で牡羊ポイントにあります。ソーラーアークはシンプルですが強力な時期表示だなと思います。余談ですが、大谷選手は蠍座冥王星とノースノードが合、山本選手は射手座冥王星とノードがスクエアで、2人とも巨大な台風の目のように周りを巻き込む可能性が示されているのは興味深いです。

参考記事
2025年の星模様~占星術でよんでみる~
土星とノードの合(2025年4月)~日食・月食と土星の通過~
土星や冥王星のサイン移動が示す 人生の試練と変化

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