我が家の裏には桜の遊歩道があって、今まさに満開です。
一年のうちたった一週間ほどですが、独特の雰囲気に満ち溢れ、時刻や天候によって、色んな表情を見せてくれます。
毎年その「満ち満ちた」感じを楽しむのですが、今年は何か足りない感じがするのです。
気温が低くて、開花のタイミングが木によってずれたこともあるかもしれませんが、良く見ると花が少ししかついていなかったり、枯れたように見える枝や木があったりします。
猛暑など気候の変化が影響しているのかもしれない、と少し心配しているところです。
猛暑が耐えがたいのはきっと人間と同じですね。。
『令和』発表と水星の動き
さて、新元号『令和』が発表されましたが、その出典を聞いて、最近の水星の動きが思い出されました。
水星の動き
・2月19日、魚座15度で海王星とコンジャンクション①
・2月23日、射手座の木星とスクエア
2月末、新たな選考者を加えての案の再検討が指示される。
・3月6日、新月(魚座15度)直前に魚座29度で逆行に転じる
・3月16日、射手座の木星とスクエア
・3月25日、魚座16度で海王星とコンジャンクション②
3月27日、事実上最高レベルの意思決定会議で首相は初めて『令和』と対面。(『令和』で意見が一致。)
・3月28日夜半、魚座16度で順行へ
3月29日、6つの原案が確定。
・4月1日、『令和』発表
・4月2日、魚座17度で海王星とコンジャンクション③
水星の動きを「書き下し文」的に読むと・・・
水星は「言葉」です。
3月初めにスタートである牡羊座0度の直前で逆行に転じています(このころ元号の再検討が始まる。)
魚座15度(数え16度)のサビアンは「ひらめきの流れ」。
水星逆行中、インスピレーションによる言葉たちがじっくりと検討される中で、万葉集から「梅の花」にちなんだ日本人の美意識に相応しいイメージ(魚座・海王星)の言葉が選ばれます。
山羊座土星も関わって古典に光が当たりました。
射手座木星は学問・有識者でしょうか。
水星が順行になる直前に『令和』が浮上して、順行と同時に6つの原案が確定。海王星との最後のコンジャンクションの直前に、正式に『令和』に決定しています。水星の動きとシンクロしていますね。
日本語は不思議で、『令和』という二文字で、
そこに込められた思いとともに、厳しい寒さに耐えて早春に梅の花が咲き誇る風景や、歌が詠まれたときの様子など日本人の文化的背景にまでイメージが拡がるように思います。
それは一気に日本中に刻まれました(水星と海王星が合)。
「言葉」の力です。
*『令和』発表時のチャートでは、ディセンダントに冥王星とノードがコンジャンクションで、その影響力の大きさを示しています。日本人のほぼ全員が一日で『令和』という言葉を知ることになりましたね。
理想と現実とをつなぐ言葉
ちょっと思いだしたのですが、安倍首相が前回総理大臣であったときに「美しい国 日本」というキャッチフレーズを使いましたが、そのときは言葉と現実がかけ離れている理想論に感じました。
でも、今回の「梅の花が咲き誇るように国民がそれぞれの花を咲かせてほしい」という言葉は、素直に受け取れたように感じています。
もしかしたら、度重なる災害などを体験する中で私たちは少しずつ変化してきたのかもしれないな、ふとそう思いました。
とにかく、「水星、グッジョブ!」(笑)
・・・・・
4月10日(水)には、魚座17度で金星が海王星にコンジャンクションです。
金星が示すアート、音楽、美しいもの、心地良いこと、人間関係など・・・に注目してみると、何か発見があるかもしれません。
天体の動きと現実のシンクロニシティは実に興味深いですね。
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