夏の醍醐味~高校野球応援とこどもたちの未来

ここ数年の私の「夏の醍醐味」と言えば、ズバリ「高校野球」です。

長女が通っていた学校が野球にとても力を入れていて、また、所属していた吹奏楽部は野球応援に邁進していたので、私も自然と観戦に行く機会が多くなりました。

高校野球応援にはまる

最初は演奏を聴くのが主な目的でしたが、、、

おそろいのTシャツを着て、各選手のテーマ曲に合わせて声や身振り・手拍子を合わせて応援するうちに、どんどんはまっていったのでした。

特に印象に残っているのは、ある年の県大会の決勝戦です(つまり、ここで勝てば甲子園!)

地元のスタジアムは外野席まで埋まり、それでも入れない人が長蛇の列をなすという前代未聞の状態でした。

選手がヒットを打てばスタジアムは熱狂の渦となり、私も周りの知らないおじさんたち(会社を休んできていると思われる)とハイ・タッチをするという状態でした(みんな仲間)。

結果は惜しくも負けてしまいましたが、この声援を背負ってプレーをしている選手たちは本当に偉いな、といつも思います。

熱い夏を楽しませてくれて、夢をみさせてくれてありがとう~!です。

熱狂することのもう一つの効果

この「熱狂」は私にとっては別の意味もありました。

普段から6割5分?を保つ傾向(浮かれもせず落ち込みもしない・山羊座の月)に加えて、親など家族の状況や加齢による体力・気力の減退により、気持ちが停滞して無感動になることも多い時期でした

野球応援は、「ブレーキを外してテンションを全開にする」ことを自分に許し、

負けた時の残念さを受け入れる」覚悟をする、

というちょっとオーバーに聞こえるかもしれませんが、私にとって「現状を打破する」ためのイベントでもありました。

そして、その後は何だか元気になるのでした

どんな状況であっても、いっとき自分を解放して熱狂の渦に飛び込んでみる(射手座の火星)というのがここ数年の夏の醍醐味です。

今年は高校野球百周年で、県から2校が甲子園に行けるということで、「今年こそ甲子園に応援に行く!」と楽しみにしていたのですが、惜しくも準決勝で敗退し、それを思い出してはブルーになる今日この頃です。。。

こどもの進路先の学校説明会にいって思ったこと

さて、夏の甲子園は残念でしたが、先日少し世界が広がった出来事がありました。

高校2年生の次女が、「進路のことで一緒に聴いてほしい説明会がある」と言うので、重い腰をあげてしぶしぶ都心まででかけていきました。

ところが、説明が進むにつれて気持ちが前のめりになって聞き入る自分がいました。

それは海外の大学に入る前の、コミュニティカレッジ日本校の説明会だったのですが、印象的だったのは、卒業生たちがあらゆるジャンルの第一線で活躍していること。

先輩たちに「無理」という発想がないので後輩である学生たちは「〇〇がやりたい」「うん、やってみよう」というように、躊躇なく進んでいく傾向が大きいということでした。

また、今やりたいことが見つかっていなくても、海外の大学にはあらゆる学びのコースがあるので、進路が見つけやすいそうです。

自分の学生時代を振り返ると、「少しでも良い大学に入って、普通に就職して、結婚して・・・」という風潮があり、自分も周囲もその当たり前(と思っていた)の中で行動してきたように思います。

「無理」という発想がない(少ない)若者たち、そして「学び」の幅広さ、それは新鮮な驚きであり、とりあえず、そういう世界があるのだな~とテンションがあがったのでした(笑)。

こどもたちには、種が発芽するように本来の方向に伸び行く力が備わっている、生命がもつパワーですね。

親としてできることは、押しつけず、手や口を出し過ぎず、でもここぞという時には全力でサポートすること。

何よりもこどもたちの未来に対して一緒にワクワクすることが秘訣かなと思います。

子育ては課題満載の親育てでもあります。

お子さんとのベターな関わり方は?そして自分自身の人生についても考えてみる・・・コンサルテーションをそのような機会として活用していただければ幸いです。

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