適職判定の価値~天王星の牡牛座入りに寄せて~

オンライン復習会のご報告

先日の「新里先生来日セミナー2017のオンライン復習会(予習会)」では、「ノエル・ティル式適職判定」をとりあげました。ご参加の皆さまありがとうございました!

ミッドヘブン拡張法やその他のチェックポイントにより各自適職を分析・発表し、意見の交換を行いました。それぞれの「趣」はかなり個性的なのですが、専門家として相手に何かを提供したいという思い、学ぶことへの情熱、そして占星術をこよなく愛する(笑)という共通項がチャートから醸し出されているなと思い、私自身とても楽しませていただきました。

次回は5月29日(火)午後9:00からです。ご興味のある方はぜひご参加ください!

天王星と人の一生

さて、まもなく天王星が一旦牡牛座に入ります。天王星の周期は約84年でちょうど現代の人間の平均寿命と同じです。つまり、天王星は人生をトータルに捉える視点であると考えられます。(このあたりは占星家の松村潔先生がご著書の中で詳しく書かれています。)

目の前の出来事を人生全体の中に位置付けることで、感じ方や対処の仕方が変わり、本当に重要なことの焦点が定まるように思います。人生に軸が通る感じでしょうか。

天王星リターンの時(84歳頃)には、ノード軸が出生のノード軸とオポジションになります(ノード軸4周半)。ノード軸がこの世とあの世の魂の出入り口だとすると、天王星が一周して人生を終えると、誕生時とは出入り口が反転していて出口が入口になり再び繰り返すことになります。この繰り返しは、もしかしたら、輪廻転生というものが天王星意識に深く関わっているということかもしれません(あくまでも個人的考えです)。

このところ、自分も含めて親しい友人たちの親が相次いで他界し不思議に思っていたのですが、天王星牡羊座時代で天寿を全うし、牡牛座時代を生きる必要がなかったのかな…などと考えたりしています。やはり天王星は人の一生の区切りに深く関わっていて、つまり「人生で天王星的視点を獲得することがとても重要」だということかもしれません。

この世を去る瞬間「紆余曲折あったけれどこの人生に悔いなし」という思いで逝きたいものです。。

「天王星的」というと、いつも高村光太郎の「道程」を思い出します。「僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる…」光太郎は、シングルトンの天王星が魚座22度の太陽とオポジションです。ここまでの覚悟はなかなかできないなあ、と思います。

牡牛座天王星時代の可能性

今年はバラの花の当たり年だという近所の噂です。我が家のジャングル化?した庭でも、今年は不思議と花がよく咲いています。花が話せたら理由をたずねてみたいところです(笑)。

天王星が牡牛座に入ると、新たな発見や発想の転換によって、地球資源のユニークな活用や地球環境の新しい形での保全に向けての動きが期待されます。また、「種子」や「菌類」にスポットが当たり重要な役割をするかもしれません。それらは土壌を豊かにして生態系を整えます。山が豊かになるとその栄養分は海に流れ込みます。

また牡牛座の天王星と魚座の海王星はしばらくセミスクエアを形成します。インスピレーションが創造性につながり、最新のテクノロジーとアートの融合がますます進むように思います。また、テクノロジーが癒しに活用されることが増えて、私たちはロボットに話をきいてもらい、感情の投影をして心の安定を得ることが当たり前になるかもしれません。

牡牛座天王星と適職判定

私たち人間の資源に目を向けてみます。人は備わっている能力をフルに発揮できることを快いと感じるメカニズムがあり、これは脳からの報酬だそうです。つまり、人は持てるポテンシャル(資源)を最大限に発揮してこそ満足を得られるのです。

ノエル・ティル式適職判定に話を戻すと、その極意は、その人のポテンシャルの核(ターゲット)に到達することです。そして、誰もがその多様な可能性を発揮したとき、そこには争いではなくパズルのピースのように補い合うという不思議な調和が生まれるように思います。

そう考えると、適職判定とは、最も高度で最重要の技術の一つであり、長い時間をかけて熟達していく価値のあるものといえるでしょう。

牡牛座天王星時代は、自分のポテンシャルの「核」を掘り起こして「我が道を行く」という深い喜びを得るチャンスであり、その独立した姿勢は、周囲の人が自分の「道」を見つける指標になるのかなと思います。