リロケーション② 20世紀のシンデレラ グレース・ケリー(2)

グレース・ケリー(1)からの続き・・・

女優グレース・ケリーとリロケーション(ハリウッド)

さて、ここからは、グレースの女優としての自己表現とリロケーションをみてみます。

まず、ティル式適職判定のMC拡張法では、アセンダントと5室、9室が強調されています。そして、5室のペレグリンの天王星はMCとトライン。10室の海王星は、5室のルーラーで、5室にある魚座の月のディスポジター。5室のさらなる強調。

創造的自己表現(パフォーマー)。国際的女優。映像。

9室ルーラーの月は9室の蟹座の冥王星とトライン、3室ルーラーで牡羊ポイントの土星とスクエア。水星はペレグリンでMCにスクエア。3-9室の強調。

コミュニケーション。

 

ミッドポイントをみてみます。

ACルーラー冥王星(9室)=太陽(MCルーラー)/月(9室ルーラー)

人間関係を通して国際的に権力を得る可能性。これはとても強力ですね。結婚により海外に渡り、公妃という立場を得たことを表しているようです。

 

AP=太陽(MCのルーラー)/MC

公妃として人々に知られる。

 

MC=ノード=金星(天秤座)/火星(蠍座)

仕事における芸術的・性的表現が人々を魅了する。

ヒッチコック監督は、グレースの「身だしなみの良さで包まれたセックスアピールという相反する個性」に魅了され、「セクシュアルエレガンス」と表現しています。(蠍座と天秤座)

 

MC=ノード=海王星/冥王星

仕事における超自然的な直感。何かに導かれるような体験を他人と共有する。

グレースは、「自分の直感や第一印象を信じなさい。」と言っています。

 

魚座の月(5室)=ペレグリン天王星(5室)/海王星(5室ルーラー)

自己表現における情緒的説得力。

 

AC(蠍座)=水星(蠍座)/金星(天秤座)

自己防衛の傾向と共鳴する理想主義。理想の自己像、洗練された女優の仮面。

同時代のマリリン・モンローの華やかなイメージに対して、「クール・ビューティ」と評されました。

そして、「彼女の特筆すべき資質は、名門の出だが尊大でなく、教養があっても堅苦しくない、きわめて感情が豊かだが、それをあまり出しすぎていないところにある。」「グレースの仕事ぶりは、すぐに彼女がハリウッドでいちばん良心的で、思いやりのある女優の一人だという評判をうみ、撮影スタッフからも好かれた。」とあります。

 

彼女の情感豊かな魚座の月、セクシュアルな蠍座と優美な天秤座の融合、そして、良い人間であろうと努力した(理想的自己像)様子がうかがえます。

 

女優として活躍したハリウッドでのリロケーションチャートです。

牡羊ポイントの土星がMC軸にのっている

努力により野心を達成する。

AP=AC=MC=金星/海王星=月/天王星=木星/冥王星

「美的創造性」と「公衆への個性的自己表現」により「大きな成功」を収めて人々に知られる。このミッドポイントは象徴的です。

 

女優としての成功をよく表しているなーと感心します。

 

グレース・ケリー(3)に続く・・・